2011年4月30日土曜日

第2ステージの作業グループ


第2ステージでは、前回に各班から出された希望を踏まえ、a) 廃棄物処理(ゴミ問題)、c) 販売業(スーパー、コンビニ)、e) 通信業(マス・メディア)、g ) 異文化理解、国際交流4つのテーマを取上げることにします。

各テーマの作業グループは、以下のように割り当てます:

5月19日・廃棄物処理(ゴミ問題):再履2、ソーダ、ハーバー、肉じゃが、写実派。
5月26日・販売業(スーパーまたはコンビニ):再履3、レベル1、片栗粉、ロココ。
6月2日・通信業(マス・メディア):再履1、キュビズム、チロル、バロック。
6月9日・異文化理解、国際交流 :セブン、グンソク、コシヒカリ、印象派。

第2ステージでは、取上げるテーマの概要と要点をつかみ、子どもたちの生活経験との関わりを見つけ出すことが課題です。





第3回課題:学習指導要領の検討


<課題>
現行の小学校学習指導要領・社会科の内容を、4月26日の授業(班からの意見、及びミワのコメント*)を踏まえて、各班で改めて討論し、以下の要領で報告を作成し、期日迄に提出しなさい。

* ライフラインに関わる公共的活動や産業活動は、一つを選択するか、それとも重要なものを総て行うか;「同心円型」の段階を踏むか、初めから現実社会のグローバル化状況に見合った取上げ方をするか;「公民」分野の内容を6年生以前から取上げるべきか;歴史を「重要人物」本位か庶民・民衆本位で取上げるか;
◎ 学習指導要領に法的拘束力をもたせることは、その内容がどのように「良い」ものであっても、憲法で謳われている基本的人権(教育の自由)に反すること;現場では事実上の拘束力があること;学習指導要領にはしばしば時々の政権の政治的利害が入ること;子どもたちの生活や関心の実際を踏まえることは、現場の教師にこそ可能なことであって、学習指導要領を作る文科省にはできないこと;
[ミワのコメントなどは、近日中にまとめ、このブログに載せます]


<班報告要領>
・ 締切り:5月10日(火曜)17時
・ 提出先:法学研究室(B212)ポスト
・ 様式:A4班、横書き(鉛筆書きのものは受理しません)、ワープロの場合は1ページ40字×40行以内。字数・枚数制限なし。
・ 取りまとめをした者の氏名を明記すること。
(eメールの場合は、同日12時まで。.txt または、.docファイルで作成したものを添付し、かつ本文に原文を張付けること)

2011年4月15日金曜日

第1回課題と注意


社会科についての君の肯定的経験(面白かった、理解が深まった、等々)と否定的経験(つまらなかった、何のためやっているのか分からなかった、等々)との検討を通して、社会科学習の意義について、君の考えを整理しなさい。

締切り 4月19日(火)17時 B−212法学研究室前の受付箱へ提出のこと。
鉛筆書き不可。
この授業受講期間を通して保存できる任意のB5版用紙を使うこと。

<注意>
まだ、連絡担当からのメールが届いていないグループが2つあります。
タイトルにグループ名、本文にメンバーの氏名、学籍番号の一覧を記したメールを送ること。



2011年4月14日木曜日

2011年度 授業計画



授業の内容:小学校社会科で取上げられる4つの単元領域から、各1つずつの学習テーマを選び、

(1)その対象領域の今日的問題状況を概括的に学ぶ(ステージ2)ことを前提として、

(2)これを社会科学習の小単元として構想する(ステージ3)こと、

そして(3)導入部分の授業展開を組み立てる(ステージ4:最終レポート)ことに取り組む。

とりあげる小単元としては、

3〜4年生で「地域の人々の生活にとって必要な」として取上げられる廃棄物処理(ゴミ問題)または上下水道(水問題)、販売業(スーパー、コンビニ)

5年生で取上げられる「通信などの産業」(農水林業、工業、運輸通信業)、

6年生で取上げられる「我が国と経済や文化などの面でつながりが深い国の人々の生活の様子」(異文化理解、国際交流)、あるいは歴史(現代社会の変貌、維新改革など

を扱う。

授業の方法:

6〜7人の作業グループ(班)を作り、上記(1)〜(3)を各4回ずつからなる2つのステージに分け、毎回4〜5班が分担して集団作業による報告(文章化は全員が順に担当する)をし、班を単位とした討論および教員による批評と指導を行う。報告をした班は、その担当回の討論などで出された意見などを踏まえて「応答報告」(文章化は全員が順に担当する)を提出する。

各ステージを通して、「応答報告」を踏まえて教員からそのステージの全般的なまとめと問題提起を行い、全体討論したうえで、次のステージの作業課題を明確にする。

授業展開(スケジュール)

第1回 授業全体の構想説明と作業グループ作り、第1ステージの準備打ち合わせ。

作業グループは、a) 廃棄物処理(ゴミ問題)、b) 水道(水問題)、c) 販売業(スーパー、コンビニ)、d) 生産業(農水林業か工業)e) 通信業(マス・メディア)、f) 歴史(現代社会の変貌、維新改革など)、g ) 異文化理解、国際交流 等から4つのテーマを選び、各テーマに45グループずつ作る予定。

4月14日 1)学校でなぜ社会科か? 

  21日 2)社会科で何を取上げるのか? 対象と系統

  28日 3)面白い社会科の授業とは?

5月12日 4)授業作りのツボ and 第2ステージ準備について

<第2ステージ:問題の概要と要点をつかみ、子どもたちの生活経験との関わりを見つけ出す>

<第3ステージ:小単元を設計してみる>

全体まとめ:6月2日の授業が教育実習研究授業のため休講になった場合には、補講日程で適宜に行います。

介護実習による欠席者には別の課題を課します。

学生へのメッセージ:すぐに役に立つものは、直ぐに役に立たなくなる。

 自分が関心をもつ社会問題を追いかけていき、ネタの集め方に習熟しよう。

オフィスアワー:木曜 3時限

連絡先 電話番号:048.858.3200

連絡先(メールアドレス):takmatmail.saitama-u.ac.jp

連絡先(ホームページ、その他):http://giov3-4.blogspot.com


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