【再履3】ーーーーーーーーーー
<再履2>班
重要なことが簡潔にまとめられていてわかりやすかった。特にリサイクルのコスト面を考えプラスチックのリサイクルに意味があるのかと考えさせるのは良かった。リサイクルについて深く触れ、リサイクルについての意見も述べていてよい。マテリアルリサイクルについても、もう少し言及した方が分かりやすくなるのではないか。
<写実派>班
世界の埋め立て地の現状を見るのはインパクトがあったと思う。ごみ問題に関してきち
んと考えていかないといけないと感じることができる。非常に細かな点まで書かれおり、
内容が充実していた。レイアウトをもう少し考えると、見やすいレジュメになると思う。
<ハーバー>班
昔から人間とごみとは切っても切り離せない関係であることを歴史を通して考えていく導入は興味を持てる。ただプリントの説明があまりにも雑すぎた。「ハーバー班」のごみ処理の過程や、ゴミ問題における考えていくべき問題点も挙げられていて良いと思う。問題点におけるグループの意見もあれば、よりよいと思う。
<ソーダ>班
最初に目標を設定しているところがいいと思う。児童からしてみれば授業に取り組みや
すいと思う。ポイントをしぼったことで、内容が非常に分かりやすくなっている。具体的な製品を例に挙げ、それについて言及していく形式は特に参考にしたい。
<肉じゃが>班
ハーバー班と同様、歴史にふれていたのは面白いと思う。もう少し内容が多くてもいい
と感じた。趣旨を間違えたとおっしゃっていたが、発表はとても素晴らしかった。ゴミ問
題の歴史からその解決方法を探ることもできるなと勉強になった。
【コシヒカリ】ーーーーーーーーーーーー
<ソーダ>班
注目したいポイントのところにゴミを減らすにはどうしたらよいのか、という項目があったが、そのことについて触れていなかったのでもっと触れるべきであったと思う。また、ごみ問題の調査結果には億万トン等の大きな単位がよく出てくるため、その値のイメージをいかに子ども達が把握できるようにするかグラフなどを用い、ビジュアル化すべきであった。ペットボトルの生産量のグラフだけでなく、ビニール傘や割り箸についてもグラフがあれば、みやすく、さらによいものになると思った。また、ダイオキシンに関しては、無害に近いという意見もあると思うので、反対意見からも情報を収集する必要があったと思う。
<再履Ⅱ>班
詭弁的なリサイクル風潮に一石を投じる、リサイクルコストについて触れられているのが、とても良かった。また、ただ反対するのではなく、施設的な意味から、リサイクルの意義を述べている点も良かった。一方で、リサイクルのコストがかかるということから、どのように対応していけばいいのか、ということまで結論がでていると生徒にとってもわかりやすいものになるのではないかと思う。また、リサイクルに関する法律が多く載っていたが、それらのリサイクル法が制定されて何か効果があったのか、ということについての記述があればもっと内容理解を深めることが出来たと思う。他にも、調査結果に出てくる数字が読みやすいように工夫されており、その点はよかったと思う。
<写実派>班
ごみの埋立地に関する記述(海外のスモーキーマウンテンなど)が豊富でよかった。一方で、ごみの埋立地が一杯にならない方法はどうすればいいのか、という事にも触れるべきであったと思う。また、報告の中でグラフやデータについての説明などがもっとあるとなおよかった。グラフやデータにも触れて報告をしたらもっと分かりやすく、いい報告になったと思う。他国のゴミ問題にも触れているのはこの班だけであり、地球全体で問題視しなければならないということを改めて教えることのできる内容であると感じられる点がよかった。
<ハーバー>班
ごみ問題の発生ではなくごみの発生からごみ問題について考えられている班は、この班だけだった。一般廃棄物の処理の仕方は3つにわけてあり、それぞれの説明もされていたが、産業廃棄物の処理の仕方が書かれていなかった。一般廃棄物との違いを理解するためにも、必要ではないかと思う。また、一般廃棄物の処理の仕方において、中間処理の部分の説明が詳しいとさらに良いのではないかと思う。また、廃棄物の分類の図が細かくて見にくかった。重要な部分を抜き出してから図にした方が良かったと思う。他にも、法律的な分類、科学的な視点は他の班にないものであり、とても面白かった。この視点から、自然科学的にどうしてゴミ廃棄が問題になるのかをつきつめて考えるともっと面白くなると思った。
<肉じゃが>班
ごみ処理の歴史と現状をプリントや発表で主に取り上げているが、かつてのごみ問題や今のごみ問題が示されているだけであって、今後その歴史や現状を知ることでこれからの問題にどのように生かしていくのかという展望がまったく示されていなかった。歴史という観点からゴミ問題を考えていた班はこの班だけであったので、もっと幅を利かせた内容にできるとよかったと思う。
【ロココ班】ーーーーーーーーーー
<肉じゃが>班
他班とは違い、ゴミの歴史を発表してくれたので、聞いていて面白かったが、内容が薄い気がする。10分授業の量としては適切な量かもしれないが、もう少し表やグラフも入れて説明すると良いと思った。
<写実>班
表やグラフがたくさん載っていて分かり易いが、文字が多いので読みづらかった。この文字量でプリントを作成するなら、大切なところ(キーワード)に下線を引くなどの差別化が欲しい。
3Rの利益は習ったことがないので新鮮で面白かった。まとめをきちんと書いていていいと思った。
<再履Ⅱ>班
プリントで、書体・文字の大きさを変えていたので見やすかった。顔のマークなども入れていて、分かりやすく、文字が多いのに読む気になった。ただ、発表はもう少し声を大きくした方が良い。話す速度は適切だと思う。
難しい言葉にちゃんと注釈(言い換え)がついていてよかった。
【ソーダ班】
「ビニール傘の生産量の推移」もグラフにするとなおよかったが、一人一人がちゃんと調べたというのが伝わってきて良かった。
せっかく人体の図を入れたのだから、そこと絡めた項目の発表時間をもう少し長くすればいいと思った。
<ハーバー>班
図を入れるのなら、きれいに入れたほうが良いと思うが、大きさは大きくて見やすかった。
今の話題(原発の事など)も調べていて、ためになった。
発表の仕方は、話すスピードが速い。そして、グループ学習なので、ひとりずつ喋った方が良いと思った。
【チロル】 ーーーーーーーーーー
「ハーバー」
“印刷物は、報告の要点、キーワード、図表など、少し目を向けるだけで短時間に内容が伝わる形式で作ること。長々とした文章を載せることは禁物。受け手は文を読んでいる間は、報告に耳を傾けることができない”と三輪先生の忠告があったにも関わらず、長文が目立った。発表の時に図やグラフの説明をして欲しかった。資料を読むのは授業後でも出来るので、その場で出来ることを考えて欲しい。報告内容は興味深いものだった。導入として、“ゴミの歴史、今までに至るまで”というのは良いと思った。
「ソーダー」
ソーダー班が設定した<注目したいポイント>は教師が知識を深める上で重要なポイントをまとめてあったので資料が見やすかった。しかし、ペットボトル、ビニール傘、割り箸に重点を置いた理由が不明確で曖昧、なぜこの三種が教師に必要な知識なのか?と疑問に思った。また説明が長文で、キーワードが分かりにくい。ゴミが増えることによってどんな悪影響があるか、については、お金?場所?人件費?それより人体影響と環境だと思う。もっと的を絞って調べた方がいい。ダイオキシンの話は趣旨の流れからずれている。
「写実派」
他の班とは少し違う目線からゴミ問題を捉えていて、一番内容に興味を持てた。もの(使えるもの)がゴミになるというのは、普段は当たり前すぎて意識していないがとても大切なことだと思う。現代社会の背景を読み取った上でのゴミ問題の分析の仕方だと思った。特に今の子供たち(もちろん私たちも含め)は便利になった世の中しか知らないので、教師になる私たちがしっかり押さえておかなくてはいけないポイントだと思う。この内容以降は他班と似たようなものだった。
「肉じゃが」
そもそもステージ2の趣旨と合ってない。しかし、ゴミ処理の歴史は「なるほど」と思うところが多かった。他班と同じく長文。
「再履Ⅱ」
資料が一番見やすく、分かりやすい作りになっていた。他班と違ってどこかのHPからコピペするのではなく、自分たちの手で作った、と感じられ高評価。内容も具体的な数字、例をあげていて分かりやすかった。特に批判的評価はない。
【バロック】班ーーーーーーーーーー
全体を通して各班の発表は、人数が多く時間制限もある中でわかりやすくまとまった内容だと感じた。私たちの班では人数が多いためプリントの配布に手間取って時間がかかったり、発表に時間がかかったりするので内容が薄めに設定されているのでは、と予想していたが、プリント(レジェメ)の内容の密度も高く、特にどの班も法律に関する項目と今後の対策や具体例をきちんと挙げられていた。
この他にも各班気になる観点を本や資料を元によく調べ、伝えたい内容を絞って発表しているようだった。現状、歴史、問題点を挙げており、班という人が数名集まって意見を交わされている内容だった。
どの班もゴミ問題としてのひとつの軸をしっかりと見つめながら、各班が発表するなかで重なった部分を飛ばし、内容がかぶらなかったので色々な視点からゴミ問題を見つめることができた。
また、あらかじめ発表する人の順番がきちんと決められていたり、読む部分のメモを用意するなどして、準備期間が短かったにも拘らず周到に用意されていた。
一方で内容を絞った発表であったが故に、プリントを目で追う時間がなかったために、せっかくのグラフやマークの解説をゆっくり見ることができなかった。
またどの班もプリントを見ながら話しながら発表していたため、声がこもっているところが気になるという意見があがった。決められた内容を時間内に発表しようという気持ちが先走り、聴き手である生徒のほうをあまり見ていない、これでは授業として成り立たないのではないか、という内容である。他には内容が濃い一方で詰め込みすぎという意見もでた。このせいで発表できずに切り捨てられていく部分が多くなり、結果なぜこの文章が印刷されているのか、なぜ伝えたかったのかが不透明のまま終わる、という指摘もあった。
これらの問題点に対する改善案としては、たとえばプリントは、特に注目したい問題点をわかりやすく太字にする(例:ソーダ班「ゴミ問題」<注目したいポイント>)といった工夫をするとよい。あくまでも資料としてプリントを配るのであれば、口頭説明する内容を、もう少しやさしい言葉に直すなど、生徒の視点に立って発表するよう心がけるとよりよい授業発表になるのではないだろうか。口頭発表でグラフやマークを見るよう自然と誘導するような発表にしたりすると、短い時間の中で多くの文章を読めなくても視覚的に理解しやすくなるだろう。他にはもう少し文章の量を推敲し、全体的に見やすくするなどして、「何を読んで欲しいのか」をわかりやすくするとよい。
これは細かい指摘になるが、プリントにあらかじめページ番号をふると、スムーズに進むという意見もあがった。こうすることで時間を省くことができ、口頭での説明に時間をまわすことができたのではないだろうか。
【片栗粉】班ーーーーーーーーーーー
先ず始めに、殆どの班の参考資料について述べたいと思う。私達に配布された資料の中身の多くが要点をまとめたものでなく、文章でずらずらと書かれていた。また、資料に書いた文章を発表時にそのまま読んでいるだけの班も見られた。配布資料をただ前で声に出して読むだけでは聴講者の発表を聞こうとする意欲が無くなる。資料はできるだけ端的に見やすく、要点を絞って記入する必要があると思う。ページ数などを振るだけでもよくなるのではないかと思う。また、態度に関しては、いくつかの班で話し方が適切でない感じがしてしまったので、内容がよくてもマイナスに感じてしまった。
プラス面ではどの班も全体的にグラフを利用していて視覚的に内容が頭にはいってくる感じがよかった。
ゴミ問題では不法投棄などの問題をニュースなどで見たが、個人の意識で削減できるものが多いのだと思う。しかし、どう頑張ってもゴミは出てしまうものである。そこで、3Rやゴミ問題についての新しい法律が出てきたが、どれも一人一人が意識を変えていかなければ改善されていかないということにあらためて気づかされた。また、ゴミ問題はもはや社会だけの問題ではなく、社会の外である自然にも影響を及ぼしているということも再認識した。
再履修Ⅱの報告書の廃プラスチックに8万もかけて1万のものを繰り出す意味があるのかという意見に対しては、ゴミ問題がもたらす被害の大きさや人間や環境にもたらすデメリットを考えると、多額のお金をかけても改善していかなくてはいけないのではないかと思った。こういった分野に国はお金をかけ、研究し、発展させていくべきだと思う。また、ゴミ問題については自国は他国より発展しているのか、アメリカなどのゴミが多く出てそうな国ではどのように対処しているかなどにも突っ込んでいけたらより内容を深められると思う。
肉じゃが班には、当初調べる予定であった、ごみの増加の原因をわたしたちの生活の利便性と関係付けて探るというのと、最終処理場の限界とそれに替わるシステムについて簡単に教えていただきたいと思う。
【ハーバー】班ーーーーーーーーーーー
<ソーダ>班
・配られたプリントは上手くグラフなどを用いてよくまとまっていた。
・内容が多すぎるのでもう少し要約すべきだと思う。
・教師の立場からどういった点を注意すべきか分かりやすかった。
・現在減少傾向にあり、既に市民意識も高く、一般廃棄物に対して全体像を把握する必要があるのか?さらに一般廃棄物を減少させたところで減少させることができるゴミ全体に対する割合は微々たるものでしかないのではないか?
<再履Ⅱ>班
・法律・経済という面からゴミ問題を考えていくのも良い手法だと思うが、教材化出来るのかという面に問題があるのではないか。リサイクルの意義は処分場の不足によるものだけなのかという疑問も残る。
・この班は3Rに絞ったもので、発表としてはよくまとまっていたが、グラフや表など数値を用いた科学的見解もあったら尚よくなると思う。
・班内であまり理解出来ていない人が見えた
<肉じゃが>班
・不手際があったので全体として乏しいのは否めない
・学問的にごみ問題を捉えていて、客観的かつ端的にごみ問題の歴史を見ることができて良いと思った。
・大量消費・大量生産は社会経済システムによるものだけではなく、心理的なプロセスも関係しているので、その観点も入れると良いと思う。「ソシオトロピックな消費」・「バイコット」などもごみ問題やエコに関係しているので考えてみて欲しい。
<写実派>班
・ごみ問題を解決するための具体策に関して、一般廃棄物の減少には繋がるが、ゴミ全体量の大半を占める産業廃棄物に対するアプローチが少し弱いと思う。
・日本のゴミ問題を考える際に、世界のゴミ問題を取り上げてゴミ問題がどれだけの悪影響を私たちにもたらすかを理解するのにはとても良かったと思う。
・余白があまりないため書き足すことができないように感じる。しかし世界の例をあげたところなど一つの内容でも視点をさまざまなところにもっていっており、結果起承転結ができていたように思う。
自班発表についての批評
5月19日発表「ハーバー」
私たちはごみ問題について調べたわけだが、反省点が多々ある。
まず、第一に根本的な問題だが、先生の指示を正しく理解していなかったことである。私たちはB4用紙に両面1ページずつではなく、2ページずつ印刷してしまった。これは今後あってはならないことなので、以後気をつけたい。
次に、私たちの班の中で問題となったのが、調べた内容についてである。「ごみの発生から処分までの流れや、ごみが社会においてどのような立位置にいるのかというのを筋に、法律的な内容も絡めてスッキリとしていた」や「ごみの種類の図、ごみ問題のどのような問題があるか、またその対策、処理方法をまとめたのは良かった」という意見もある一方で、「プリントに関しては幅広く内容を書きすぎたことによる要点が浮かび上がらない」という意見もあった。後者は第一の先生の指示を正しく理解していなかった事に起因するものであると思う。ただ、写実派班のように幅広い内容をスマートにまとめている班もあり、要点が浮かび上がらなかったのは、何れにせよ私に力不足に帰因と思う。
以下、発表内容についての批判をあげる。
発表資料1番「ゴミ問題の発生とその特徴」では、ごみの歴史の変遷ばかりを辿っており、ゴミ問題の特徴(なぜ今日顕著に取り沙汰されているのか、など)の内容が殆ど書いていない。
発表資料2番「ゴミの種類」では、ごみの種類の表を表したのは良かったが、配置を誤り、タイトルがずれてしまって、資料が見にくくなってしまった。また、放射性廃棄物について、資料中では条件をつけて廃棄物処理法以外では放射性廃棄物が廃棄物ではないという誤解を招かないようにしたものの、発表中にそこを強調するのを忘れてしまい、あたかも放射性廃棄物が廃棄物でないかのような発言になってしまった。法律についても吟味する必要がある。
発表資料3番「産業廃棄物」では、汚泥の処理問題から築地移転問題、家畜の糞尿から私たちが一般廃棄物だけでなく、産業廃棄物とも関わり合いを持っていることを示せたのが良かったと思う。ただ、発表では割愛してしまった上に、表が配置を誤り、資料が見にくくなってしまっている。
発表資料4番「一般廃棄物」では、常識的な焼却処理について偏ってまとめていて、今日問題になっている埋め立て処理の現状や、焦点の当てられている中間処理についての内容が非常に希薄であったと思う。焼却処理の内容を理解したとしても、それは常識的な知識の範囲を出ずに、報告する上で聞いている学生たちのプラスの知識にはならない。もっと踏み込んで簡潔にまとめるべきであった。
発表資料5番「有機化合物問題」では、理科専修ということもあり、若干専門知識を要する説明の仕方になってしまったのが問題である。噛み砕いて説明擦る必要があった。またダイオキシンやPCBの何が問題になっているのかが明白になっておらず、ただ毒性について述べているに留まっている。また一様に不安を煽るような内容になっており、hazardとriskの問題についても触れておくべきであった。
発表資料6番「子供たちとの生活とのかかわり」では、発表の指示の範囲外の事であったので、ここを今後のステージに切り取って持っていくべきだった。
以下、発表の仕方についての批判をあげる。
発表者が私一人であり、班での発表ができなかった。また資料を配る際に不手際があったのも問題である。そして、発表中に不遜な態度を取ってしまった事について釈明したい。
最も問題だったのか、とても早口になってしまったことだ。内容が多く、不手際で時間も押していたせいもあるが、あのスピードでは聞き取りにくかったように思える。また、頭の中で資料を即興で再構成したので、伝わりにくかった面もあるだろう。事前にもっと読み込んでおくべきだった。
以上のことを纏めると私たちの問題は
・先生の指示を正しく理解すること
・発表内容について上で上げた点を再度吟味すること
・発表方法をどのようにしたら相手に伝わりやすいのか熟慮すること
の以上3点となるだろう。
【グンソク】ーーーーーーーーー
写実班:日本のゴミ問題の現状だけでなく、世界の国々の現状と比較していることや、問題点をあげるだけではなく、解決策を具体的にあげているのがよかった。解決策についても、小学生でも大人でもずっとやり続けるものでよかった。らだし最後の方に述べた子どもの生活については、どちらかというと貧困についての要素のが大きいと感じた。
ハーバー班:ゴミ問題の歴史や、またそのどのように処理していたかがわかり、ゴミ問題が昔からの問題であることに気づかされ、現代だけの問題ではないことがわかった。またゴミを一般廃棄物と個人ではどうすることもできない産業廃棄物を別々にとりあげ区別していてよかった。また実際に教える際の切り口も指摘してあってよかった。
肉じゃが班:ゴミの処理についての歴史が発表され、過去にどんな問題がありどのように解決に取り組んできたのかが分かり、現代のゴミ問題を考える際にヒントになるのではないかとおもった。しかしゴミ排出量がどのくらい多いのか数字だけでなく、何杯分などと分かりやすく記述したり、グラフや図を使用したりするとよりよい発表になったと思う。
ソーダ班:注目したいポイントを上げていて、何が重要かよく分かる。また使い捨てのものについて考えたのは、新しい視点で良いと思った。確かに便利だがゴミ問題を考える上で、使い捨てのものを減らすことは解決の一つの糸口になるだろう。また一見リサイクルが進んでいると思っていたペットボトルも、ゴミ問題の解決への大きな策にはなっていないことを初めて知った。ダイオキシンの発生などを注目することは、人体へ大きな影響が及ぶことを知り、早く解決しなければという気持ちが高ぶった。
再履Ⅱ班:リサイクル法について取り上げているという新しい視点はよいと思うが、小学生にとっては難しいと思うので説明をより簡単に分かりやすく説明する必要があるだろう。リサイクル法がゴミ問題の解決を手助けしていることを分かるようにすればよいのではないか。またお金とリサイクルの関係でも問題が生じるので、リサイクルの意義を考えさせる良い機会になると思った。
【印象派】班ーーーーーーーーーー
<ソーダー>班
ゴミの増加による悪影響について発表するなかで、アメリカの現状やベトナム戦争など配布したプリントに載っていない情報も添えてあって良かった。ゴミ処理にどの程度お金がかかるのか具体的な例があるとより良いと思う
<肉じゃが>班
日本のゴミの歴史がわかったが、数字でデータを言われても実感がわかないので「例えば○○と同じくらいの重さ」などと例を挙げるとより良いと思う。プリントは項目わけしてもう少し見やすくして欲しいと感じた。
<ハーバー>班
ゴミの処理について、法律の知識も混ぜながらの分かりやすい発表であった。調べたことに加えて「~と思った」など自分の意見の混ぜ、小学生にどう教えればよいかまで考えていた点が高く評価できる。また、「~ですよね?」とみんなに語りかけているのも良かった。
<再履2>班
リサイクルの法律やかかるコストについて分かりやすくまとめられていて、配布プリントも読みやすかった。ただ発表時にしゃべりが少し早すぎる人がいたのが気になった。
写実班
ゴミの処理や埋め立て地の現状など、情報量がかなり多いように感じられたのでもう少し要点をかいつまんで発表しても良いと思う。具体例が多く挙げられている点は高く評価できるが、配布プリントの中で難しい言葉を多用しているのでより分かりやすい言葉に変えると伝わりやすくなると思う。
≪ソーダ班≫
発表に対する批評/自己批判
ソーダ班では、自己批判の内容を充実させる為、他班の発表について気づいた点を挙げ、そこで挙げられた事柄を踏まえつつ自班の批判を行った。
●他班について
・発表にあたり、役割分担をしておくのは必須であると感じた。ただ立っているだけの人や、プリントを配るだけの人は、仮に内容を調べてきていて発表の内容に参加していても発表の受け手には何もやってきていないように見えてしまうと思った。また、発表する際に文章をそのまま読んだり、一本調子で読んだりするのではなく、要約したり声の大小や強弱をつけたりすると受け手にはわかりやすい発表になると感じた。
・資料をひたすら読むものが多かった。自分たちの班も含め、プリントに載せるものと読み上げるものとをはっきり分けて、資料を“資料”として活用する工夫も必要だったのではないだろうか。また、立っているだけの人が多い班があったことも印象に残っている。発表で全員がしゃべらないにしろ、何かしらの役割を一人一人が持って発表に臨むことも大切なのではないかと考える。
・ゴミ処理の歴史をたどり、その時代ならではの問題点を挙げていくことで、ゴミ処理問題の変化の様子が分かりやすかった。(現在の問題点が何なのかわかりやすい。)
・ゴミ問題に子供たちをどのように関わらせるかについて挙げていくと、よりよい発表になると思った。
・ゴミの問題について、歴史を追っていてわかりやすかった。(ゴミ問題は決して現在だけの問題ではなく、人類が存在している以上起こりうる問題なのだと再認識できた。)
・ゴミの定義について詳しく触れられていて良かった。
・放射性廃棄物など現在問題となっていることを絡めていて、自分たちの身近で実際に起こっている問題なのだという認識を持ちやすい。
・ゴミの処理方法から、問題点を1つ1つあげているのでわかりやすい。
・子供に考えさせるよう指導をしていく方法は、子供ならではの斬新な発想が生まれやすくよいと思う。
・一人ですべてを発表していたことが残念である。他班は割り振りがしっかりなされていたので、なおさら目立ってしまった感がある。メンバー全員で話題を共有すべきだと思う。
・リサイクルという1つのテーマについて詳しく取り上げていて、とてもわかりやすい。
・リサイクルに関する法律がこんなに数多くあるとは知らなかった。それぞれの法律について簡潔にまとめてありわかりやすい。
・利点だけでなく、コスト面という欠点も挙げていたことはとてもよかったと思う。ただのキレイごとで終わらせていないのがよい。
●自己批判
・今回の発表は事前に変更点が多く、また個人的には直前に介護実習も入ってしまった為、調査不足や練習不足の念が残る。発表自体は他の班員が大変良く調べてくれたため、良い発表が出来た。実際に発表してみて、人に物事を伝える時には、スピードや口調などに注意を払わなくてはならないと感じた。緊張したりするとつい口調がきつくなったり話すスピードが早くなったりしてしまうので、次回からは意識しなければならないと感じた。
・形式を間違えてしまったり、介護体験で人数が少なかったりと、発表を行う直前にバタバタとしてしまった。プリントに載せた文章が多くなってしまったので、もっとすっきりしたプリントを作ることが出来ればよかったと思う。また、資料の内容をもっとはっきりさせた方が良かったと思うほか、発表の仕方についても、もう少し落ち着いて聞きやすい発表を心がけることができれば良かったと思う。
・もっと計画的に構成を練っていけば、もっとわかり易くなったのではないかと思う。自分自身あまり内容を理解せずに発表してしまった感じがあるので、次回発表するときは自分でしっかり理解してから、より深くまで考えていきたい。
・プリントにした内容を全て読み上げるのではなく、的を絞って発表できたのは良かったと思う。全てを読むとだらだらとした印象を与えてしまうかもしれないので、何を聞き手に伝えたいのかをより考えていきたい。
・3Rについて主に取り上げたが、先生がおっしゃったようにゴミ問題が3Rのみで解決できるかはわからない。むしろ3Rのみでは難しいと思う。したがって、3Rだけでなくもっと効果的なことがあるかどうかも考えてみたいと思う。
・私たちの班も含め、ほとんどの班が産業廃棄物について実生活には関わりがないと思い、ほとんど触れなかった。一般廃棄物に対する知識・対策も必要だが、産業廃棄物についてもより知識を深めていくべきであると思う。
10PB317 小島勝
前回の発表はゴミ問題についてのものであった。ゴミ問題はたびたびテレビなど主要なメディアでも取り上げられ、ゴミ処理や、貧困国とゴミの問題、核廃棄物処理など、様々な形で報道がなされている。
今回の班発表で私が最も衝撃を受けたのは、核廃棄物は法律の下ではゴミではないということである。そして先生がそれについて「欠陥法だ」という表現をしていたのにもまた少し驚いた。核廃棄物処理に関する法律がしっかりしていれば、ゴミとしての法律に当てはめなくてもいいような気がするのだが…。とはいえ、私は法律を学んだことがほとんどないのですべては「気がする」の範囲でしかない。
さて、今回の班発表を全体的に振り返ると、イマイチ「つかみ」が弱いような印象を受けた。報告は他の人たちに聞かせることが最も大切であり、話を聞いてもらう努力も必要であると思う。教師なら自分の話を聞かせる必要があるから、話の構成の仕方をもっと工夫すべきである。自分の班の報告書は既に出してしまったが、以後報告書を作る機会があればそれに気を付けて報告書を作りたいと思う。
内容についてはどの班も良く調べてあり、感心するばかりであった。知っているようで知らないことが山ほどあるものなのだと痛感させられた。貧困国の子どもがゴミ山で食料を見つけて夢中で口に入れているなど、衝撃の事実もいくつか見受けられ、ゴミ問題の規模の大きさをつきつけられた気分であった。
個人では解決できないゴミ問題に対しどう当たっていくのか、これは個々人がもっと意識を高め、世界組織の全体意識としてゴミ問題についてもっと考えなければいけないと思う。
再履修Ⅰ班 各班の報告に対する批評
写実派班に対する批評
一般廃棄物排出量が平成11年度以降減ってきているという報告にとても驚きました。世間でごみ問題が多く取り上げられているのでごみの量は年々増えていっているのだと思っていました。しかし、最終処分場の確保が厳しいという状況に、これからもごみの量を減らしながらなおかつリサイクルを続けていくことがとても大切だと感じました。
肉じゃが班に対する批評
表や図を取り入れたらもっと理解しやすくなるのではないかと思いました。内容については、歴史をおってゴミ処理について検証しているのがとても素晴らしいと思いました。時代に合わせ、処理を確実にしていれば現代でゴミ問題がこんなに深刻な問題になることはなかったと思います。ゴミ処理について歴史的観点から考えることもこの問題を理解するうえで必要になっていくのではないかと思います。
ハーバー班に対する批評
全体として内容が濃く、表や図も効果的に使われていたと思います。ダイオキシンについても詳細に書かれていていかに危険な気体なのかということがわかりました。ゴミ問題を理解するには、問題の危険度を理解することが大事であり、分別はとても重要なことであると思いました。
ソーダ班に対する批評
家庭にとても身近であるペットボトル、ビニール傘、割り箸の三点に絞り、ゴミ問題を考えていたのでとてもわかりやすかった。それぞれ問題点が全く異なり、ゴミ問題の深刻さを痛感しました。この三点のようなものにより現代の生活が非常に便利になっているがその処理についても並行して考えていかなければ、ゴミ問題は一層に深刻で長く続く問題になってしまうと思いました。
再履Ⅱ班に対する批評
もう少し表や図を効果的に入れたほうが見やすいと思いました。内容については、リサイクルに関する法律が何種類もあることに驚いた。日本でいかにこの問題が重要視、危険視されているかがわかりました。法律についてもう少し詳しく調べてくれたらもっと素晴らしい内容になるのではないかと思いました。
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