2010年5月12日水曜日

第2テーマ<スーパー>報告:


 <三畳>

●小学校学習指導要領(第3学年および第4学年)では・・・

内容 (2) 地域の人々の生産や販売について,次のことを見学したり調査したりして調べ,それらの仕事に携わっている人々の工夫を考えるようにする。

地域には生産や販売に関する仕事があり,それらは自分たちの生活を支えていること。

地域の人々の生産や販売に見られる仕事の特色及び国内の他地域などとのかかわり

内容の取扱い 内容の(2)については,次のとおり取り扱うものとする。

イについては,農家,工場,商店などの中から選択して取り上げること。その際,地域の生産活動を取り上げる場合には自然環境との関係について,販売を取り上げる場合には消費者としての工夫について,それぞれ触れるようにすること。

イについては,国内の他地域だけではなく,外国ともかかわりがあることに気付くよう配慮すること。その際,児童に無理のない取扱いをすること。

●取り上げる対象の全体像

今や私たちの生活とスーパーは密接な関係で結ばれており、生活を営んでいくうえで欠かせない存在となっている。スーパーの形態は時代とともに変化してきており、専門のスーパー以外にも衣、食、住にわたる各商品を買うことが可能な大型スーパーも登場した。コンビニの生鮮食品強化、ドラッグストアの食品強化等、スーパーと他業態との競合も激化している。また、都心への人口回帰に合わせターゲットを絞った生鮮食品中心の小型食料品スーパー等の実験的店舗も出店している。営業面では、夜間に買い物をする顧客のために営業時間延長や24時間営業を行うことで消費者のライフスタイルの変化に対応している店舗も増加している。オーバーストア状態から、業種・業態を超えた顧客の奪い合いという状況にもなっている。

また、近年では商品を売るだけではなく、募金や救援活動の支援を行ったり、職業体験などを通して子どもの教育支援を行っているスーパーも多い。

●問題点

このような現状から以下のような問題点が挙げられる。

*他スーパーやドラックストア、コンビニ等との価格競争、大型スーパーの出現

 →地域商店街、個人商店などの経営悪化

*コンビニ等に対抗した営業時間の拡大

 →環境への負荷、雇用の問題

*レジ袋などによる包装ごみ

→容器包装リサイクル法の制定により、エコバックの持参やレジ袋有料化が進む


(一週間のレジ袋の利用状況)


   (マイバックの所有状況)  


      (レジ袋をもらわない理由)

●子どもたちの生活経験との関わり

スーパーは子どもでも行った経験のある身近な場所であり、またスーパーで売っている商品もふだんの生活に関わるものばかりである。スーパーを実際に見学し、スーパーで売っている商品調査や、働いている人、買い物をしている人への聞き取り調査、その他いろいろな気付いたことを通して地域の人々の生産や販売について学ぶのが子どもたちにとって取り組みやすいと考える。

○売り場の様子 ex)売り場の広さ、商品の陳列の仕方、値札の書き方、関連商品が近くにある・・・

    →モノを売る側の工夫、販売に関する仕事の特色がみえてくる

○商品の調査 ex)仕入先はどこか、国内?国外?

    →生産に関する仕事の工夫や特色、また私たちの生活が国内だけではなく国外のさまざまな地域によっても支えられていることに気付く

○働く人への調査 ex)品切れにならないようにする、会計を手早く、からだの不自由な人への配慮・・・  買い物をしている人への調査 ex)なぜここのスーパーを選ぶのか?

    →販売という仕事に関わる人の工夫や努力に気付く

またこれらの学習を通して学習指導要領では触れられていないがリサイクルなどスーパーが環境に対して行っている取り組みについて学ぶと良いと私たちは考える。

・マイバックの持参

・リサイクルボックスの利用

・過剰な包装はないか?

・売れ残った商品の行方を考えてみる 

→消費者である自分たちにも何かできることはないか?上手な買い物とは何か?

自分自身の生活を見直し、環境に対する意識を高める                                  

参考文献  環境省ホームページ

「レジ袋がなくなる日」 マイクロマガジン社 2007,6 環境問題を考える編集者の会

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<ビタミンA>の発表プリントはパワポで作られており、僕の技量ではこのブログに再録することが出来ません。

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