2010年5月19日水曜日

第2テーマ「スーパー」批評/理科9班

<アンモニア班>

三畳班
・レジュメの約1/4が指導要領について故に、レジュメの量と比べて内容が薄く感じられてしまう。載せるのであれば要点を絞って載せるべきである。
・参考文献が少なく、述べている内容の信憑性が問われてしまう。内容としては悪くないと思うため、より多くの文献を調べ掲載すると良いのではないだろうか。
・前回のプレゼンテーマであった「ゴミ」とリンクする部分があることについては賛否両論あるだろうが、繋がりある学習というのはプラスとしてとらえる事が出来ると思われるため、良かったのではないか。
・グラフはどこから引用したのかを明記するべきである。情報の発信元が信用できる相手なのかを知るにあたって必要な情報であると考えられる。
・具体的な例が挙げてられない。1つ具体的な内容を挙げることで提案としてより良いものとなるのではないだろうか。
・子どもたちが学ぶという点に触れるのなら、もう少し詳細にレジュメを作るべきではないだろうか。

ビタミンA班
・発表が今までの班でもっともしっかりしていた。質問にも素早く対応していたので発表面では問題はなかったと考えられる。
・パワーポイントを使用したレジュメを用意したが、レジュメ自体を発表には生かせていなかった。発表自体は良かったため、改善点としてはレジュメの内容と発表内容がよりリンクしていけば良いのではないだろうか。
・参考文献やURLが非常に多く細かく調べたことがうかがえる。
・ネットスーパー・プライベートブランドなど現代的なテーマが多く、それに関連したコンビニエンスストアを引き合いに出したことも良い点だと思われる。
・内容に関して、悪い点についてグラフなど視覚効果のあるスライドがないことが挙げられる。例えばスーパーの売上高などはグラフを用いればより強い印象をつけられるし、ネットスーパー・プライベートブランドの売り上げについてグラフでまとめても良いのではないか。
・発表中にメモを取るように指示を出していた点について評価する。教育という側面を含めて考えればこのような指示出しは重要なものである。
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<ガスバーナー班>

第一ステージ(問題の概要と要点をつかみ、子どもたちの生活経験との関わりを見つけ出す)の発表の批評をする。
 三畳班の発表(スーパーについての問題)では、わたしたちの生活とスーパーがどれだけ身近なもので、わたしたちにとってどれだけスーパーが必要であるかを対象の全体像として細かく示されていて良いと思う。しかし、スーパーの全体像をしっかりつかんでいるのだが、問題点が簡単に挙がっており、内容が非常に薄いと思う。問題点はたくさん挙げておくものであると思う。子どもたちの生活経験との関わりについて、関わりがよくわからない。子どもたちの生活経験との関わりについて述べていないのではないか。関わりは直接的な関わりと間接的な関わりに分類してみるのがよいと思う。どこかどのように子どもと関わりがあるのか、もっと詳しく、本当に必要なものなのかを訴えるくらい説明してほしいと思う。

 ビタミンA班の発表(スーパーについての問題)では、全体像としてなぜこのスーパーが取り上げられるのかをもっと班で議論した方がいいのではないかと思う。全体像の内容として不適だと思う。ビタミンA班で素晴らしいところは、新聞から最近のスーパーの問題を取り上げていて、リアルタイムな出来事を子どもたちに伝えることが、社会科を指導することにとって非常に大事なことだと思う。スーパーだったらこの問題という、ありふれた内容をもちいない授業づくりが、まさに新聞などのリアルタイムな問題を取り上げることだと思う。子どもたちの生活経験との関わりについて、子どもたち自身が消費者の視点で関わりを挙げていて良いが、さすがに視点が狭い。もちろん、わたしたちは消費者であるが、将来、ある子どもが
スーパーで働く労働者となるならば、もっといろいろな視点で関わりを見つけてほしいと思う。

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<真空放電スペクトル>

*三畳班*
<スーパー>
 三畳班では主にスーパーのレジ袋について発表してくれました。プリントには記載されていませんが、一人一人がレジ袋を利用せずマイバックを利用することでどれだけのCO2が削減できるのかなど、環境問題にまで発展してスーパーについて発表していました。しかし、今回の報告ではスーパーの販売戦略についてもう少し突っ込んで発表すべきではなかったのかと思います。つまり、スーパーが消費者に対してどのような工夫をして商品を買ってもらうかだと思います。
 また発表のしかたについても、発表者が「今初めて資料を読みます。」というのが伝わってきてしまう発表だったと思います。発表者側は何年後かに教壇に立つという意識を持って発表すべきだと思います。プリントの作成でも、せっかく環境問題について調べてきたので、ただ調べたことを読み聞かせるのではなく、空欄を作ってメモを取らせたり、参加型の発表にしたらよりよい発表になったと思います。

*ビタミンA*
<スーパー>
 ビタミンA班では販売方法について発表していました。そのひとつにネットスーパーを取り上げていて、とても興味深いものでした。ただパワーポイントでもっと見やすくまとめてあったらよかったと思います。例えばメリットとデメリットを見やすいようにするだけでも私たち聞いてる側も見やすく、聞きやすい発表になったと思います。また、大型スーパーと中小小売店との関わり方についての現状については報告してくれましたが、ビタミンA班がどのようにしたら大型店と地域社会の融和促進を図れるのかを考えて、解決策の一案でも出してくれると私たちも解決案を考えられたと思います。最後に子どもたちがどんなことをどのように学んでいくのかがしっかりまとめてあり、全体的にすばらしい発表だったと思います。
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<T2ファージ>

〈三畳班〉
プリントも発表の内容はとてもわかりやすく、全体的にまとまっている発表であったと思う。「対象の全体像」では、現在のスーパーなどの問題点が特にわかりやすく書かれていて、発表を聞く側としては、とても理解のしやすい内容であった。
しかし、「問題点」のあたりから、発表の主旨が、スーパー・コンビニでは無く、ゴミ問題になっていた印象を受けた。今回の発表のテーマは「スーパー・コンビニ」なので、もう少し内容を考えたほうがよかったと思う。また、発表を聞いていて一方的に小売店が不利であるという印象を受けた。しかし、商店街のなかには、スーパーやコンビニに対抗するために、地域と協力をして、客離れに対する対策をとっているところもある。例えば、商店街で買い物をすると駅周辺の駐輪場一時間無料駐輪券がもらえる、などの対策をしているところもあるので、そういったことを調べて紹介してもよかったのではないか。これでは、発表を聞く側の人たちに偏った考えを持たせてしまうのでは、と思った。

〈ビタミンA〉
パワーポイントを使用していて、視覚的にも、内容的にもとてもわかりやすかった。また、資料も最近のものでとてもよく調べられていた。全体的に内容自体はとてもわかりやすく、スライド一つ一つの文字の大きさや配置なども適切で大変良いと思った。しかし、「イトーヨーカドー」や「西友」などの個人を特定できる名前を出すのではなく、もう少しそこを配慮しては、と感じた。もし出すのならば、許可を取ったことなどをきちんと明記するべきでは、と感じた。あまり個人名を出してしまうと、発表を聞く側に偏った考えを持たせてしまい、あまり良くないと思う。また、発表内容が、事実内容が多い印象をうけた。もう少し、「スーパーが抱える問題点」や、「ネットスーパーに対して」の発表者の人たちの意見や考え、または改善点などが含まれていても良いのでは、と感じた。また、子供たちとの関わりに関する内容が薄いと思う。社会科指導法Aの授業の内容からして、スーパーの現状を説明するばかりではなく、もう少し学校教育と結びつけ、どのように子供たちと結びつけていくかを議論し、発表しても良いと感じた。
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<ニュートン>

三畳班
社会科の指導要領が書かれているが、社会科指導要領はすでにみんな持っているので細かく内容を書くのではなく、指導要領の何ページを見てください等口頭で言ったほうがよかった。
レジ袋をもらう人が多く、それが原因で環境を破壊してしまうというのは、スーパー等の問題ではなくゴミ問題なので、違うところに焦点を置きスーパーというもの独自の問題を取り上げたほうがよかった。
スーパー単体でみるのではなく、スーパーというのはものの流れのひとつであり、そのようなところで生じる問題も取り上げて教えたほうがより良いと思う。
スーパーと私たちとの関わりが書いてあるため、子どもたちに教える場合、子どもたちは自らの生活の場面との関わりが分かり、よりスーパーに対し興味と身近さを持てると思うので、このことを教えるのは良いとおもう。
具体的な数値がきちんと調べられ書かれていた。
販売に対するお店側の工夫や、商品が多くの国により支えられているというが多く、生産と消費という流れとスーパーの関連についてはあまり書かれていなかった。

ビタミンA班
論点がきちんと区別されて、ひとつひとつそのことについて解説していき、最後にまとめてきちんと結論がなされていた。
ただ単にスーパーを外に出ているお店だけでみるのではなく、最近利用者が増加しているネットスーパーを取り上げており、より分かりやすくなっていた。
今現在のスーパーの問題について多く書かれており、スーパーのスタイルはいつからできたのかなどの過去のことや、今後スーパーはどうなっていくのかなどの未来のことなどはあまり書かれていなかった。スーパーのような問題はどんどん変化していくと思うので、書いてあればより有効であると思う。
子どもたちの生活との関わりだけでなく、そこからどのように子どもたちにスーパーについて教えていくのか、またそれをどこの学習につなげ活かしていくのかまできちんと書いてあった。
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<ピペット>

三畳班の発表は、配布された資料は白黒印刷だが、薄く下線を引いてある部分があり、重要な部分がどこかが一目でわかるようになっていたので良かったと思う。図やグラフを上手く利用していたと思う。しかし、プリントに記載する文章は少し長い気がした。大切な部分にマークがされているのはとてもよかったが、発表を聴覚から取り入れるというより、多くをプリントから取り入れてしまった。また、大きく取り上げている例がスーパーのレジ袋についてだったので、レジ袋はどちらかというとゴミ問題に入ると思うので、取り上げる内容を変えた方が良かったと思う。また、コンビニとも比較していたが、ここではスーパーと私たちの生活という面で報告しなければならないので、その面でも内容は変えた方が良かったと思った。
ビタミンA班の発表は、スライドを利用するというほかの班とは違う発表の仕方をしていて工夫していると思った。スライドなので、色がついていて見やすく、図も大きく映るので、見やすくて良かったと思う。聴覚でも視覚でも発表をうまく取り入れられるように工夫されていた。しかし、スライドを縮小してプリントにした時、文字がつぶれて身にくくなっていたので、印刷するときは文字の書体を変えた方がいいと思った。また、スライドの内容をそのままプリントに印刷するだけではプリントの内容がとても薄いものになってしまっていた。プリントを配ることを考えたら、資料は別に作成するべきたったと思う。内容はテーマに沿ったものになっていた。今回のテーマでは、価格と品質の関係のバランスを取り上げてもよかったと思う。とてもよく調べられていて、質問にもきちんと対応できていたが、発表が間延びしていたと思われた。

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<プリズム>

三畳班の発表に対する批評
声の大きさ、速さは適切で聞き取りやすかったと思う。また、配布資料も簡潔にまとめているので、理解しやすかった。しかし発表中に発表者が資料を常に見ている状態になっており、聞く側に対して顔を向けていなかった。声もしっかり通るようになるし、聞く側にも真剣さが伝わると思うので、しっかり顔をあげて発表するべきであったと思う。調べた内容についてはよかったが、論点がずれている印象を持ったスーパーおよびコンビニについて考えるのであれば、例えば売上やその仕組みを論点にするべきではなかったのかと思う。ゴミ袋はあくまでもゴミ問題で扱う問題であると思う。

ビタミンA班の発表に対する
スライドは見やすく構成されていて、発表の趣旨を簡潔に表していた。内容は、なぜコンビニではセールをやらないかという自分たち消費者の立場の人が疑問に思うようなコンビニとスーパーの流通面の違いを述べており、生徒が聞いていて関心を持てる内容になっていたと思う。また、セブンイレブンを例に挙げて経営者側の事情も述べられていて、よくまとめられていたと思う。しかし三畳班と同じく発表中に発表者が資料を常に見ている状態になっており、聞く側に対して顔を向けていなかったので、途中何を話しているのかがわからないことがあった。先ほど述べたが顔をあげることによって聞く側に何を伝えたいかをより伝えられると思うので、注意するべきだと思う。またパワーポイントのグラフの数値が分かりづらかったの
で、もう少し拡大するとさらに良くなると思う。調べた内容自体はよかったので、発表の仕方やスライドの見やすさに気をつければいいと思う。
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<ボルボックス>

三畳斑に対しての批評
詳しく発表できていて、具体的な数字までだしていた。スーパーという大きな単元の中から一つに絞ったことはよかったが、レジ袋という観点はスーパーではなくゴミ問題でとりあげるべき内容であった。他に、子どもたちの生活経験との関わりという項目も第1ステージでやるべき事ではないので不要であり、資料の最初に書かれている小学校教育指導要領の引用も周知の事実であるため不要である。
また、配布された資料について言うと、文章が長く発表の時にプリントの何処のことについて今話しているのか分かりにくかったので、資料は必用最低限のことだけを書いて簡略化したほうがよかった。逆に発表の際に何かのデータについて述べていたが、そのデータのグラフなどは資料に載っていなく、口頭だけで伝えていてそのデータが何について述べられているのか、何が言えるのかほとんど分からなかったので、調べたデータは資料に乗せて目に見える形で伝えたほうが分かりやすい発表になったと思われる。

ビタミンA斑に対しての批評
まず、発表の仕方に関して述べると、はっきり述べていて聞き取りやすくよかった。また、調べたことを口頭で述べる発表ではなくて、PowerPointを使っていたので分かりやすかった点と、資料のグラフがモノクロで見づらい点を補う発言があった点はよかった。ただ、スライドのすべてを印刷してプリントにする必要はないものの、もう少し発表のときに使ったスライドがプリントされていたらさらによかったと思う。内容についても、構成が全体像を始めに挙げそこから論点を見出し、最後にまとめをする。といった構成で分かりやすかった。多少盛りだくさんの内容になっていたが、スーパーの問題点が分かりやすくよく考えられた発表になっていた。その点は、資料に書かれている参考文献・URLの多さからもうかがえる。だが、ネッ
スーパーの説明がなくネットスーパーがどういうものか分からなかく、かつ、なぜネットスーパーが問題とれているのかの説明も分かりにくかった。
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<ミジンコ>

三畳班の発表では全体像はわかった。価格競争などの問題を取り上げているところまでは良かったが、後半はほとんどエコバッグを取り上げた内容に終始していてスーパー全体の問題点がかすんでしまったと思う。マイバッグやリサイクルボックスの取り組みについてとても詳しく調べられていたが、スーパーでの取り組みではあるものの、環境問題であり、スーパーの分野ではなくゴミの分野に近くなってしまっていたと思う。指導要領をみても、販売を取り上げる場合には消費者としての工夫などに触れるように記されているので視点を少し変えた方が良いかもしれない。また、発表の中では“スーパーは大きく分けて3種類がある。総合スーパー・専門スーパー・その他のスーパーに分けられる。”とあったがこの3種類の中での競争についての問題点や利点についてなど具体的な内容には触れなかった。私はスーパーについての視点は地域との関係、雇用問題、資本主義経済の中で生き残るための企業戦略など大きなものを取り上げたらいいと思う。

資料について触れると、先生がおっしゃっていたように文章でなく箇条書きである方が良いと思う。また数値を口頭だけで述べるものが多かったので少しわかりにくかった。グラフに関しては白黒にしてもわかるようになっていたので良かったと思う。

ビタミンA班の方は最近の新聞から問題点を取り上げていて、プレゼンもわかりやすかった。値引きの問題など、販売や消費に関わることが鋭く指摘されていて良い発表内容だったと思う。スーパーが地域に与える影響についても触れられていたので、中小小売店の厳しい現状がわかりよかった。ただ気になった点としてはプライベートブランドについての発表である。発表の中ではスーパー側と消費者側の利点や問題点の内容については十分であったと思うが、その下の子会社の待遇については特に取り上げられていなかった。プライベートブランドの製造として契約した子会社は仕事を保障される代わりにぎりぎりの経営を強いられることになり、手取りの収入は少ないと言われる。このような雇用問題にも踏み込めるとさらに内容の深い発表になったと思う。


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