<しゃもじ班>
ガスバーナー班
・写真などの視覚教材を見せることは、インパクトがあって児童は興味を持ちやすいと思う。今回提示されていた写真も衝撃的で、子どもたちに危機感や改善しようという意識を与えられるものになっており、とてもよいと思った。
・自分たちが捨てたごみを・・・ということをよく言っていたが、児童が道端などにごみを捨てていること前提に、話を進めていたところに疑問を感じた。川などに粗大ごみや家電ゴミを捨てていったり、道端にたばこの吸い殻をポイ捨てするのは、ほとんどが大人である。こういったマナーを守らない大人にならないようにしよう、といったスタンスで行くべきだと思う。
・4限目で汚れていそうな場所を予想して書かせているにも関わらず、5限目以降、そのことに少ししかふれられていなかったので、予想したものと実際のその場所の現状を確認する作業を含めたほうがいい。このままだと、せっかく予想をたてた意味がなくなってしまい、答えが分からないままになってしまうので注意が必要である。
・有名なところがごみで汚染されているという提案をしたことは児童にショッキングなことであると考えられるし、児童のごみ問題に対する関心も喚起することができるので良かったと思う。
・実際にごみに調査に行かせてごみ拾いをさせることは体験的学習であるので良いと思う
真空放電班
・調べ学習が多いため、子どものメディア活用能力が身につくと考えられる。ただ1限目にいきなり調べ学習を行うのではなく、ある程度の基礎知識を学んで、興味を持たせてからの調べ学習だと、テーマも決めやすくなるし、調べやすくもなると思う。
・2限目にさっそく班ごとの発表が始まってしまい、班各々で調べてきているものをまとめる時間が確保されていないのが気になった。
・宿題が多いのが気になった。調べ学習が多すぎて、こどもが飽きてしまう可能性がある。
・日本のごみ排出量を他の国と比べ知った上でいきなりリサイクルの話題に入ってしまうとつながりがきれてしまうので日本の排出量とリサイクルの間に二つの項目が繋がるような話題をいれたほうが良いと思った。
・調べ学習が多いので,児童の関心・興味がうすれてしまう恐れがある。従って児童の関心を引くこと(体験学習、自らごみを分別してみる等)を入れたほうがよい
・特に伝えたいことがリサイクルについてならば,各国のごみの排出量を調べるのはどうかと思われる。日本においてのリサイクルについて調べ学習,基礎知識の授業を行い,1つの豆知識として世界各国のリサイクル方法について知識を伝えたほうが導入の目的につながるのではないだろうか。
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<3LDK>
<ガスバーナー班>
聞き手側の資料がなく、パワーポイントのみの発表だったので、こちらにとっても少し分かりづらい部分があったので、発表者側だけでなく、聞く側に対しても資料を用意すると良いと思った。
実際の写真を用意し、生徒に見せるという部分がありましたが、確かに生徒がゴミ問題について関心を持つことが一番大切だと思うので、インパクトを与えるためにも良い効果だと思った。
グループの話し合いを3限目においてもうけていたが、グループで話し合うことによって、自分の意見だけでなく、他の人の意見を聞くことにより、そのような考えもあるのかなどと発展する可能性があるので良いと思った。
体験学習が多く含まれていたが、その時間内にその学習が完了するのか疑問に感じた。
発表時間がやや早く感じた。もう少し授業の内容に関して詳しく説明した方が良いと思う。
発表に関して、授業者の立場での発言・考えが多く、生徒の立場になって、生徒はこんな反応を示し、このような行動をとるであろうなどといった考えもスライドにのせて欲しかった。
授業の一連の流れとしては、体験学習も多い内容であり、生徒も参加しやすい授業であったと思う。
<真空放電スペクトル班>
ガスバーナー班と同じで、聞き手側の資料がなく、分かりにくい部分があるので、資料を用意した方がよいと感じた。
教科書の内容だけでなく、生徒が実際に調べたりすることから始まるという導入については、生徒自身が受け身ではなく、能動的に授業に対する姿勢作りにもなると思うので良いと思った。
しかし、いきなり1限目から調べ学習をしてしまうと、生徒はどうしていいのかわからなくなってしまったり、とまどってしまう場合が考えられるし、生徒がいきなり何も現状も知らないままで調べたいという気持ちが高まるのは難しいと思うので、調べ学習をする前にゴミ問題についての現状や生徒がゴミ問題についてどう思っているのかなどを聞いたりして、ワンクッションをおいた方が良いと感じた。
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<地産地消班>
・ガスバーナー班
1限で、富士山のごみ問題が生活とかかわりがあると言えるのかと思った。
ごみがあることで「危ない」と言っていたが、何が危ないのかの説明が必要だと思う。
原因を考えることによって、「身近なごみを減らすことが重要」とわかると言っていたが、それを言うためにもう少し導入部分の内容を濃くし、生徒に関心を持たせて気付かせるように指導したほうが良いと考える。
4限で、グループ発表の後「どんなことをすればよいか考えさせる」と言っていたが、教師の指導はいつするのかと疑問に思った。
5限以降でごみ問題の解決法などについて学ぶと言っていたが、2限の時点で多少の指導はしないで5限以降まで指導しないのかと思った。
・真空放電スペクトル班
最初に感じたこととして、導入としては範囲が広すぎると思う。
毎回宿題という形は好ましくないと思う。宿題が出来ない子・やってこない子などがいた場合はどのように授業するのか明確にしないといけないと思う。
2限で、班で調べたものを発表した後、自分なりの考えを発表or用紙で提出させると言っていたが、班で調べた上に個人で調べ学習をさせるということなのか、説明が分かりにくかった。
3限で各国のごみの排出量について調べさせたことを日本とデータと比較すると言っていたが、日本のデータは教師が用意するのか、それとも生徒自身で調べるのかプレゼンでは分からなかった。
・2班に言えることとして、はたしてこのような授業が展開出来るのかという点が挙げられるため、もう少し話題を絞り導入部分を詳しく指導するほうが良いと思う。
・ごみ問題に興味を持たせる方法として、五感を使って考えさせる方法。例えば、ガスバーナー班のように写真を見せるという「視覚」によるもの。難しいかもしれないが、他にもごみのにおいという「嗅覚」という面からも学習出来ると思う。
・導入の導入として、普段生徒が通っている通学路など、もう少し身近なところからごみ問題と関連付けると生徒は問題を「自分の身近な社会問題なんだ!」ととらえてくれると思う。
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<フライパン>
[真空放電スペクトル]
○積極的に評価できる点
・調べ学習で導入を進めているため、グループ活動いわゆるクラスならではの活動ができていた点。
・問題点が出たうえで、リサイクルの重要性・必要性を学ぶことができることがよい。
比較など、データを用いて、生徒自身が問題を発見する方法はよいと思う。
○消極的に評価できる点
・班分けは展開授業のうちの1時間にいれるのは意味がないと思う。給食の班などを活用すべき。また、班内での発表・話し合いで45分は足りない。導入に問題点を出すための班活動を用いるなら、展開で班活動をしてまとめに持っていくほうが意味が見出せると思う。
・宿題を毎回だしているが、時間的・内容的に無理があると考える。例えば、各国のゴミの量を調べる宿題は、まだゴミ問題を扱ってない段階ではイメージがふくらまず、焦点を絞ったりすることは1人では難しい。発表につなげるなら、ある程度の資料をこっちが用意するなどの工夫があるとよいのではないか。
[ガスバーナー]
○積極的に評価できる点
・びっくり方式を用いるときの、写真の例が使われていたことで生徒にどのように発問するかがわかってよかった。
・処理の現状を把握するために導入する、という道筋がしっかりしているように感じた。
ゴミが多そうな場所を考えるときに、生徒の知識や経験を生かすことができる可能性が高いのでよいと思う。
・自分達次第でゴミを減らせることに気付かせることで、今後の策を考える気がおきると思う。
○消極的に評価できる点
・質問に対する受け答えがあいまいである。
・3時限目のところでポイ捨てしないことを気づかせることに持っていっていたのは、家庭でのしつけの問題のように内向的であるため、社会全体の問題につなげることを念頭においた方がよいと考える。
・導入以降の内容の提示でいていたが、導入の時点で内容が詰め込みすぎであったため、展開やまとめがふくらんでいないように思えた。導入は、展開で学ばせたいことの発問を促すところであるから、解決策などのまとめはしなかったほうがよかった。
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<ガスバーナ班>
写真を用いて視覚的に児童の興味、関心をひきだせるので良いと思う。
写真は印象に残るので、このままでは大変なことになる!と児童は思うだろう。しかし一方で、富士山や海岸は身近なのだろうか。学校という生活の場も題材として有効ではないかと思う。学校には児童が行き届かない場所を用務員さんが掃除してくれている。このことにまで触れさせてもよいだろう。
「身近なところも危ないという危機感をもたせる」について、ごみがあるからどのような危機感を感じるのか疑問に思ったので、詳しく述べてほしい。
ごみを減らす方法の一つとして、買い物の際にごみが少ない商品を選ぶなどを含めても良かったのではないか。いずれにしても、ポイ捨てはいけない―ということしか伝わらないので、それが当たり前の児童にとってはつまらない授業であるはずだ。
真空放電スペクトル班
調べ学習は児童の積極性や自主性が育つだろう。繰り返し調べ学習の作業をすることにこの小単元の意義があると思う。しかし、これでは内容が漠然としていて、児童が何をしたらよいか戸惑うことが予測される。もしくは宿題をやってこないという事態になるかもしれない。
授業でできなかった部分は家庭に持ち込み、宿題という形になっている。毎度毎度では児童の負担が大きすぎる。調べて、発表する流れができあがっているが、それだけではつまらない。児童自身が考える、といった時間も必要なのではないか。調べ学習を児童任せにするのではなく、学校で調べさせて教師がその都度具体的な指示をすることが必要である。
また、調べたことに対するまとめや、教師の見解を入れるべきである。何を教えたいのか、そして児童に何を身につけさせたいのかが見えてこない。リサイクルの必要性を学ばせたいのなら、調べた現状に対して私たちはどうすればいいのか、常に解決策を考えながら授業を進める必要があると思う。
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<ペクチン班>
ガスバーナー班
・授業の導入部分についての考察ということだったが、実際の写真などの資料を提示して視覚で感じるという発想は、子どもたちの関心を引きやすい方法でとてもよかったと思う。しかし、1時間目の導入部分についての入り方についてよくわかったが、2時間目以降は授業の展開部分の記述についてがほとんどであり、その授業でその主題に迫るための授業の入り方や導入における教師の働きかけといった内容に関する記述が全く見られなかった。例えば、ゴミはなぜ処理しなくてはいけないかという子供たちの調べ学習に対して、教師が発問を投げかけるという形式ではなく、東南アジアなどのゴミ山などと呼ばれている場所で暮らす子供たちのビデオなどを見せたり、地域のゴミがあふれている場所へ行き、においなどを感じさせる
などの子どもたちから自発的に調べ学習の課題が発見できるようにする導入の仕方のほうが望ましいのではないかと思う。
真空放電スペクトル班
・1時間目の授業の導入は班分けとし、2時間目以降はそれぞれ前回の授業の発表から入るという構成は、子どもたちの興味・関心を引き出して授業を進めてくという観点からみた場合にはあまり適していないのではないかと思う。その授業や単元に関する導入をすべて教師からの指示にするのではなく、現状を把握するというところから子どもたちから自主的に意見が出てくることが期待できるような導入方法を考えることが必要ではないかと思う。また、ゴミ問題を身近な問題としてとらえることを狙いとするなら、調べ学習に教員側からの指示で日本と外国を比較するという内容はいらないのではないか。社会問題とされる項目において、身近な問題としてとらえ子どもたちなりの解決方法や関心を持つためには外国との比較はイメ
ージも湧きづらく子どもたちが想像できないのではないかと思う。ゴミの排出量とリサイクル率について考えるのであれば、教師がゴミのモデルなどを用意してその中身をリサイクルできるものとそうでないものに分けて重さや種類について捉えていくという方が良いのではないかと思う。
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<3畳班>
ガスバーナー班
写真を子どもたちに見せることはインパクトがあり印象深くなると思うので良いと思う。授業も全体的にまとまりがある流れとなっていた。しかし1時限目に見せるのは富士山や海岸など有名な場所の写真なのに2時限目に子どもたちに考えさせる内容は子どもたちの身近な場所で汚れているところはどこか、というのは子どもたちの目から見ると考えるのが難しいのではないか。導入の部分で富士山等の有名な場所を見せるだけでなく子どもたちの身近な場所の写真を見せて、“気づかせる”のもいいと思う。また2時限目のあとに子どもたちが述べた、汚れている場所を実際に見に行くことを提案する。例え子どもたちが普段見ている場所でも授業で教師やクラスの仲間と行くと普段とは違った発見があると思う。先生がおっしゃったように視的だけでなくにおい(あれば)等も感じることができ、より印象深くなり子どもたちのゴミに対する意識もより一層高まると考える。
真空スペクトル班
1時限目から調べ学習という活動は難しいと思う。最初から調べ学習というのは子どもたちの興味・関心を引き付けることができないのではないか。さらにテーマやグループを決めて、調べ学習をするとなると1時間ではかなり足りないと思う。もっと導入部分に教師が子どもたちの意欲を向上させられるような工夫が必要である。基本的に自分たち個人で調べて発表という形が多いし、それに加えて宿題もあるので、子どもたちからしてみると“おもしろくない”“面倒くさい”と思ってしまうと思う。自分の意見と人の意見を比較して考えを深めると言っていたが、子どもたちはそれだけでは深めるのは困難であると思うし、教師側から知識を取り入れたりするなどの何らかの手助けが必要である。様々な国々に視点を置いているが、もう少し子どもたちの身近な地域についても取り入れた方が身近な問題として考えられるのではないか。
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