2010年5月31日月曜日

第4テーマ報告批評*美術6班

<ダリ>

しゃもじ
・冠婚葬祭を取り上げるよりはもっと日常的なことに眼を向けた方が良いのではないか。(伝統的な文化が廃れてきているとのことなので、現代の韓国について知ることも重要なように思える。例:食文化や学校の制度など)
・冠婚葬祭を取り上げるのであれば、韓国の社会の中でそれらがどの程度重要なものであるのかも知りたかった
・異文化の紹介なのか、日本と比較して理解させたいのか全体で統一されていない。
・「子どもたちとの関わり」の項目での韓流ドラマや料理は、それまでの冠婚葬祭と関連がない。もし韓流ドラマや料理を取り上げるのであれば、ドラマのストーリーから儒教の考え方を読み取るなどの方が良いように思える。
・料理の欄においての影響はそれ以前から日本に浸透していたように感じる。(子どもたちよりも親世代の方が実感できる内容である。)それよりも韓国への旅行者数の増加などの方が影響があるのでは?
・関わりの現状よりも、関わり方が知りたい。
・結婚式にみられるように韓国ではキリスト教徒が多いとの報告があったが、葬儀などの項目でも取り上げられている儒教との兼ね合いはどうなっているのか?
・参考文献は韓国を旅行する人が対象のサイトが多く、多目的に広く対応しているはずなので情報源としてはあまり適していないと思う。(一部なら良い)

ロラン
・経済関係の項目において、貿易額がドルで示されているが伝わりにくい。また、中国との貿易は日本の総貿易額のうちどの程度の割合を占めているのかが示されていないため、中国との貿易の重要性がわかりにくい。
・BBCの調査の対象はどのような人達なのか。
・それまでに日中関係について調べてあるのに、問題点が中国のもつものが主になってしまっているのではないか。日本との間にある問題についても取り上げられると良いと思う。
・調べ学習の注意において、外務省などだけでは日本側に寄ったものになる可能性があるので、他の立場(もし中国を調べるのであれば中国側の立場)も調べるべきだと思う。ただその場合、中国のように情報規制が行われている国の管理するホームページは信頼できるのか?インターネットだけではなく紙媒体も利用したほうが良いのではないか。
・「報道の印象から誤解していることも多い」とあるが、どうしてそのような印象操作が行われるのか?
・中国では情報統制が行われているが、日本はどのように報道されているのか?

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<ムンク>

アンモニア臭班への批評

・視点は良かったが、その視点が少なく視野も狭く感じた。
・具体的に麻生内閣が何をしていたか、等の質問に対する返答もできなかったため、ソース不足なのではないだろうか。
・風刺的な立ち位置からの発表はとても良かったと思う。
・黒板を用いた発表は視覚的に分かりやすくてよかった。
・解決法が極論過ぎると思う。
・メディアをニュースだけに絞って理論を展開し過ぎていて、見落としている点が多いのではないか。


ピペット班への批評

・分かりやすくまとめてあり、発表も聞きやすかった。
・少し内容が少なかったため、結論があまり発展した方向へ行かなかったように感じる。
・もう少しソースがあって、多方面から内容をまとめてみると良かったのではないか。
・プリントが見やすくまとまっていた。
・考えるだけではなく、何か具体的な案を提示すべきだと思う。
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<ミュシャ班>

○しゃもじ班
・しゃもじ班の発表に関しては、内容的にはとても興味深い。冠婚葬祭の違いは、国家観、民族観の違いを最も如実に示している。後は、これをどのように授業につなげてゆくかが問題であり、やはり韓流ドラマだけでは苦しい。むしろ焼肉やキムチ自体のほうが身近な気がする。
・諸外国の文化を知ることが国際理解に繋がるという考えには賛成できる。その国の文化の裏には社会的な背景があると先生が指摘されてたが、その背景を生徒が知る必要は無いように感じる。しかし、それを教師が知ることでより深い国際理解に繋がるのであればその社会的背景を知っておくのも面白いかもしれないと思った。
・冠婚葬祭というテーマが面白い。また、よくまとめられていた。スライドでは日本の冠婚葬祭と比べたり、写真を使ったりと、理解を深めるために効果的な工夫がされていて良かった。口頭で韓国の文化の根本にある思想についてふれていたのも良かったが、せっかくだからプリントにもそれを詳しく書いてほしかった。
・冠婚葬祭について詳しく調べられており発表としては良かったと思うが、子ども達との関わりの部分にも深く触れて欲しかった。(韓国を調べた上で子供達にどう韓国に触れさせてゆけば良いかを改めて考えたと思うので、そこを聞きたかった。)

○ロラン班
・ロラン班に関しては、広範囲にわたる内容を良くまとめていた。しかし一つ疑問なのは、中国の腐敗した官僚制度を取り締まるのは、一体誰なのかということだ。中国の国家体制の現状も含め、もっと詳しく聞きたかった。
・日中間の貿易や文化交流など、社会科指導において大切となるものについて調べてあり、良かった。特に、BBCによる高感度調査は大変興味深かった。日中だけでなく韓国についても調べており、他国に好感を持つことで自国の高感度も上がることがわかった。
・政治・経済・国際交流等、広い視野のもと全体像がとらえられていた。ただ、「戦略的互恵関係の基本的な内容」のところには具体例がほしい。また、二国関係について調べてあるのになぜ、提起した問題は中国自体の問題なのかが分からない。
・調べ学習で子ども達に他国を理解させる際、「調べる対象を絞る」という考えは非常に共感できる。なぜならば、対象を絞らないと物事を調べるたびに分からない単語等が出てきて、子ども達が結局何も理解出来ないうちに単元が終わってしまう可能性があるからだ。
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<横尾班>

しゃもじ班
悪い所
・問題提起をしたほうがよかった。調べている段階から問題を見つけて、それを解決していくやり方がよかったのではないか。
・学習指導要領中の異なる文化や習慣を理解し合うことが大切であること、世界平和の大切さなどを子どもに理解してもらうためにどうするかをもっと詳しく書くべき。(この資料の場合「子どもたちとの関わり」の章を少なくとも紙の半分は使ったほうがいいと思う)
・冠婚葬祭のことを調べたのに、子どもたちとのかかわりで、韓流ドラマ、料理を挙げるのはおかしい。
・子どもたちとの関わりが少ない、というか日本人との関わりになっている
・事実ばかり述べていて、自分たちの意見がない
・資料に写真を入れるべき、説明はこんなにいらないと思う
・伝統的な結婚式のやり方か、現代の結婚式のやり方、どちらかに統一したほうがよかったと思う
・発表の仕方について、葬儀の説明だけで10分ほどかかっていたので、はしょってよかったと思います。事前にタイムスケジュールを組めばよかったのでは。
良い所
・スライドの発表がわかりやすくてよかった。
・日本と韓国の違いを比べながら述べているところがいい

ロラン班
悪い所
・話し方のペースが速い。せめてプリントに載せていないところは大切ならゆっくり話すべき
・交流だが、「日中文化・スポーツ交流」や「3万人交流」とは具体的に何をしたのか?この交流をしたことにより日本と中国の間にもたらされた結果は何なのか?ただ「~をした」という、得た情報をそのまま並べるだけでなく、きちんと理解したうえで述べるべき
・「BBCによる~」を載せた意味とは?口頭でもよいので説明が欲しかった。それと、これは何人に調査した結果なのかも不明
・第3国のサイトから取り上げたのはよいと思う。ほとんどプリントをそのまま話して頼りすぎなので、口頭で説明を加えるべき。自分たちの意見と思われるものも少ない
・貿易額を出したのは理解できるが、なぜ輸出額と輸入額を足したのかがわからない。
良い所
・全体的に一貫している
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<吉岡>班

●しゃもじ班
 全体的に、冠婚葬祭に視点をおいた発表は、日韓文化を比較するうえで、親しみやすく、効果的な内容であったと思う。特に「葬」においては、それぞれの思想の違いをとてもわかりやすく比較することができた。しかし、問題定義がなされていないことによって、しゃもじ班の主張が掴めず、授業をする上での第一段階としては、ただの文化紹介に終わってしまった印象を強く受ける。今回の課題は、「全体像の把握」であるが、それは子どもに授業をする上で、何を学ぶために、どのような範囲の内容なのかを把握することを指すわけで、まず把握するべき問題を掴まなければ、その深い内容は資料として効果がなくなる。異文化理解という内容は、課題にするには明確な内容が掴みにくく、子どもに理解させるには難しい範囲ではあるが、子どもとの関連を意識した問題定義や、アプローチ方法を考えて頂きたい。
 スライドを使った視覚的な発表は、写真がとても効果的に使用されていたと思う。レジュメの構成としては、長い文章が目立った。必要、または重要な文面は、単語化し、図の挿入や表を盛り込むことによって、日韓の違いを明確に表現することが出来ると思う。


●ロラン班
 客観的な観点から対象を調べていたことは、情報の曖昧さもなく安心して聞くことが出来たが、日中の二国関係、特に政治関係の部分がわかりづらかったように思う。「戦略的互恵関係」という言葉にもなじみがないので、(2)の基本的内容の部分を概要ではなく具体例をまじえて述べる、またはレジュメには載せないにしても口頭で詳しく説明するなどの処置が必要だと感じた。<問題点と解決策>の項目において中国が抱える問題を述べているが、ここでは日中二国間における問題点を指摘すべきだと思う。
 また、子ども達に調べさせるという形式は、子ども達に対象を身近に感じさせる方法として、大変効果的だといえる。しかし、間違った情報をキャッチしないように外務省のホームページのみでの調べ学習は、逆に偏ったイメージを子ども達に植え付けることになるように思える。誤った情報を見極める目を育てるためにも、図書館の利用など、手段の幅を広げることが有用だと考える。
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<ロラン班>

〈しゃもじ班〉
・画像がたくさんあり、韓国の冠婚葬祭について分かりやすかった。
・韓国の喪服が白だということや、葬儀が病院の斎場で行われるということ、泣き女や花札で葬儀は派手に行うことなど、日本との文化の違いについて興味をそそられる部分をうまく取り上げていたように思う。
・始めに問題提起をしていないことについて触れていたのが良いと思った。
・通過儀礼について中心に調べていたため、韓国の特徴的な部分や文化が明確に出ていたと思う。
・たくさん調べてあったのは素晴らしいことだが、時間がおしていたため、もう少し簡潔にまとめると良かったのではないかと思う。
・マイクが壊れるというハプニングもありましたが終始落ち着いていて分かりやすい発表でした ~発表お疲れ様でした!~

〈ロラン班自己批評〉
・中国について大まかにつかもうと幅広く調べたため、細かいところまで突き詰められなかった感がある。しゃもじ班さんのように通過儀礼ひとつに絞って調べても、その国の特徴や文化を十分に引き出すことができるということを学んだ。
・レジュメの枚数が多かったため、ネット上の掲載だけでみなさんにレジュメとして渡せなかった部分があった。もっと簡潔にまとめるとか内容を絞るとかすることができたら良かったと思う。
・質問がなかったのは時間があまりなかったからであって、時間があったらもっと質問や批判があったのではないかと考える。もし質問がきていたら、しっかり答えられるものより、曖昧にしか理解していなくてはっきりと答えられないものの方が多かったのではないかと思った。
・問題に対する解決策も、個人ではあまりどうすることもできないようなものであった。そうすると子どもの意識とか関心があまり高まらないのではないかと思った。「子どもたちの経験と関わり」の部分で一応子どもたちと関係付けてはいるが、「問題」「解決策」と「子どもたちの経験と関わり」を直接結びつけることができていない。無理して問題提起をするよりは、しゃもじ班さんのように最初から問題提起をしない方が、分かりやすい流れになったのではないかと考える。

第4テーマ報告批評*家政5+2班

<しゃもじ>

ロラン班への批評
・中国と日本の二国関係を、政治面、文化面、経済面などさまざまな観点から細かく調べられてあり、概要が分かりやすかった。ただ歴史的背景について書かれていなかったのが残念だった。日本と中国の歴史において第二次世界大戦では濃く暗い歴史が少なからず存在していることや、戦後の国交の正常化が1972年の日中共同宣言まで時間がかかっており、その宣言によって現在の政治・経済の二国関係が発展しているのこと。そのような点をもう少し挙げることができていれば、指導要領における「国際理解」に繋がってゆくのではないだろうか。
・文化関係や各種交流の部分を政治面のつながりだけでなく、もっと身近な文化交流などについても知りたかった。
・子どもたちとの関わりにおいて文化や食品、環境問題に絞るとあったが、国際交流や国際理解がテーマであるので、小学生ならまずは文化だけで十分だと思う。
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<地産地消班>       

しゃもじ班

パワーポイントを用いて発表をしていたため、様々な写真などが使われていてとてもわかりやすかった。また日本と韓国を比較されているとこがあり、身近に感じることができたため理解しやすかった。冠婚葬祭について全体的に内容に加えて補足知識もたくさん記述されていたためとても興味をもつことができ、良いと思った。
結婚式に関する部分ではその順序などについて細かく説明していた上に、日本と韓国との伝統の違いについて対比されていて面白いと思った。
途中伝統が衰退してきたという話がでてきたが、その原因や社会背景についても詳しく知りたいとおもった。また子供たちとの関わりについての記述が少し少なく感じたのでもっとあるのではないかと思った。

ロダン班
問題点と解決策の部分が例などを交えて具体的に発表をしていたのでとても分かりやすかった。また国別好感度調査の部分で日本と中国間の調査結果に、韓国と日本間の調査結果を比較したことによって中国と韓国でなぜ好感度に差が生じたかを論じることができ、中国に関する問題点と解決策の部分にスムーズにつながっていて良いと思った。
しかし、プリントに題名と班名がなかったため、最初にテーマを把握するのに困惑した。またレジュメの書き方がその部分部分で異なっており、分かりにくかったので書き方は統一してほしいと思った。
最初にたくさん説明をしていてとても分かりやすかったが、それらがプリントに書いてなかったことについての説明がなかったため困惑してしまった。あらかじめそれらに関して説明をしたりプリントに記述したら良かったと思う。
また専門用語が多く、それらの語についての説明がなかったので理解していく上で難しい所があった。近年の交流関係だけではなく歴史的視点からとらえて考えてみるべきだと思った。プリントのグラフが薄く、見えずらいと感じたので事前にコピーなどをして見え方を確認したほうが良かったと思う。ブラックな報道に対する具体的な記述がなかったため、少し例をあげてみるともっと理解しやすかったのではないかと思う。

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<ビタミン>A班

<しゃもじ>

異文化理解がテーマであると冒頭に述べていて、ただ韓国を紹介するだけでなく日本も出して比較している点が分かりやすく、韓国の伝統的文化について詳しく知ることができ、自国の伝統ついてより深く知りたいという意欲がわいた。
スライドで写真を載せるという効果的な利用が印象的だったが、説明が全くない場面が多々あった。
葬儀は全体の割合からして多く、深く突っ込みすぎた印象を受けた。
文化だけでなく、韓国と日本の過去から現在までの政治や経済面の関わりにもふれるべきだ。
儒教の教えや考え方が色濃く反映されているのであれば、プリントやスライドに「儒教」について説明する項目があっても良いと思う。発表時間が限られているからこそ、何を伝えるべきなのかを班内でよく話し合い、本当に大切な部分を伝えそびれないようにするべきだ。

<ロラン>
限られた紙面の中でたくさんの情報をコンパクトに整理している点は良かったが、最初はプリントを棒読みだったことが気になった。また、貿易額の輸出と輸入を合計していたのはどうしてか。合計したことで何が読み取れるのかその見解を知りたかった。口頭説明があればもっと良かった。
文化関係・各種交流に関して、それらの活動が実施された結果、何がどのように変化したのか、活動の成果を教えて欲しかった。
「韓流ブーム」は昨年始まったものではないので、2009年と2008年で韓国での対日Mainly Positiveの上昇したことには他の要因があるのではないか。
「情報源は外務省のHPに限定して…」という発言があったが、外務省発の情報だけではわからないこともたくさんあるし、外務省は偏見がなく絶対に正しいのだという確証はないのでないか。本や新聞なども含め(発信者が明確な)資料を比較してみることで得ることもたくさんあると思う。
「将来の国際交流につながる学習をすべき」と述べていたが、将来の国際交流が一体どのようなものなのか、説明がほしい。

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「フライパン」

<しゃもじ班の批判>
・全体像
冠婚葬祭と言う日本と比較しやすい国際的文化を取り上げている点で総合的に理解しやすかったと言える。さらに発表形式としても、スライドをうまく使って写真付きの発表であったため、とても見やすかった。
しかし、国際理解に必要なものは冠婚葬祭の 知識だけなのだろうか。もちろん冠婚葬祭はどの国においても非常に大切な文化行事であり知る必要性のあることだが、それを理解するだけでは国際理解をしたと言い切ることはできないと思う。人口や政治体制などある一定レベルの情報を理解させておくべきなのではないかと思った。また韓国を取り上げるならば指導要領から見るに歴史的背景をある一定レベル教員側が理解しておく必要性を感じる。
・問題点
問題点が明確化されていなかった。
自らみつけることもできるのではないか。

・子供たちとのかかわり
子どもとのかかわりがあまりに薄い。韓流ドラマ・韓国料理の二つしかかかわりがないとは考え難い。ほかの観点から子どもとどうかかわっているのかを見つけるべき。

<ロラン班>
・全体像
政治・経済・文化・各種交流関係と多岐にわたって、国際理解に必要なものがほぼ網羅されている。数字だけになってしまうわけでなく、BBCの具体的データなど興味深いものを出すことによって読む側としても面白く理解しやすいものとなっている。
・問題点
環境・政治・文化の面からしっかり問題点を指摘できている。解決策においては、もう少し具体的に調べてほしかった。国務院が乗り出しているさらなる環境問題への取り組みとはどんなことがあるのか、経済の質の向上とはどのようなことか、そのあたりを具体化する必要があると思う。
・子どもたちとの関わり
全体像とリンクさせることによりまんべんなくかかわりを説明できているし、多方面からのかかわりを示唆することで国際理解もしやすく指導横領にも配慮して考えられている。マイナスなかかわりに関しては、解決策も述べられていてとてもよい。調べる対象の要点をあげ、そのあと具体的にどのようなことを調べる必要があるのか明記されているので調べる意欲もわいてくる。

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<ペクチン班>

・ロラン班
 身近な近隣諸国として中国を取り上げ、なおかつ国際交流の観点から政治や経済などといった部分にはあまり踏み込まずに、文化や環境といった内容のみに絞った点は非常に良かったのではないかと思う。
 気になった点としては、インターネットを使った調べ学習において国管理のホームページのみに絞って行うということである。最近googleの撤退問題があったように、中国は情報操作を国家レベルで行っている。そのような国の公的機関のみをもとにした調べ学習のみでは、都合がいい部分だけしか理解できなくなってしまい、正確な調べ学習ができなくなってしまうのではないか。しかし、インターネットの信憑性に関する問題は確かに存在するわけで、調査対象をある程度絞った範囲にすることは必要だということもわかる。そこで、国レベルのサイトに加え、第三国の主要な情報機関のサイト(例えば、BBCやニューヨークタイムズなど)にまで調べる対象を広げてもいいのではないかと思う。第三国からみた客観的でかつ、ある
程度の信用性のあるデータが得られるのではないかと思う。
また、もう少し視覚的な資料(図表、グラフなど)があればよりよかったのではないかと思う。

・しゃもじ班の講評
先生の話にも出たように、ある国の社会について全体像をすべて把握することは困難で、今回の発表のように文化の中の、冠婚葬祭にまとを絞って調べたのは正解だと思った。しかし、冠婚葬祭のあれこれをいかにして子供たちに結び付け、社会科学習に生かすのかの考察がほとんどなかったことが残念だ。食事や家の中の決まりごと、流行など、子供たちの実体験に近いようなトピックにしたら子供との関連がすぐに連想され、より良い授業の提案になっただろうと思う。
また、授業を実際に行う上で、外国の風習、文化を学ぶとき、その風習で、日本に該当する風習とはどんなものだろうかと、疑問の矛先を逆輸入(?)するような支援もあれば、興味が深まり、なお子供の学習に対する関心が高まるのではないかと思った。
説明的な文章はプリント。視覚的な説明はパワーポイント。そして両者をつなげる口頭での説明。この発表の仕方は説明をより分かりやすくするもので、とても参考になった。

=========<以下は遅刻>===============

<三畳>
しゃもじ班への批評
冠婚葬祭というテーマにしたのは文化の違いにおいて非常にわかりやすく、興味をもてた。このような内容であれば、小学生が食いついてきてくれると思う。また、パワーポイントを用いた発表がわかりやすかったのでよかった。だが時間的にはもう少し簡潔にまとめた方がよかったかもしれない。またそれぞれの細かい内容の発表の時間配分をもう少し見直せば(具体的には、葬儀についての時間配分を短縮して、写真の説明等をもっと詳しくした方がよい)よりよい発表になったのではないか。発表の内容では、子供との関わりで「韓流ドラマ」を取り入れるのは、テーマである冠婚葬祭とずれが生じてしまいおかしいし、教育上どうなのか、と思った。もう少し事前の練習等を行えばすばらしい発表になったと思う。

ロダン班への批評
全体的に具体的な内容の発表であったため、非常にわかりやすかった。さらに様々な面から問題点、解決点、子供たちとの関わりをとらえており充実した発表であったと思う。だが、その内容をどう社会の学習にいかしていくかが疑問に思った。中国と日本の二カ国間の問題を小学生に興味を持たせ、その上でうまく伝えるのは難しい。ロラン班はどのような指導方法を考えているかもっとくわしく知りたかった。資料は内容が濃くよいものであったのに、基本的なこと(班名や題名、資料名、グラフの見やすさ等)がややかけていたのが残念であった。そしてもう少し口頭で説明した内容をレジュメに記載したほうがよかったと思う
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<3LDK>
第4テーマ報告を受けて
<しゃもじ班>
発表の仕方としては、パワーポイントを利用したりと工夫がなされていたが、若干文章が長く理解しにくい部分があったので、より文章を簡潔にし、パワーポイントをしようするのであるのならば、アニメーションも効果的に使って発表するとよりわかりやすくなるのではないかと思う。声の大きさに関してはマイクなしでもちゃんと聞こえたし、後ろの人にも聞こえているか声かけをしていて、配慮がされていると思った。口調も早すぎず、遅すぎず聞きやすかった。
発表の内容としては、取り上げたテーマは斬新でよいと思う一方、最近の韓流ブームだけを理由とするのでは、理由不足であるように感じる。確かに最近はドラマなどのメディアを通して韓国に興味をもつ者も増えてきている。しかし、それはあくまで最近の話であり、さらにその中でも冠婚葬祭をピックアップすることは抽象的すぎるのではないかと感じる。ただ単に、この冠婚葬祭の発表を聞く分には日本と比較しながら発表していて、違いがわかりおもしろいと思うことができる。しかし、冠婚葬祭を学ぶことでどのような知識に結びついていくのか、学ぶことにどのような意味があるのか、具体的に示して欲しかったと思う。

<ロラン班>
発表の仕方としては、口調が少し早すぎるのではないかと感じた。ただでさえ、レジュメに載せてない部分があるので、もっとゆっくり話すべきだったのではないかと思う。資料であるレジュメに関しては長々しい文章が少なく、簡潔にまとめられていてわかりやすかった。
発表の内容について、若干あれもこれもという感じがして、しゃもじ班と比較すると内容についての深さが浅かったように感じる。しかし、全体としてはまとまっていており、具体的な問題点や解決策も挙げられていたのでよかった。Ⅲの子どもたちの経験と関わりの中で、国際交流の学習として、調べる対象も絞るとあって、良いと思った。子どもたちが調べ学習をするにあたって、内容の範囲が広すぎると生徒側も何をどのように調べていいのかがわからなくなってしまうので、対象を絞ることは大切であって、自分が調べ学習を指導するにあたっても配慮しなければならない部分であると思う。

第4テーマ報告批評*理科8+2班

<真空放電スペクトル>

今回の発表は2つのグループとも韓国の冠婚葬祭についての発表だった。ここでは主に結婚式について述べようと思う。内容は結婚式の慣わしから儀式的なもの、服装など充実していたと思われる。2つの班ともその国の様式などは詳しかったが、私たちにはなじみのないものである。そのため、なじみのある日本の冠婚葬祭と比較するスライドをもっと増やした方が良かったように思われる。比較することによって、例えば、服装は日本の西洋文化をとりいれたウェディングドレスとは違うな、といった「違い」がはっきりすると思われる。

最近では伝統的なものではなく日本のように他の西洋文化を取り入れているものが多く、何百人といった大勢の人を呼ぶものもある。さらに、昔の友人や親族ももちろん呼ぶが、2日前くらいに知り合った人も結婚式に呼ぶ。しかし、大人数呼ぶわりにはあっさり終わってしまうらしい。式というよりはビュッフェパーティーのような認識である。そういう最近のものと比較するスライドや言及もあると良かったと思う。

内容において良かった点はスライドの写真が大きくて、鮮明で見やすかった。また、先程も述べたが内容が詳しく充実していて良かったと思われる。

発表の仕方については2つのグループとも全体的には良かった。話すスピードもちょうど良かった。また、声の大きさも聞き取りやすかったように思われる。

改善点としては、2つのグループとも原稿を見すぎであると思う。原稿を見ることは良いが、たまには聴講者に目を向けることも発表の内容を伝えることで大事なことであると思う。また、静止して発表することよりは、少しボディランゲージも加え、ただ原稿を読む、というイメージをなくすことも伝えるという意味では大事なことであると思う。

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<T2ファージ>

〈しゃもじ班〉
韓国の冠婚葬祭をとてもわかりやすく説明していた。今までの班の発表は資料が配られ、口頭で説明するという方法がとられている中でスライドを用いて写真を多用した点が良かった。韓国の民族のことはほとんど知らない人の方が多いと思うので口頭だけだと発表内容が想像しがたいものとなっていたでしょう。視覚に訴えることは私たち大学生にも小学生にも有効な発表手段だと思う。冠婚葬祭というテーマは日本にも同じようなしきたりがあるため比較がしやすく調べがいのある良いテーマだと思う。持ち時間が20分であるが冠婚葬祭の各テーマの取り扱う時間の差が大きかった。韓国の文化ということなので多少の違いがあるのは仕方がないが、大体4つ同じくらいの時間をかけて発表することができたら良かったのではないか
。あとは、子どもたちとのつながりが少ないと感じた。

〈ロラン〉
中国は今後の世界の中心となり得る国で、その国を国際交流の授業で取り上げるのはとても意味のあることだと思う。文化関係の内容で日本と中国の青少年がどのような内容で交流しているのかが挙げられていて一度だけでなく複数回行われていることを読み取ることができた。貿易のところの主要品目にある電気機器と一般機械と化学製品について、この言葉だけ聞いただけでは具体的に何であるのかが思い浮かばない人のために具体例を1つずつでもいいので挙げてほしい。

発表の主な内容は中国と日本の問題が取り上げられていた。しかし問題点で上がっていることは中国国内のことが主になっていたので、解決策を挙げるのは難しいかもしれないが、問題点としてはこのようなことがあるという事例だけでも挙げることで発表で取り上げた二カ国関係がさらに生きてくると思う。

資料の最後にグラフが載せられてあるが、何を表しているグラフなのかが良く分からないのでもったいないと思う。グラフを載せるときにははっきりと見出しをつける必要がある。子どもたちとの関わりは中国食品など比較的身近な事柄が取り上げられていて小学生でも調べ学習で扱うことが出来そうなものがあり良いと思う。

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<ニュートン>
 
今回の発表(国際理解について)の批評をしたいと思う。

まずしゃもじグループについてであるが、このグループは韓国についてよく調べてあり、韓国の冠婚葬祭についてよく調べられておりわかりやすい内容となっている。さらに子どもたちとの関わりとして韓流ドラマのことや、韓国料理についてなどが述べられている。


しかし、実際に授業で国際理解について勉強する時のことを考えると、いささか不十分な内容であると思う。韓国について詳しく調べられているが、実際にどのように授業に取り込んでいけるか述べられておらず、不十分であると考えられる。
 また、今回は、冠婚葬祭について授業で取り組むようであるが、国際理解という内容を授業で取り扱う際に、身近な国である韓国を選ぶことで子どもにも理解しやすいこととなっているかもしれない。
しかし、子どもにとって冠婚葬祭というあまり身近ではない内容よりはもっと身近な内容である、食文化などに視点を置いた方がなおよいのではないかと思う。
 

次にもうひとつのグループについてであるが、こちらも日本に近い中国についてであるが、こちらもよく詳しく調べられているほかに、国際理解についての授業で取り扱う内容なども詳しく述べられており、さらに国際問題についても触れていることがすごく良いと思う。子どもには今日本とその国がどのような関係の位置にいるか知ることが大事なことであると思うので、その点はとても評価できる点である。
各グループについての批評は以上である。
国際理解について他に出た意見であるが、今回挙げられた中国・韓国について言えば、食文化など文化の違いについての学習のほかに各国の問題も、しっかり子どのたちに教える必要があると思う。特にこの2国についての問題は日本文化の数々のパクリについてである。ここでは韓国についてのべるが、韓国はすでに文化である日本のアニメを無許可で数々パクリ、それを当り前のように放送している。さらに、韓国の片手に剣を持ち、片手に盾を持つ剣術を勝手に剣道と称し、外国人などに指導しているという。
 国際理解について学ぶ時はその国のいい面、悪い面どちらも知ることが大事である。
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<ピペット>

しゃもじ班の韓国の冠婚葬祭についての発表を聞いて、日本とずいぶん文化が違っていると思った。発表形式がスライドで、韓国の各行事の様子が写真で見ることができたので理解しやすくて良かったと思う。成人式についても韓国らしい文化となっていて、結婚式については、近年では日本とほとんど同じウェディングドレスとタキシードで行うスタイルになっているが、伝統結婚式の方はやはり日本と全く違っていて韓国に嫁ぐのは難しいなと思ったりもした。また、葬式での喪服は白で、声を上げて泣くのが良いとされ、わざわざそれ用に泣く専門の人を呼ぶなど驚くこともたくさんあった。口頭での説明もはっきりしていて聞きやすかった。しかし、今回は問題点を取り上げるのではなく、文化についてひたすら説明していたので、もっと簡潔にまとめたらいいと思った。配布資料も文章のみで字が多かったので、もう少しすっきりさせたらいいと思った。また、発表の内容が韓国と日本の違いを示しただけで、そこから子供たちに何を学ばせるか具体的な例がなかったと思う。韓国は韓流ブームと言われるように日本では一番なじみ深い国である。その国について学ぶことはこれからの国際社会を理解していくのにも大変役立つと思うので、やはり問題点も示すべきだったと思う。

中国についての発表の班は、とてもよく調べられていた。現在の日本と中国の関係について社会科で行うようなことを詳しくまとめられていた。また、日本人が中国に対してどのような印象を持っているか、中国人が日本人に対してどのような印象を持っているかが対比されているところが特に印象深かった。確かに、自分より下と見ていたものが上に上がってしまうのは好感度が下がってしまう原因になってしまうのは心理上仕方がないことだと思うが、やはりこれからの世界の社会で日本を築くためには、中国と友好関係を保つべきであると思った。そのようなことを考えさせられた発表であった。問題点に対する解決策も明確となっていて、これも現在日本や中国が行っているような解決策であると思う。また、子どもたちとの関わりについてはたくさん例を挙げていて良かったと思う。時間がなかったというのもあるが、早口の発表で聞き取るのが大変だった。プリントに載っているグラフは横軸や縦軸の文字が読めなくて、何についてのグラフかが説明なしにはわからないと思った。今、日本が中国とで抱えてる問題は様々である。その問題について子供たちにも考えさせ、どう発展させていくのか具体的な内容を書けばよいと思う。今回、タイトルがなく、班の名前も記載されていなかったため、今回のレポートでは「中国についての発表の班」とさせてもらった。

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<プリズム>

まず、しゃもじ班に対して今から批評していきたいと思う。「韓国の冠婚葬祭」に関して、「成人式」「結婚式」「葬儀」「お盆」を具体的によく発表していたと思う。また、表現的な面においても声の大きさ、速さも適切で非常に聞きやすかったと思う。さらに、レジュメも簡潔によくまとまっていた。1つ指摘するならば、レジュメにおいて活字ばかりであったので、図や表を入れるとさらに印象深くなると思う。葬儀の内容では、日本と韓国を比較している点がよかったと思う。他の3つでも、日本と比較しながら説明していくとさらに理解しやすい内容になると思う。子どもたちとの関わりでは「韓流ドラマ」と「料理」の2つをあげていたが、もう少し具体例を増やすと充実した内容になると思う。全体的に良い内容であるのだ
が、関連性があまり感じられなかった。最後にまとめを入れたり、学習指導要領をもとにしっかりとした導入にするなどすると関連性が出てくると思う。

次に、ロマン班に対して批評していきたいと思う。表現的な面に関して、声の大きさ、速さが丁度よく聞き取りやすかった。また、全体的にバランス良く発表していたと思う。ただ、レジュメにおいてのグラフの数値が読み取りづらかったので、拡大すると見やすくなると思う。内容的な面において、二国間の関係に関して、簡潔にまとめてあることがよいと思う。特に、数字のデータをあげているため、客観的でわかりやすい。また、問題を提起してそれに関しての解決策を適切に述べているので、説得力のある内容になっていると思う。しかし、小学校の学習指導要領での導入がないので、書き加える必要があると思う。また、最近のことばかり述べるのでなく、以前と比べてどのくらい変化があるのか比較するとさらに内容がふかま
るのではないかと思う。したがって、全体的によくまとまっているが、抽象的な部分もあるので、具体例などを用いたりすれば、さらに良くなると思う。

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<ボルボックス班>

〈ロラン班〉
 まず、はじめに日本と中国の二国関係について、政治関係、経済関係、文化関係の三視点について短い文章で簡単に取り上げられていて非常にわかりやすかった。経済関係に関しては、対中についてのみの数値しか書かれていないので、それが数値的に大きいのか少ないのかがわからないので、日本の輸出総額に対して何%なのか載せるか、または他の国との輸出額と比較して第何位かをかいてあると分かりやすいと思われる

 BBCによる国別好感度調査について取り上げているところはよかったが文章のなかに数字が何%、何%と書かれていて比較がしにくいので、棒グラフなどにすると視覚的にとらえやすくなると思う。

 子供たちの経験とかかわりについては第一ステージではとりあげる必要のない内容なので、中国の問題点及び現状についてもっとくわしくかかれているとよりよかったと思う。

インターネットによる調べ学習は過激・偏った意見も多々存在しているとレジュメに書かれているのにこのレジュメもインターネットを多用してかかれている事に疑問を感じる。

〈しゃもじ班〉
 まず、発表の仕方について批評すると、紙に書いてあることをただ淡々と述べていた印象を受けた。もっと、口調に緩急をつけて発表したほうが聞き手にとっては聴きやすい発表になっていたと思われる。

今回の発表では韓国の冠婚葬祭について発表していたが、韓国の冠婚葬祭について、プロジェクターを使って分かれやすく説明していた。この点では、自分もどのように冠婚葬祭がどのような儀式なのかは理解できた。しかし、その冠婚葬祭が、どのような起源から生まれたのか、また、韓国の伝統的なものと西洋から新しくは入ってきたものがどう混ざり合っているかについてもっと深く掘り下げてほしかった。また、韓国の冠婚葬祭についての、自分たちの意見・考えが全くなかったことが残念である。確かに、国際理解の単元については、捉える範囲が広く難しいと思われるが、自分たちの調べたからには自分たちの意見・考えが生じるはずである。ゆえに、発表にも自分たちが調べて思ったことを入れるべきである。なので、今回
の発表はただ事実だけを述べていてしゃもじ班の特徴がなかったと思われる。

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<ミカヅキモ>

〈しゃもじ〉
・韓国をテーマに挙げていたが、なかなか知られないことも多く興味を引く内容で良かった。また、日本と比較することで、より関心を持てるよう工夫されていて良かった

・内容量が非常に多く、よく調べられていた。
・スライド活用によって多くの写真が鮮明に見られたので、内容理解の手助けになり、手元のレジュメにも要点がまとめられていてわかりやすかった。
・時間がかかりすぎてしまっていたので、一つ一つの内容を伝えたい部分でまとめ、スッキリさせるとより良くなるのではないか。
・情報提供だけにとどめ、問題提起はしないとのことだったが、聞いている人たちに考えさせる題材があれば、より印象に残る発表になったと思う。
・声の大きさ、スピードが全体を通して良かった。説明の仕方がとても丁寧で、聞き手を気遣っていて良かった
・冠婚葬祭にしぼって調べたのはいいと思う。恋人へのプレゼントなどの話題は子供に興味があるものだと思うので、気を引くことができると思う
・子どもたちとの関わりがやや少なく感じた。最近はクラスの中に生まれや育ちが外国だったり、両親が外国人だったりする子どもも少なくないので、友達との交友関係から考えられる国際理解も多いだろうし、身近な看板・パンフレットを見ても様々な他国語が示されていることも多く、日々の生活の中で国際理解の一部に触れられることは多くあると思う

〈ロラン〉
・生徒の調べ学習は国の管理するホームページに限定するべき、とあったが、国のホームページに記載されている事は本当に正しいという確証はどこから得たのか?
・レジュメは要点を押さえて構成されたうえで、密度のある説明がされていてよかったが、重要な点がどこかわかるように工夫すればもっと活用できたのではないか。また、黒板などを利用して説明するとより良いと思う
・政治・経済・文化と多角的に二国関係を見ていくことで全体をうまく把握する事ができ、良かったと思う
・日本と中国の関係を見ていくのはいいと思うが、子供たちはまだ日本の政治、経済もまだよくわかっていないと思う。もしくは、調べる対象を絞ってあげると子供も調べやすくていいと思う
・また、解決策が国や政府など、自分たちが関連しづらいものが多かったので、問題点を身近に感じられるように個々人でできる解決策もあると良いと思う
・文化関係などの情報が結構新しいもので、興味が持ちやすいかなと思った
・資料に班名を書くべき
・国際問題は題材がなかなか難しいと思うが、興味を引く問題点を取り上げられており良かった。だが、前半の内容部分がやや関心を持てなかったので、工夫するとより良くなると思う
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<ミジンコ班>

しゃもじ班の発表ではたくさんのスライドを用いて韓国の文化、冠婚葬祭について説明していてとてもわかりやすかった。こんなに地理的に近い国なのに成人式だけでもかなり違いがあることが分かり、さらに韓国のならわしも「素敵だな、いいな」と思えたので国際理解というテーマに相応しい内容だったのではないだろうか。日本との比較もされていてより分かりやすくなるよう工夫されていた。ただ第一ステージの発表としてはどうだったのだろうか。子どもたちとの関わりという部分では韓流ブームや料理について少し触れただけだったので、韓国について調べ、発表しただけという印象が残ってしまった。問題点を挙げ解決策を出さない分、もっと深く、このような調べ学習をどのようなテーマで行っていくかなど具体的な案があればよかったと思う。

ロラン班では、中国について色々調べられており、わかりやすかった。日中間において政治関係・経済関係について比較されており、日本人が入りやすいようになっていたと思う。とくに好感度調査の結果は初めて見たものであったので、大変興味深いものだった。日本と中国だけでなく韓国の結果もあったので日中韓三か国の比較をするのも面白いと思った。問題点に対する解決策については、考えが少し浅いのではないかと思った。官僚の腐敗に対する解決策が贈収賄や公金乱用を厳しく取り締まる断固とした姿勢とあったが、姿勢でなんとかなるようなら、すでに解決していると思う。また経済構造の転換という解決策を挙げるなら、現在の経済構造はどうで、このような経済構造にするというように具体的に述べられていると良かった。子どもたちとの関わりについては「中国製品=危険と捉える人が多いけど本当はどうなのだろう?」など国際理解の学習として調べるテーマを挙げ、さらに具体的に絞るなどしていてよかった。

二班とも、日本に近い国について調べていたので、やはり身近なところから知識を広げていく、同心円拡大原理にのっとっているなと思った。


==========<以下は遅刻>=============
<ピンセット>
 初めに、しゃもじ班の発表の批評をする。
全体的には、テーマを‘韓国の冠婚葬祭’と絞りつつも、かなり内容が豊富であったという印象である。私たちの班は、‘葬’について挙げるならば、韓国では病院で通夜を行い、埋葬の方法は土葬であることと、風水を重んじていることには驚きを感じた またパワーポイントの中で写真(画像)を用いたことから、言葉で説明する場合に比べ、聞き手の興味を引くものとなり、さらには日韓両国に触れたことで、両国の違いをより鮮明に感じることができた。そして背景にある両国の思想の違いについて述べたことで、‘他者と自分は違う’ということと、そのことを相互で理解しながら交流・交友をしていかなくてはいけない、という人間関係についても、小学生に考えさせることができると考えた。このことは、学習指導要領の[第
5学年](3・内容の取扱い)にある‘我が国や諸外国には国旗があることを理解するとともに、それを尊敬する態度を育てるように配慮すること’に則していて、それを達成できるような素晴らしい発表内容であった。実際の授業では指導法に工夫を凝らす必要があるが、対象が私たち大学生である今回は、満足できる発表であったのではないだろうか。唯一の改善点は、発表時間がやや長めだったことと、スライド中に日本人には読みにくい熟語があったことであるが、しかしながら、十分に素晴らしい発表であったと言えるだろう。
 続いて、もう1つの班の発表の批評をする。
この班は、前の班とは異なり、中国の政治・経済、そして日本との関わりをテーマに掲げていた。おそらく小学校の社会科で国際関係の授業をする際は、他国の概要を話すことになるだろう。その意味でこの班の発表は参考になったと感じている。また発表の最後に、小学生に調べ学習をさせる際は、個人のサイトなどで偏った考えを発信しているサイトを検索させるのではなく、外務省などの国家機関のサイトを利用させるようにした方が良い、というような旨の感想を述べていたが、これには賛同である。以上。
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<アンモニア臭>

<しゃもじ班>
・レジュメとしては、納得のいくものだったが、説明に関しては具体的に何を聴衆に伝えたいのか・どのようにして解決としていきたいのかが、いまいち伝わりにくい発表であった。
・発表形式としては、ほぼ完ぺきな発表だった。
・現状における二国間の問題や、我々が普段感じなかったことについても、かなり調べられており、わかりやすい例示がなされていたのでとても印象深かった。
・ただし、発表中に動揺してしまったり、沈黙時間があったりといった、空白の時間が多くみられたため、せっかくの良いプレゼンも今回のような発表では聴衆に飽きられてしまうと考えられる。
・次回以降は、何をどのようにして発表していけば、より聴衆にわかりやすく簡潔に伝えられるかというところに重点を置いた発表作りができるとよい。自分たちが満足するのも重要だが、聴衆に自分たちの意見を聞いてもらうということのほうが断然重要であるからである。


<ロラン班>
・レジュメの作成方法が少々もったいない。
・ただ単に単語を並べるのではなく、その中にも、どのような点に重点を置いたか・どのような点に聴衆に注目してもらいたいかなどといった点に配慮したレジュメ作りを心がけなければならない。
・プレゼン自体も、何を言いたいのかが明確になっておらず、ひたすら現状を説明していただけに思えてしまった。今回のプレゼンとしては、現状の問題はもちろん、自分たちが考えた二国間の協調性についてといったことまで深く突っ込んでプレゼンしてほしかった。
・しかし、自分自身が今まで気付かなかった点や、未配慮だった点というのも確かに存在していたプレゼンだったため、今後は今回のプレゼンに少々手を加えて、よりよいプレゼン&レジュメを作成できるように、調査・実行しなければならない。
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2010年5月26日水曜日

第3テーマ(マスコミ)報告批評:美術5班

<ダリ>

アンモニア臭班
・マスコミの問題点として「事件や情報を世間一般に知らせる、見せつけるだけに留まっている」とあるが、マスコミの特徴として挙げられる「一方的」である面を考えると知らせるだけでいいのではないか。(そこに役割を課すとして、注意喚起などであっても言い方(表現)次第で影響を与えてしまうのではないか。)
・解決策の「プロテクト」はどのくらいの規模で、どのようにかけるのかをもっと具体的に知りたい。
・例えとして「麻生内閣の功績」を出すなら、説明できるくらい把握していた方がよいとは思う。
・班全体でも、個人個人でも意見をもっており説得力のある良い発表であった。

ピペット班
・前提として、インターネットに良いイメージを抱きすぎていると思う。
・「情報化社会」に焦点を当てつつも、軸を定められなかった印象を受ける。身近・手軽な情報端末として携帯電話を取り上げることは良いと思うが、取り扱う根拠となる情報が不明確(図1の参考・引用元、時期が不明)で信頼性が薄れる。
・上記に関連して、図1の記事によると総務省の調査が元になっているようなので記事を参考にするのではなく、総務省の調査を参考にした方がよいと考える。
・子どもたちの生活との関わりで「家から新聞を持ってきてもらう」「メモしてもらう」といったことが導入として挙げられているが、そちらよりもインターネットの情報を集めてまとめさせる方に重点を置いているように感じられる。インターネット上の情報源は紙媒体等であることが多いので、どちらかと言えば、インターネット<新聞・報道(テレビ)の情報量の扱い方のほうが良い気がする。

◆両班に共通して
マスコミという様々な観点が含まれる内容及び、指導要領から「情報化社会」に焦点を当てていったようである。現代の問題としてインターネットに着眼していくことは重要であるとは思うが、よくありがちなインターネットによる弊害などに偏ってしまった印象も受けた。
放送や新聞などが持つ産業の面にも触れられているところがあってもよかったと考える。
かつてはラジオが重要な情報源であったと思うが、その変遷などに一切触れていないのはマスコミ・情報化社会について扱う上で断片的になってしまう気もした。
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「ミュシャ」

第1ステージ マスコミについて
◆アンモニア臭班
・マスコミのマイナス面ばかりを述べていたのが少し気になった。解決策に、「情報発信源から改善していく」とあるが、教師の仕事はマスコミを改善していくことなのであろうか?ただ、一人一人がしっかり発表していたのには良い印象を持った。
・マスコミに対して日常的に自分たちが抱いている意見や感想をそのままテーマとして取り扱っていて、とても共感をもてました。主義主張も明確でわかりやすかったのですが、もっとそれらの意見を裏づけするような、例えば実際の民主党の業績など、詳しい事実も知りたかったです。
・自分たちの見解を発表出来ていたと思う。他班に批評されても、すぐに自分たちなりに返答していてすばらしいと思った。しかし、レジュメが今一であったと思う。出典を明記していない上、表の文字が小さく、文字が少なすぎる聞き手に優しくない資料であったと思う。これだけ発表が出来るのだから、レジュメにももう少し気を配れると思う。
・「事件の詳細はWEBサイトで発表する」という方法では、比較的インターネットを使い慣れていない高齢者や、金銭的余裕がなくてインターネットを使えない人たちが不便な思いをしかねない
・解決策として「情報発信源から改善していく」とあるが、どのように改善する必要があるのか知りたい

◆ピペット班
・挙げられた問題点に対する解決策は妥当であると思われる。しかし、独自性があまり感じられない気がする。資料を参照して正しいものを発表しようとするのは良いことであるが、それだけでは斬新なものは生まれないのではないであろうか?
・少し内容が少なかった気がしますが、調べる要点はきちんと押さえていると思います。もっと詳しく調べ、そこから班としての詳細な意見をまとめればよいと思います。
・レジュメがわかりやすく、発表が滞りなく出来ていて良かったと思う。(批判されがちな)マスコミのマイナス面だけではなく、プラス面も述べられていたところも良かった。しかし、レジュメに書いてある以上のことを発表で言うことはなかったため発表時間が短すぎたと思う。また、他班に参考文献について聞かれた時に7つほどのサイトで調べたと言っていたが、なぜレジュメの参考文献は1つだけなのだろうか。
・問題も解決策も整理されていて分かりやすい

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<横尾班>

●ピペット班
・マスコミについての内容であるので参考文献にインターネットだけでなく、書籍やテレビ・新聞などの信憑性のある内容も入れるべき。
 →このレジュメの内容ではマスコミ=インターネットになってしまっている。
 →全体的に情報が少なく、内容が浅く表面だけになっている。
 →インターネットは信憑性が低いものが多い。鵜呑みにすることが問題であるとあるが、この発表自体がインターネットを鵜呑みにしているのではないだろうか?
・情報を鵜呑みにしてしまった結果起こった過去の事例が欲しい。
・解決策(1):どのように指導するのかが書かれていないので、これだけでは解決策になっていない。理解のさせ方などについて具体的な方法が知りたい。
・④は使用する教材が新聞やテレビなど、子どもにとって殆ど毎日接するものであり、やりやすい内容になっていて良い。

●アンモニア班
・問題点から考える改善点と、解決策から考える改善点に矛盾がある
 例)「報道は解決したということしか伝えていないが、その過程が知りたい」と問題点では提示しているが
   解決策では「無駄な情報は一切省いた報道が良い」というように言われている
・図1の必要性を感じない
 →文字が潰れている上に、口頭での説明もない。内容を伝える気がないと感じた。
・殺人を重点的に説明しているが、果たして報道にとって殺人は一番取り上げるべき課題であるのか?

・レジュメがとても簡潔に書かれているが、口頭での内容は回りくどく意見が整理されていないため、長く聞こえる上に分かりづらい。

・様々なグラフを利用して、各世代のマスコミの現状を視覚的に分かりやすく伝えようという努力は見られるので、あとはそれを読み手に分かりやすいようにレイアウトしてほしい
・「3.マスコミと子どもたちとの関わり」で「メディアによる操作」を取り上げた事が良かった。
 更に、説明が分かりやすかった。質疑応答の際にも、具体的な例はなかったが問題の投げかけ方が良かった。

<吉岡班>

1.アンモニア班の発表批評
全体として、使用している資料や解説・補足が現状を捉えており、明確で良い。
問題点がわかりづらい。子供たちとの関連について、内容が浅い。
(1) 問題点の明確性
マスコミ(主にテレビ)の現状からの問題点で主張したかったのは、「情報の流れが一方通行」という様に捉えられる。このことについての解決案が望ましいと考える。
(2) 子どもたちとの関係の不明確さ
問題が「情報の流れが一方通行」という事例だと仮定すると、解決策として、情報の受け手の捉え方・考え方としてマスコミとの関わり方について展開した方が広がりがある。



2.ピペット班の発表批評
全体として、子供の学習を念頭に考えて構成してある部分に関しては共感できる。
マスコミの現状からの問題点へのアプローチが甘い。そのことによってマスコミの現状と問題点に関する資料の有用性が見えなくなっている。
(1)問題点の列挙
問題点としてあげる時は、社会的・公共的にどのような問題があり、私たちがどう捉えているかという枠組みが必要だと考える。例えば、「携帯電話は子供たちにとって身近なものとなった」という事実から、「携帯電話によって多くの犯罪や弊害が引き起こる」ことが社会問題としてある。このとき、「マスコミにおける問題点」として取り扱うことができる。さらに、前に述べた「携帯電話は子供たちにとって身近なものとなった事実」と「携帯電話によって多くの犯罪や弊害が引き起こる」を裏付ける資料が必要となる。子供だけでなく、大人である私たちにも同じ考え方ができる。
(2)資料の使用について
(1)で述べたように集める資料は主張によって変化する。また、使い方はあくまで補助であって主張は別なところにあるべきだと考える。より主張・問題点に沿った資料選択が必要だと考える。
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<ロラン班>
・ピペット班
 まずデジメがスッキリとしていて、見やすく良かったと思います。ただ図解が少なかったのでもう少し深く調べて、文字だけではなく図を用いて更に分かりやすく出来たと思います。折角子どもと携帯電話の関係から入っているので、具体的な子どもの携帯所持率の比較などがあったら説得力も増したでしょう。あとは、デジメは文章よりも箇条書きの方が良いと思います。
 全体的に、正直あまり調べなくても分かるような内容だったので、新書などでもう少し深く調べて欲しかったです。
問題点・解決策については、今の社会の情報化を考えれば根本的な解決は難しいので、その上で情報を受け取る側の心得のような感じでまとめてあり良かったです。しかしメディア上の情報が全て間違っている場合もあるので、結局は自分で信じるかどうか考え決めなければいけない、と言う点も詳しく発表したら良かったのでは無い方思います。
質疑応答では、妹さんの話など実体験があり、説得力があってよかったです。
発表お疲れさまでした。
・アンモニア臭班
発表はマスコミ全体的について、しかし分かりやすくまとまっていて良かったと思います。話し方にも私たちに問いかけたり、説得力があり聞いていて面白かったです。図解も適切なもので、発表を更に分かりやすくしていました。
デジメが上手くまとまっていなかったので、その点をもう少し改良出来たらよかったと思います。最初の現状について、図解だけだったので、図解を見て分かる事を箇条書きで出してたりするとよかったと思います。あとは、参考文献が配布されたプリントには載って無かったので、記した方が良いでしょう。
問題点・解決策は「確かに」と思えるもので、深く調べていると思える内容でした。
質疑応答での政治法案のところでは答えられなかったりもしたのですが、これもメディアによる操作である、と言う切り返しで面白かったです。しかし、麻生内閣がした色々な仕事が知りたかったのもあるので、発表の内容に入っているのであれば、もう少し下調べをしておいたのであれば、良かったと思います。
発表お疲れさまでした。

第3テーマ(マスコミ)報告批評:家政7班

<三畳>
アンモニア班
マスコミの問題点をしっかりと捉え、その上で解決策を示していたのでわかりやすい発表だった。「マスコミは事件や情報を世間一般に知らせる、見せつけるだけに留まっている」という捉え方は鋭い意見だと感じた。私たち自身が、現代社会ではインターネットや携帯電話の普及によりさまざまな情報が得られやすい環境となっているということを理解し、理解した上でマスコミの情報を全て鵜呑みにするのではなく選択していくことが重要である。大阪府知事と高校生の討論など、最近のニュースを取り上げ、生徒に教育していくことはよりマスコミについて身近に感じ、興味を持たせることができる。そうすることによって、より効果的に授業を展開していけると思った。
発表の仕方も聞き手を意識していて、聞きやすかった。質問にもきちんと自分たちの考えを答えていたので、深いところまでしっかりと調べたり、考えている様子が見えたのですごく良かった。
ピペット班
レジュメが文章が多かったので見にくかった。箇条書きや図等でまとめたらもっと見やすく、わかりやすいものになったと思う。また、参考文献などもあいまいであったので文章や図などに信憑性に欠けていたと思う。
解決策としてあげていた(2)と(3)はもう少し深く書かれているといいと思った。(2)は『その情報を受けてどう思うのかを考えさせる』というのではサイトやその情報の信頼性を見抜けられないままになってしまうと思うので、有効な情報やサイトとそうでないものを見分ける技術を教えていく方向のほうがいいのではないかと思った。(3)では『ひとつのサイトから得た情報だけでなく、たくさんのサイトから得た情報をまとめさせる』とあったが、少し甘い解決策だと思った。ひとつのサイトでも十分に信頼できるもの(例えば厚生労働省などの国が運営するサイト)もあるし、たくさんのサイトを調べたとしても信頼性の薄いサイトばかりであったら有効な情報は得ることはできない。もう少しこの解決策の部分に吟味が必要だと思った。
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<しゃもじ>
ンモニア臭班
・マスコミについての全体像を把握するのに、マイナスな面ばかりを見ており、プラスの面も見ていかないと現状は捉えられない。
・資料は伝達ミスとは言え、内容が少なすぎたのではないかと思う。せっかく色々と調べて話していたのだから、もう少し資料のほうを分かりやすくすると、内容理解がしやすかった。
・マスコミが現在抱えている問題について自分たちなりの意見がはっきり述べられていて良かったと思うが、内容が少し偏っており、子どもたちの殺人報道に対する好奇心や恐怖心ばかりが強調されていたように感じた。
・子どもにとって良くない情報を制限すると言っていたが、その基準を設けるのは難しく、情報の送り手と受け手の間で制限に関する認識の差が生じるのではないかと思う。そもそも、マスコミの過剰な報道に制限をかけることは完全には無理であるし、それこそ情報操作なのではないかと思う。また、報道に制限をかけ詳細はネット流すとのことだったが、ネットを使える環境にいない人や、高齢者の方は情報がほしいのに得られないという状況に陥ってしまうのではないかと考える。
・子どもにとっての悪影響を中心に述べていたが、もっと広い範囲で(たとえば事件の加害者と被害者の人権など)問題を捉えられると良かった。

ピペット班
・簡潔でまとまってはいたが、大半の人が知っていることを述べただけのように感じられた。全体像の内容も薄く、報告時間もたくさんあったのだから、もっと深く内容を掘り下げていった方がよいと思う。a
・情報についての発表だったが,自分たち自身がもう少し情報に対して敏感になってそれを疑ったりするような調べ方を見つけ実践すべきだったと感じる。
・質問にもあったように資料の年代を記載忘れてしまうと、この資料自体があいまいで、信憑性が薄れているものと他の人からはとらえられてしまうため、こういった基本はしっかりと押さえておくべきである。
・サイトの信憑性をどのように判断するかなどのメディアリテラシーを教える解決策も含めたらさらによくなる。
・インターネットにこだわりすぎて、もっとも活用しているテレビの話がほとんど取り上げられていなかった。確かにネットも重要だが、もっと大きな視点からマスコミというものを捉えられたら良かったと思う。
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<3LDK班>
・アンモニア臭班に対しての批評
まず、資料に関してですが、図1のグラフが小さく見えづらかったので、もっと拡大したら良かったのではないかと思います。
板書に関して言えば、発表者が話している時に板書者が黒板に書いていたのは、効率がよく、時間の短縮になって良いと思いました。ただ、黒板に書いた文字が少し小さく、後ろに座っている人にとっては見づらかったのではないかと思います。
発表全体に関して言えば、問題に対して常に疑問を持ちながら取り組んでいる姿勢が見られ、とても良かったと思います。
また、マスコミは、政治などの悪いところばかりとりあげるけれども、まじめに政治活動を行っているのだ、という具体的な例(大阪府知事のことなど)をあげていたのがわかりやすく、納得できました。
それから、マスコミは事件や情報を世間一般に知らせる、見せつけるだけに留まっていると言っていたが、確かにニュースというのは限られた短い時間で多くの情報を伝達する形がとられていることが多い。しかし、中には詳しく解決策もふまえた報道を行っている番組も存在しているので、この言及は言いすぎなのではないかと思いました。

・ピペット班に対しての批評
まず、資料に関して言えば、全体的に文章の羅列が多く、読みづらさを感じました。
以前発表をした班も注意されていたことですが、文章を箇条書きに直した方が、見やすいしわかりやすいと思います。
板書に関して言えば、文字が小さく後ろに座っている人にとっては見づらかったのではないかと思います。
発表に関して言えば、発表者が順々に変わっていたので良かったと思います。しかし、発表時間が短すぎるのが難点でした。調べたことをみんなに伝える良い機会なので、もう少し有効に使うべきだと感じました。
また、主題がマスコミであるはずなのに、インターネットが話題の中心になってしまっていて、少し疑問を感じました。マスコミの現状や問題の中心を見直してみたら良いと思います。
また、解決策が具体的で良かったと思います。
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地産地消班  

アンモニア臭班
・たくさんのグラフ等を使っていたため分かりやすかった。
・具体例がたくさん入っていて、話が分かりやすかった。

・子どもたちのマスコミなどに対する恐怖心を抑えることが大切だと言っていたが、本当に恐怖心を抑えることが大事なのかと疑問に思った。
・事件の報道を極力最小限に抑え、詳細な情報は「インターネットの情報サイトにプロテクトをかけて表示させる」ということだったが、知る必要のない人には知らせないという仕組みにより、世の中に対するマスメディアによる悪影響は本当に減るのだろうかと疑問を抱いた。

・日本のマスコミ ※得にテレビ を批判していたが、アメリカのある番組では警察による逮捕劇をモザイクや名前を伏せるなどしないで放送した。言葉は理解できなくても、視覚による犯罪の様子は日本では絶対に放送出来ない内容だと思う。このような点においては、日本の犯罪などの報道などかわいく感じられた。
「えげつない」「過剰」とあったが、ありのままを放送するアメリカの番組の在り方についてはどう考えているのだろうか?すべての番組において最小限にし、必要ならば自分でとあったが、知りたい人はそのような放送を見て、知りたくない人は見ないという考え方ではダメなのだろうか?アンモニア臭班の「最低限の情報で」というのはすべてのマスコミにおいてなのか?犯罪に興味を持ってしまった子どもがいたとしたら、ネットなどで見てしまうかもしてない。

ピペット班
・1つずつの問題点にそれぞれの解決策があり、分かりやすかった。
・取り上げる対象の全体像に、インターネットのプラス面とマイナス面の両方がとりいれられていて良かった。

・解決策のなかで、たくさんのサイトから調べるとあったが、その情報が信憑性があるものかどうかを確認したほうが良いと思った。たとえば、他人のブログなどに書いてあったならば信憑性は薄いのではないだろうか?
・図表の数が少なかった。また、全体的に子どもについて扱っているので、出来れば子どものケータイ所有率などの資料を欲しかった。
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<ビタミンA班>

【アンモニア臭】
・情報化社会とはどのようなものなのか、現状や変遷について説明がほしい。

・具体的な事例が多々取り上げられていて良かった。ただし、その事例一つ一つが適切だったかどうかは疑問である。発表者は事例の内容を詳しく把握し、事例を上げることの効果をきちんと考えておく必要がある。

・「メディアは事件の概要だけでなく公表すべきではない情報も言う」と言っていたが、「公表すべきではない情報」とは具体的にはどのようなことなのかイメージがつかなかった。また、すべきではない、と発表班の主観的な解釈が色濃く入っているけれども、誰の立場でそういうことを言っているのか明確にすべきだ。解決策の時も「それしか」と限定的なことを言っているが、解決策が唯一ひとつだけということは社会的にあり得ないと感じた。

・語尾の多くが「~だと思う」「~かもしれない」であり説得力がない。きちんと調べたものであるなら、自身をもって言い切ると良い。

・「~ですが、~しますが、~なのですが、」など逆説が続く説明であったため、一文が長く、論が飛躍していき、内容が分かりづらくなってしまっていた。簡潔に話すと良い。

・質問に対して動揺することなく答えていた点は、見習いたい。

【ピペット】
・そもそも「マスコミ」が何を指しているのか触れなければ全体像とは言えない。インターネットの功罪について詳しく説明した点は良かったが、マスコミ=インターネットのような発表になってしまっていた。時間はたくさん残されていたので、本や新聞などのメディアについても説明があると良かった。

・マスコミと情報化社会の関連性を述べてほしい。「理科ネットワーク」は情報化社会と関連していても、マスコミには含まれないのではないか。

・レジュメ③について、問題点では「鵜呑みにしてしまう」ことばかりが挙げられている。(2)と(3)の違いが分からない。

・よくまとめられた図が用意されていて良かった。しかしせっかくの図もいつのものか分からなければ意味がない。ピペット班自身も情報を吟味し信憑性を確かめる必要があると思う。
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<ペクチン班>

ピペット班
 取り上げる全体像において、マスコミをインターネットのみに限定してしまうのは良くないのではないかと思う。インターネットは最近最もよく利用されるマスコミのひとつであるが、新聞・ラジオ・TVなどといったその他のメディアの現状や問題点について触れなくてはならないのではないか。
 問題点と解決策について、インターネットの信憑性・危険性についてはよく的を得た考察がされているのではないかと思う。しかし、インターネットという分野に絞っていくのであれば、インターネットの普及率という点を入れた方が良いと思う。情報を得るということの平等性の観点からもインターネットの問題点について考察していけるのではないか。またグラフのデータは小学生に限ったものではないので、子どもの最も身近な情報端末=携帯電話とはいえないのではないかと思う。
 子どもたちの生活との関わりについて、様々なメディアから情報を得させるという点は非常に良いと思うが、それを問題点と解決策にきちんと明記した方が良いと思う。

アンモニア班への批評

●そもそも第一ステージでは「マスコミ」とは、一体何か、大まかでのマスコミの全体像の定義、私たち(一般市民)とのつながりのしくみから、現状での問題ををつかむものだと思うのだが、配布プリントから読み取れる情報は非常に断片的(問題点から来る解決策の根拠が不明。)で、それを補うであろう口頭説明においても、「情報を発信する側」に偏った主観と重点を置いた(凶悪犯罪の報道が殺人の興味を引き起こす?、TV局新聞社の偏向報道の解決策は外部まかせ?、麻生総理はマスコミによって下ろされた?)、問題の原因を見出していて、全体像がつかめなかった。参考文献等の記載がなかったため、班員の主観、意見のみで作られたとも読みとれた。
●{提案(参考程度に)}次回、改訂版を作る際には以下2点、
①マスコミと一般市民(主に小学生)とのつながりとそのメカニズム
②問題点(携帯や有害サイトとかだけでなく、流行に影響されやすいことからくる購買問題=無駄づかい、調べ学習での文献利用離れ(情報の選び方)など、多方面で見ていく。)
を重点的に調べたらよいと思う。
問題点が多角的視点で捉えられてると、自動的に解決策も説得力があるものになるし、その後の子供とのかかわりにも十分生かせると思う。
ーーーーーーーーーーーーー
<フライパン>

アンモニア班に対して

・取り上げる対象の全体像
グラフを並べているのは具体的数値がわかってよかったのだが、グラフだけではどんなことが中心に取り上げたのかが察しづらかった。また、プラス面・マイナス面に分けての説明は分かりやすかったが、プラス面のほうにおいては教師ではなく、生徒に焦点をあてたほうがよいと考えた。

・問題点
とても簡潔にまとめられていて良かった。解決策も明確だと考える。しかし、個人的に考えさせるような発言が多く、もう少し詳しく説明・あるいは明記するべきだと考えた。また、問題点の(2)と(3)が似たような内容であった。また、解決策の方に信憑性の話をいれるべきだと考えた。

・子どもたちの生活経験とのかかわり
グラフにより、子どもたちとの関わりが年齢とともに親密になっていくことが分かった。さらに、学習題材へとつながる発表であり、まとめが良かった。実践できそうな提案があってよかった。


ピペット班に対して

・取り上げる対象の全体像
要点をまとめた方が良かった。しかし、マスコミについての全体像というよりもインターネットについての全体像になっているので他のメディアについても知りたかった。また、図が細かすぎてよく見えなかった。

・問題点
マスコミの影響についての理解が深まった上で問題点を明確にし、解決策が考えられ、よく理解できた。しかし問題点に偏りがみられるので、広い視野から問題を見つけるべきだと考えた。

・子どもたちの生活経験とのかかわり
現代のこどもに焦点があてられていたと考える。見やすくまとめられていて、子どもの視点にあった導入方法であり、内容も適切であると考える。

第3テーマ(マスコミ)報告批評:理科10班

<アンモニア臭> 自己批評

・質問に的確に応えられなかった、補足的とはいえ調べておくべきだったとは思う(ただし逆転の発想として、それを利用して全体を巻き込んだ形に出来た点は寧ろ良かったのではないか)。
・黒板を折角利用したのでより有効に使えば分かりやすかったと思われる。
・レジュメが有効ではなかった。 乱雑だし内容も良くない。(プリントアウト出来なかった点を含めても粗雑だった)
・前もってパワーポイントの資料も用意して発表すればより分かりやすくなったと思う。
・説明がテキストのベタ読みだった部分が多かった。 読むことは悪くないが、分かりやすい説明を適宜加えつつ発言すれば良かったのではないか。
・学習指導要領に一切触れていなかった。 レジュメに詳細に載せる必要はないが、メディアはどの学年のどの分野で扱うかぐらいは示しておくと良かったのではないか。
・もう少し分かりやすくて身近な具体例をつかって発表すればより分かりやすくなったのではないか。
・全員がしっかりと発表・レジュメ作成に関われた点は評価できるのではないか。 他班では特定の人物のみが発表していることもしばしばあったので、それを踏まえつつ発表を行った結果だと思われる。
・今回、私たちの班が発表した内容は、現代社会のマスコミについてのごく一部である。そのため、いい点もあれば悪い点も存在している、表裏一体の関係であるので、賛否両論すべての意見を真摯に受け止めることが、重要になってくる。
・時事問題にも多少とはいえ、触れているという点は良かったと思う。そこから見えてくるマスコミの問題点なども聞き手・話し手ともに感じることができたのではないか。
・アドリブを織り交ぜていくのはよかったが、少々要領を得ていなかった。もっとコンパクトに明瞭に事物を伝達できるような発表・アドリブができるよう心がけることが望ましいのではないか。

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<ガスバーナー班>

最初にピペット班の発表の批評をします。
ピペット班の発表は、他者に投げかける形のプレゼンをしており、聞いていて普通の高校の授業を聞いているようだった。また自分自身もプレゼンについて考えることができた。子供たちと、インターネットとの関わりが見えてきて、どのような関わりあいがあるのか、提示することができていた。また、そこにある問題点を発見することができていた。そして、その問題点の解決策を提示することができていた。これら点を踏まえて基本的に、よいプレゼンだったと言えるだろう。
 ピペット班のさらに良かった点は、問題を提示するときにわかりやすい例を出していたことだ。こうすることによって、みんなの共感を呼ぶことができていた。
 ピペット班の改善点は、事前に配るプリントである。発表する以上、完璧にプリントまで仕上げてほしいと思う。そうしなければ、発表内容の信頼性が薄れてしまうからである。
 次に、アンモニア臭班の発表の批評をします。
 アンモニア臭班の発表は、ピペット班の発表に比べて準備不足の印象を受けた。その理由の一つとして発表が、視聴者に届いていないことがあげられる。これは、下調べにかけたことにより得られた自信や、自分が視聴者に対して、どの程度真剣に自分の意見を伝えようとしたかによる。また、内容についても、一般的な理論を述べているだけであり、自分の意見を含めた独自の意見をきくことはできなかった。そして、解決策についても、明確な解決策は、示されてはいなく抽象的な表現が多かった。
 次に良い点をあげる。一つは発表内容に、一貫性がみられたことである。こうすることによって話を視聴者に分かりやすく伝えることができる。二つ目は、段階を踏まえての発表ができていたことだ。問題点を提示してから解決策を提示するなど、わかりやすい発表の構成だった。
 以上のことを踏まえて、アンモニア臭班は、まずもう少ししっかりと下調べをしてほしいということが第一にあげられる。
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<T2ファージ>

〈アンモニア臭〉

マスコミにおける現状がとてもわかりやすく説明されていてよかった。しかし資料の左側の図の文字が小さくて横軸が何の値であるのかが良く読み取れない。スペースの関係もあるかもしれないがある程度の大きさがあった方が良いのではないだろうか。言葉だけで普及率の変遷を述べるのは難しいと思うから、視覚的にも訴えられるようにする必要があるはずだ。
あと、事件の報道を極力最小限に抑えるところの質問の答えの話がいろいろな話題に飛んでいたので何を言いたかったのかとてもわかりづらかった解決策はアンモニア臭班の方たちがせっかく考えたものであり報道によって事件の情報を知りすぎてしまう現状を改善することができるかもしれないので質問に対しても簡潔に分かりやすくまとめてほしかった。マスコミについて詳しいことを知らない人に対して説明するならなおさらである。
発表を全体的に見て具体例も挙げていてまとまりの良いプレゼンだった。先生と連絡がうまくいかなかったとあったが、うまく資料が作れたらさらに良いプレゼンになると思う。

〈ピペット〉
小学校指導要領でマスコミについて学習する学年が示されていて良いと思う。しかし、マスコミについてであるのに、子どもたちに有害サイトにアクセスすることでさらされるかもしれない問題を指導するのは少し趣旨が違うような気がする。質問にもあったように図がいつの年のものだか分らないので参考資料としては不十分である。2の取り上げる対象の全体像の中に急速な情報化社会になっているとあるが図1と対照することのできる図を加えたり、利用者が○○だけ増えています、ということを指し示すグラフや図を加えたりするとより説得力のあるものが出来るのではないか。参考文献が一つしか載せていないが、沢山の情報を集めたのか疑問に思う。インターネットが誰でも気軽に使え誰でも情報を発信できるためピペット班
が発表しているように信憑性があるのか正しいことを述べているのかを確かめたということを載せてほしい。全体的に見て内容をさらに深めることができると思う。問題点と解決点を挙げているのだから子どもたちとの関わりとつなげられたら良いのではないか。
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<ニュートン>

アンモニア臭
レジュメに書いてあること以外にもたくさんいいことを言っていたので、それが書いてある改訂版のレジュメではなかったのが残念。今回のレジュメでは情報が少し少ないと思う。
話の途中で、殺人事件の件数が年々増えていることなど、マスコミなどとは関係ないのではないかという話があったので、そこは削っても良かったと思う。
あくまで我々の意見であるが、報道を抑えるという解決策ではなく、もっとその報道する事件について、その解決策や真実を伝えさせるようにしたほうがよいのでは。確かに残酷な殺人などの報道は子どもに悪影響を与えるかもしれないが、そのようなものに対しても知っておかなければ命の重みや殺人に対する恐怖を身近に感じることができなくなってしまい、ゲームやマンガ等で人を傷つけるようなものを見ていると、命を軽く見るようになってしまう危険性があると思う。
具体的な数値が記してある表が多くあった。
マスコミに対しての要望が多くあり、私たちはどうすればよいのかということがあまり分からなかった。
質問に対して具体的な事例を踏まえながら丁寧に自分たちの意見を述べておりとても良かった。
ピペット班
多くのサイトを見てそこから正しい情報を検討し読み取るべきといっているが、このレジュメの参考文献のところを見てみると引用したサイトがひとつしかないように見えるのでそこが残念。
具体的な情報があまりなかった。
ただマスコミについて調べただけではなく、子どもたちの生活との関わりについても考えて記してありよかった。
携帯電話は確かに有害サイトを利用してしまい、危険にさらされる危険性が多くなってしまうが、同時に子どもと親が瞬時に連絡をとれ安全を確認できるという、子どもたちの安全を守ることにも大いに役に立つ。なので、携帯電話を持たせないというのは無理であると思うが、レジュメに記してあるように子どもたちに有害サイトの危険性を伝えてもあまり効果はないと思う。そこで子どもではなく親に有害サイトの危険性を伝え、携帯電話を買ってもフィルタリングサービスを利用するようにする等伝えていくのが良いと思う。
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<ピペット班>

<アンモニア臭班の発表に対する批評>
今回のマスコミについての発表では、かなり詳しく調べられていた。構成や補足説明、具体例もしかっりしていたように思われる。プリントに資料がすべて載っていなかったなどの不備があり、残念だったがプリントに載っていた図やグラフがわかりやすかったので良かったと思う。また、発表の時に事実にもとづいて、今あることを題材にして発表していたことが良かった。自分達が発表することに対してしっかり調べてあることがわかった。ただ、発表中に挙げていた問題についての具体例を質問された時に答えられなかったのは、残念だったと思う。発表する時にただ資料を読み上げるだけではなく、声に抑揚があって聞き取りやすかった。しかし、口頭での説明が多く、プリントから離れてしまった部分もあったため、理解しにくくなってしまった部分もあったと思う。

<自己批評>
私達の発表の反省点は、まず「何を調べればよいのか」というのをしっかり理解していなかったことが一番大きい反省点だと思う。発表の趣旨が理解できていなかったため、マスコミを学習するための入門のような形のあっさりした発表になってしまったと思われる。また、資料の出典先やデータがいつのものかの記載漏れや、説明に資料を使ったのかという疑問を質問されてしまった。発表にうまくこの資料を活かせていなかったことも反省点の一つであると思う。発表後の質問の時間にたくさん質問されたが、質問に対する返答が曖昧だったり、考え込んでしまったりしてまったので、自分たちで調べた内容なのにしっかり理解できていないまま発表していたことがわかった。自己評価は、調査不足だったととても感じた。インターネ
ットを頼りすぎ、周りの問題について考えていなかったと思う。子どもたちの身近な問題を考えて今度はレポートを作成したいと思った。問題点と解決策については具体的に考えたので良かったと思う。そこから話を広げていけたらもっと良かったと思った。
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<ピンセット>

 初めに、アンモニア臭班の批評をする。
内容についてであるが、主に、‘メディア操作’に触れ、メディア操作と子どもの模倣犯罪の関連性について述べていた。それについての班の考え、「ある情報について、それに興味のない人に、それ以上の詳細を伝えない。そのようなプロテクトをする。」という旨であったが、実にユニークであったと感じる。あるニュース番組の事件の報道で、「以前ニュースで耳にした犯罪を真似した」という犯人のコメントを耳にしたことがある。まさに模倣犯罪であった。しかし、‘プロテクト’によって本当に模倣犯罪は防ぐことができるのか。
‘なぜ、ニュース番組で犯罪を伝える必要があるのか’という疑問があるとき、多くの人はどのように答えるだろうか。私たちの班は、‘視聴者に、伝えられたニュースから何かを感じてほしい’というメッセージがあるのだと考える。そのメッセージの一つとして、人の命を簡単に奪うものではないという教訓も挙げられるのではないだろうか。‘プロテクト’はそのようなメッセージまでも奪う結果になるだろう。
また、テレビ、インターネットでの情報だけが模倣犯罪に結びつくわけではない。刑事ドラマや漫画の殺人のシーンもその原因として挙げられる。
結局、犯罪を防ぐためには、子ども一人一人のモラルの向上を目指すほか無い。したがって、私たちの班は、‘プロテクト’にはメリットが少ないと考える。
発表のやり方については、参考にすべき点がいくつかあった。それは、資料やメモに捉われない(読むだけではない)、聞き手を引きつけるものであったこと、そして質問の答えである。自らも麻生元総理の政策は知らないとした上で、それこそが‘メディア操作’、いくつかある政策を伝えていないということであり、それが麻生元総理への批判や内閣支持率低下に繋がった、という答えであった。予想もしない質問でこのように答えたことと、その説得力は本当に素晴らしかった。参考しようにも出来ないと感じた。
次にピペット班であるが、アンモニア臭班とは異なり、子どもへの指導法に触れていたことは良かった。以上。 
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<プリズム>

アンモニア臭に対する批評
マスコミについての発表であったが、内容に関しては良いと思った。レジュメにある「政治や情報などはマスコミによる影響を免れることはできない」というのがあるが、これにはかなり共感できた。前回の衆議院選挙での政権交代は、ほぼマスコミによる自民党への悪い印象を持たせることにつながる報道のせいであると言えるだろう。解決策についても具体例がありわかりやすかった。しかし僕たちの班では、ろくに考えも持たずにただ単にマスコミの言っていることを鵜呑みにしている受け手側も悪いのではないか、という意見が出た。マスコミの言っていることはあくまでも1つの意見であって表面的な情報でしかないことを考えるべきではないだろうか。また、自分の意見を持ち、それとマスコミの言っていることとを比較するこ
とが必要なのではないだろうか。発表の仕方はそれぞれ落ち着いておりよかった。質問に対しても冷静に対応しており、納得できた。

ピペットに対する批評
携帯や理科ネットワークなどの、最近の小学生であれば触れる機会のある「情報を得る媒体」についてあげており、小学生相手であっても通用する内容であったと思う。しかし解決策に具体性が少なかった印象を持った。レジュメに「子どもたちに、有害サイトにアクセスするとどのような危険が待っているのかを指導する」とあるが、どのように指導するのかも書くと具体性が出ると思う。また発表でレジュメの右にある図に触れていなかった。発表時間は短く端的でよかったが、図の説明やそれについて触れて具体性を深めるともっと良かったと思う。
マスコミと言うとニュースや新聞などの小学生には難しい内容だとおもうが、上手くつなげていたと思う。

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<ボルボックス>

 第一に、ピペット班についての報告をまとめる。
 まず、「取り上げる全体像」について、情報化社会における携帯電話やインターネットの光と影(長所と短所)について偏りなく言及されている点については評価できると思う。
 次に、情報の海に投げ出されている現代の子供たちと情報とのあり方について指摘した「問題点と解決策」についてだが、「マスコミから流れる情報を、信憑性も確かめもせず鵜呑みにしてしまう」「子どもたちがインターネット上の情報を鵜呑みにしてしまう」から「一つのサイトから得た情報だけでなく、たくさんのサイトから得た情報をまとめさせる」という報告は少し首を傾げざるを得ない点があるように思える。
 そもそも人はどうやって信憑性を確かめるのだろうか。これについてピペット班は「解決策」で「インターネットの情報を使って調べ学習をさせる。その時に一つのサイトから得た情報だけでなく、たくさんのサイトから得た情報をまとめさせるようにする」とある。しかし、これでは民放のテレビニュースで行われている、新聞各社の朝刊や夕刊を並べて読み上げているのと何ら変わりはないように思われる。要するに「みんながそう言っているからきっと正しいんだよ」として情報の信憑性を高めるのがいいとしているととられても、先の報告では仕方がないように思われる。
 信憑性を確かめるには現場検証以外にはあり得ない。教師は「新聞の記事を並べて読む報道番組は実証検分を自分たちでやったかどうかもあきらかにしないでテレビの前の君たちにいろんなことを伝えているから本当かなって疑ってみないとだめだよ」とまず子供たちに伝え、教えた上で今ある情報に対し、「本当にこんなことが起きているのかな?本当だとしたらどうしてこんなことが起きたのかな」「立場が違うと同じ事件でも伝え方が違うね。じゃあどっちを信じたらいいのかな」と考えさせるようにしたらいいと私は思う。そしてもしピペット班がこういう内容のことを「解決策」で伝えようとしているのなら、そのことを文書に打ち出してほしかったとも思う。
 第二に、アンモニア臭班についての報告をまとめる。
 「解決策」を考える上で情報の発信源から対応策を講じていく必要があるとしたのは現実的であり、評価したいと思う。
 他の点について、細かいことを指摘すると、「問題点」として「マスコミは事件や情報を世間一般に知らせる、見せつけるだけに留まっている」という指摘は間違いである。嘘だと思うのなら新聞の社説を読むことを勧めたい(新聞も立派なマスコミである)。社説というのは、新聞各社が現地取材を重ねて手に入れた情報をもとに事件の背景を可能な限り客観的に考え、今後このようなことが起きないよう政治や国民がどう行動していけばよいのかについての意見を載せたものである。「見せつけるだけに留まって」いないはずである。
 最後にもう一つ。麻生内閣で成立した法案の詳細についての質問が出たとき報告者の一人が「逆にみなさんに質問したいのですが、テレビで報道されていない法案について何か一つでも知っている人はいますか」と発問したが、そもそも麻生内閣で成立した法案のうち、NHKを含めテレビで報道されていない法案があったのかどうか、逆に質問をした報告者は調べた上で知っていたのか。もし知らないであのような質問をしたのならそれは「マスコミの悪い例」以前の問題で、無責任な発問だと言わざるを得ないと思う。
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<ミカヅキモ>

アンモニア臭
・黒板を用いていて、考え方は良いと思った
・プリントの図やグラフが見づらいので工夫すると良いと思う
・プリントに参考文献を載せるべきだと思う
・3.の発表者は、はきはきとした口調で聞き取りやすかったし、良いと思う
・現状にマスコミ、メディアの良い点も入れると良いと思う
・質問への対応で、調査が足りていないところがあったので、もっとよく調べると良いと思う
・子供たちとの関わりで、子供たちはどのような作業し、考えると良いかなども取り入れるとより良いと考える
・マスコミはニュースだけではないと思うし、ドラマやバラエティ番組からの影響も大きいと考える
・例が挙げられないのに麻生内閣はいいことをしたと言っていたので矛盾に思った
・根拠の無いことを言う事こそがメディアによる操作なのでは?批判している事と同じことをやっているように感じた
・具体例が挙げられていていいと思った
・もう少し資料がしっかりできていた方がよかった



ピペット
・プリントの文章が長すぎるので、箇条書きにすると良いと思う
・有害サイトのアクセスによる危険に対する指導の具体的な方法を述べたり、記述したりすべきだと思う
・解決策について、得た情報を受けてどう思うかも重要だが、問題の解決策としては正しくないと考える。他の様々な情報もあることを知らせたうえでの対応が必要だと思う
・「たくさんのサイト」には信ぴょう性のないものもあるので、逆に危険ではないか
・参考文献の名前(タイトル)もプリントに明記すべきだと思う
・「携帯電話で何ができるかを考える」とあったが、危険性も一緒に考えるべきだと思う
・マスコミはニュースだけではないと思うし、ドラマやバラエティ番組からの影響も大きいと考える
・質問でも挙げられていたが、ただ単にたくさんのサイトから情報を見ればいいというわけではないと思った
・もう少し内容があった方がよい
・子供たちの生活に関わりのある事柄を題材として取り上げるのは大事だと思った
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<ミジンコ班>

アンモニア臭班の発表ではマスメディアが持つ様々な良い点悪い点が良く考察されていた。「政府の悪いところばかり報道されているが、しっかり仕事もしている。」というような具体例を挙げることも良かったと思う。「政府が行ったマスコミが報道していない仕事を挙げられるか」と問われたとき、そういえば知らないと気付かされマスコミの影響力の大きさに驚かされた。発表をする際にこのような問いかけはとても効果的であると思う。配られた資料を見たときは手を抜いているように思えたが、資料の不足を補えるような発表のスキルであったと思う。改善点を挙げるとすれば、解決策を導くにあたっては考え方が短絡的であったと思う。「事件の報道を極力最小限に抑える、詳細な情報は報じないようにする」という解決策は、いわゆる情報操作にあたらないだろうか。「最小限」の基準はどこにあるのだろうか。もしこの基準が曖昧なものであるのならばこの解決策は非常に無責任なものであると言わざるを得ない。現代の様々な情報が溢れている情報化社会において、根本的な解決をするためには、まず発信源であるマスコミが報道の在り方を変えていくべきだ、と考えたことは間違っていないと思う。しかしここまであらゆる情報が散在している社会において、まず必要なものは受け取る側が必要な情報を取捨選択できる能力を養うことではないだろうか。海外では小学校の授業の中で「情報」という科目がある。日本の小学校教育の中では「社会科」という科目がこれを補っているが、扱っている量はあまり多いとは言えない。このような点も踏まえて発表にあたると良かったと思う。
ピペット班では、インターネットや携帯電話を中心に取り上げていたが、それらと子どもたちの生活との関わりについて良く考えられていたと思う。しかし、図と発表内容が少し噛み合っていなかったように感じたので、もう少し効果的な図にするか関係性を説明すると良かったと思う。

第4テーマ「韓国の冠婚葬祭』

韓国の冠婚葬祭

                                    しゃもじ班

小学校学習指導要領では

国際理解の内容は第6学年で学習する→詳細は社会科指導法A配布資料5ページ掲載

成人式

・毎年5月の第3月曜日は、「成年の日(ソンニョネ ナル)

20歳になる若者に、成人としての自負心と責任を与える日。1973年に制定された記念日。

・日本の「成人の日」のように祝日にはならない。また各地で大々的な式典が開かれることはないが、韓国ならではの方法で、親しい友達や恋人、あるいは家族と一緒に、成人としての新たなスタートを祝う。→(地域での「成人式」が一般的でない韓国では、友達や恋人など親しい人たちと一緒に過ごすケースが大半)

・「成年の日」が誕生したのは比較的最近のことだが、成人したことを祝う儀式は、今から約1100年前の高麗時代から存在していたといわれている。

・「成年礼(ソンニョルレ)」と呼ばれる儀式のメイン「冠礼(クァルレ)」と「ケレ」

→「冠礼」とは男の子が「カッ」という冠をかぶること、「ケレ」とは女の子が髪の毛を結い上げて「チョッ(まげのこと)」を作りかんざしをさす行為で、どちらも公式的に成人したことを示す意味がある。

20世紀半ばまでは韓国各地で行われていたが、近年はめっきり減少した。毎年いくつかの地方自治体では、こうした伝統的なやり方で「成年の日」を祝うイベントを開催している。

結婚式

現在、韓国で行われている結婚式

1) 西洋風結婚式…ウエディングドレスとタキシードを着て行う結婚式。多数派

2) 伝統結婚式…韓服を着て行う伝統的な結婚式。少数派。

→しかし,西洋式の結婚式の後に幣帛(ペベッ)という儀式を身内だけで行ったり,伝統を残すために博物館などの施設で模擬結婚式がよく行われる。

伝統結婚式の内容

場所:新婦の家(博物館,結婚式会場)

① 親迎:新郎が新婦の家へ向かって行く儀式。(ただし,会場などで行う場合は新郎が到着する雰囲気をつくるため新婦は会場の隅で顔を隠して待っていることもある、)

(チョ)(ナル)():新郎が新婦の両親に挨拶をし,新郎の友人が持つ雁の置物を受け取り,新婦の母親に渡す儀式。→雁の置物は永遠の絆や貞節を表している。

(キョ)拝礼(ベレ):新郎が婚礼の東側,新婦は西側に立ち顔を合わせ,それぞれの横にある水瓶で手を清め,お辞儀をする儀式。(新郎2回,新婦4回)

合排(ハッグン)():お酒を杯と瓢を半分にしたものの入れ物に入れて2回飲み,おつまみにナツメと栗を卓上に置き,半分にした瓢を合わせて婚礼卓に置く儀式。

→瓢箪を合わせることによって夫婦が1つになったことを表す。

⑤ お説教,記念写真,食事

葬儀

・日本の喪服は黒なのに対して、韓国の喪服は白である。

→死者に対しての謝罪の気持ちを示すため。

・以前は葬儀は自宅で行うのが普通だったが、今では、病院の霊安室で行うのが一般的。

→日本のような斎場はなく、病院が斎場を経営している。

・火葬ではなく土葬を行う。

→風水地理という学問の発達と、孔子を始祖とする思想や信仰とする儒教の影響が大きい。特に親や年配の方を敬うという「孝」の考えが強い。しかし、最近では土地の問題からも火葬が増えてきている。

・日本の厳かに行う葬儀とは違い、派手に行う。例)泣き女・花札

→喪家がさみしくないように、死者を笑って送り出せるようにするため。

お盆

秋夕(チュソク)旧暦8月15のこと。親戚一同が集まって先祖の墓参りをしたり、秋の収穫に感謝したりする習わしで、起源は古く新羅時代(B.C.56668)に始まったと伝えられている。つまり墓参り収穫祭を一緒に行うイベントのこと。親戚一同で先祖のお墓参りをし、収穫したばかりのお米や果物などを墓前に供えて、収穫と一年間の無病息災に感謝を捧げる。このときにソンピョン(松餅)と呼ばれる餅を14日の夜に月を見ながら家族で集まって作り墓前に供える。

茶礼(チャレ):収穫されたての新米、お酒、果物などを秋夕に先祖にお供えし、その当日の朝に家族親戚が集まり、新米で作ったお酒、餅、ご飯、そしてとりたての新鮮な果実を祖先にお供えすること。

お墓参り(ソンミョ):茶礼(チャレ)をし、朝ご飯を食べたら、一家揃ってお墓参りをしに行くこと。この日に備えて、必ず夏の間に伸びた草を刈り、お墓の周りをきれいにしておくのが風習である。これをボルチョと言って、普通は秋夕の一ヶ月前ぐらいから時間のある時に済ませておく。

子供たちとの関わり

・韓流ドラマ・・・冬のソナタを筆頭に韓国ドラマが日本でブレイク→韓国が身近な存在に

・料理・・・ドラマの影響からチヂミや焼き肉などが日本でも食べられるようになる

参考文献

Life in Korea  http://www.lifeinkorea.com/indexj.cfm

ソウルナビ http://www.seoulnavi.com/

福岡のフリーペーパー「worldjc.com/special/tokusyu0912-2-1.html

冠婚葬祭の豆知識「http://www.t-bonvoyage.com/ceremonial-occasions/

コネスト「www.konest.com/date/korean_life_detail.html?no=2100

第4テーマ「中国」ロラン班



第4ステージ 異文化理解・国際交流【 中国 】 

ロラン班

:全体像

■中国の一般事情

 1.国名[ 中華人民共和国 ] (公式英語表記:People’s Republic of China)

2.地形


・アジア大陸東部、太平洋西海岸に位置。

・国土:9,597,000 km²(世界第3位。日本の約25倍。)

・北朝鮮、ロシア、モンゴル等14国と隣接。

・東シナ海を挟んで日本、韓国とも接している。

 3.人口:1,345,751,000(2008)

・世界最大の人口を持つ国。

・多民族国家である。(漢民族:98% 他チワン族、ウイグル族等55の少数民族からなる。)

  

4.経済http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/69/China_GDP.png/350px-China_GDP.png

1980年代以降、幾度かの混乱がありながら

   も、沿岸部経済開放地区を中心に入り、経

   済成長を持続する。

・ブラジル、ロシア、インドと共に、BRICs

呼ばれる。

  ・2009年、独を抜き世界最大の輸出国に。

【出典:世界銀行 中国のGDP(国内総生産)

BRICs…ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国の頭文字からの造語。近年高い経済成長を持続している国の代表。南アフリカ(South Africa)を加えてBRICSとする場合もある

5.宗教

  ・国教は無い。(仏教、道教、イスラム教、キリスト教、ボン教、儒教…等)


 ■二国関係

 1.政治関係

「共通の戦略的利益に立脚した互恵関係」(「戦略的互恵関係」)の構築に努力していくことで一致。

1)「戦略的互恵関係」の基本精神(ポイント)

日中両国がアジア及び世界に対して厳粛な責任を負うとの認識の下、アジア及び世界に共に貢献する中で、お互い利益を得て共通利益を拡大し、日中関係を発展させること。

2)「戦略的互恵関係」の基本的な内容(概要)

1)平和的発展を相互に支持し、政治面の相互信頼を増進。各々の政策の透明性に努力。

2)エネルギー、環境、金融、情報通信技術、知的財産権保護等互恵協力を深化させる。

3)防衛分野の対話及び交流を強化し、共に地域の安定に向け力を尽くす。

4)相互理解及び友好的感情を増進。青少年、メディア等の交流、文化交流を強化する。

5)朝鮮半島、国連改革、東アジア地域協力等、地域及び地球規模の課題に共に対応。

 

 2.経済関係

1)日中貿易(財務省統計に基づく日本貿易振興機構(JETRO)換算)

JETRO…日本貿易振興会:Japan External Trade Organization

貿易振興のため市場調査・PRなど諸事業を行う政府出資の特殊法人

(イ)貿易額 (2009年)

対中輸出 1,097億ドル

対中輸入 1,225億ドル 計2,322億ドル

(ロ)主要品目

対中輸出 電気機器、一般機械、化学製品

対中輸入 機械機器、繊維製品、食料品

2)日本からの直接投資総額(2009年、中国側統計)

 約41.0億ドル

 

3.文化関係・各種交流。

  ・2007年:日中国交正常化35周年記念

→「日中文化・スポーツ交流年」「3万人交流事業」、高校生の相互訪問等の各事業を実施。

  ・2008年:日中平和友好条約締決30周年記念。

       →「日中青少年友好交流年」

  ・2009年:12月、習近平国家副主席の訪日の際、日本側から更に今後2年間、毎年700名規模の中国の次世代を担う若手学者、メディア等を招へいする旨提案し、対外発表。

BBCによる国別好感度調査結果(2009)

・日本での対中Mainly Positive18%、Mainly Negative38

・中国での対日Mainly Positive29%(前年は40%)、Mainly Negative47%(前年は50%)

・両国ともPositiveよりNegativeが上回っている。

◇韓国での対日Mainly Positiveは64%(前年は37%)、Mainly Negativeは29%(前年は52%)

BBC英国放送協会The British Broadcasting Corporation(イギリス公共放送)

:問題点と解決策

  【問題点】

  ・市場経済導入後の近年急速な高度経済成長の影で、環境問題が深刻化している。(大気汚染・水質汚濁等)

  ・官僚の腐敗。

  ・貧富の差の拡大。

*他、社会に広く存在する法の無視。偽ブランド商品、違法コピー品製造・販売…など様々な問題がある。

  

【解決策】

  ・国務院は環境保護部(国務院の「部」は他国政府の「省」に相当)を設立し、更なる環境問題への取り組みに乗り出している。

  ・贈収賄や公金乱用を厳しく取り締まる断固とした姿勢。

経済構造の転換によって経済の質の向上を図る。

:子どもたちの経験と関わり

 ・日本と一的に近い事もあり、在日中国人など関わりを持てる機会もある。

 ・欧米諸国に比べ、食・環境問題などブラックな報道が多い。

   →報道の印象から誤解している事も多い。外務省のホームページをまとめて発表させたり、

    身近にある中国製品を探して、親近感を高めながら学ぶ。

 ・国際交流の学習として、調べる対象も絞る。

  *中国の文化について。

  *注目されている食品について。

   →(中国製品=危険と捉える人が多いが、本当はどうなのだろう?など)

  *中国における環境問題について。

   →(CO2排気などが問題になっているが、その原因は全て中国なの?など)

  *BBCによる結果から分かる事について。

   →(中国、韓国ともに日本が戦争問題を解決していない国である事は変わりないのに、どうしてこんなに違いが出るの?)


BBC http://www.bbc.co.uk/pressoffice/pressreleases/stories/2010/04_april/19/poll.shtml

外務省 中国 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/data.html

中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/index.html

現代カタカナ語辞典 旺文社 2,006

NIKKEI NET   等。

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