2011年6月7日火曜日

<販売>報告批判


【コンビニ/スーパー】問題の位置

1.<生産ー流通ー販売ー消費>の一連の社会関係の中で、近年になって拡大している販売業の形態が、どのような特徴と問題点をもっているかを概括的に掴むこと。

・ 背景にある大量生産・大量消費・大量廃棄
・ 爆発的に拡大している物流;そのグローバルな展開

2.「便利だ」と言われる実態をたちいって検討すること。
−1)小売店や市の対面売買・交渉との比較
−2)立地の特徴:集中と偏在、居住地からの離隔
−3)「安さ」の作られ方

3.経営と働く人
−1)自営業との違い
−2)長時間労働、賃金コストの切詰め

【班報告批評】

<再履3>
1.コンビニの問題点を2つに絞り、具体的に検討したのは良かった。
2.膨大な電力消費の実態にとどまらず、なぜそうなっているのかの原因を検討するとより良かった。
3.大量廃棄の原因として本社とのフランテャイズ契約の問題を検討すべき。

<片栗粉>
1.イオンなど特定チェーンに絞る前に、スーパーが作り出している新しい物流の全体像を把握すべき。次に、その中でのイオンの特徴を見る。報告はイオンの無批判な紹介であった。
2.PBについても、報告はイオンの無批判な紹介であった。
3.トレーサビリティがなぜ問題になるのか明らかでなく、報告時間つぶしに終わった。

<ロココ>
ミニストップの無批判的紹介に留まった。

<レベル1>
およそ生産から消費に至るすべての商品関係で問題になる価格設定の一般的報告であった。
これがスーパー、コンビニの<販売>業においてどのような問題となって現れているかこそが、把握されねばならない。

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