2010年6月30日水曜日

授業案「中国について知ろう」*ボルボックス


社会科指導法A  第2ステージ発表         ボルボックス班

1.単元についての考察

(1) 単元で取り上げられている社会事象をめぐる問題

●テーマ:日中関係

●単元の目標:日中関係について経済面、政治面、文化面から調べ、クラス全体でその情報を共有し合うことによって、日中関係について自分の意見を持ち発表することができるようになる。

●単元について考えうる構成や計画:

1次(1時間)

2次(4時間)

3次(2時間)

○身近にある中国について考えよう

・自分たちの生活の中にある中国製品や中国の文化について話し合い、発表させる。

○中国について調べよう

・調べる内容を中国と日本の経済・政治・文化の関わりに焦点をあて、班ごとに調べる。

・選択した内容について調べる。

・調べた内容を模造紙にまとめる。

○調べたことを発表しよう

・調べた内容を班ごとに発表する。

・ほかの班の発表を聴き、気づいたり、感じたりしたことを発表し、意見を交換し合う。

 

2.授業案

(1)小単元のねらい(目標)

 日本と中国の関係について調べることを通して中国について親しみを感じるとともに、日本と中国がどのように交流しているのか、また、日中間で生じている問題について認識し自分の考えを持つことができる。

(2)小単元でとりあげる教材と子供たちの関係

 中国は日本と密接な関係がある国の一つである。なので、児童たちは中国について知っている知識は持っている。だが、それは表面的なもので、日本と中国がどのように関わっているかは理解していない。また、メディア等の影響により誤った認識をしている可能性がある。

(3)授業案の設計

学習内容

学習活動

教師の活動及び留意点

導入

1時間

中国について知ろう

自分たちの生活の中にある中国製品や中国の文化について話し合い、発表させる。

意見が出ない時、簡単な質問をして、発言を促す。

展開

4時間

日本と中国の関係について調べよう。

日中間の経済・政治・文化的関わりについて調べる斑を分ける。

インターネット、新聞、図書館資料を活用して、調べ、模造紙にまとめる。

本人達の希望をとって斑を分けるのが本来ならば望ましいが、その場合偏るおそれがあるので、こちらで斑分けを行う。

経済等調べにくい内容については、教師が適切な助言する。

インターネットの利用については、適切なサイトを利用しているか確認する。

模造紙を用意する。

まとめ

2時間

調べた事を発表しよう。

模造紙にまとめた内容を班ごとに発表する

発表を聞いて意見を交換しあう。

意見を交換しあうために、発表を聞く際は知らなかったこと・気づいたことを中心にメモをとるよう児童に指導する。

3.自分たちの授業案について

 今の世界情勢を考える上で中国は外すことができない存在である。そこでその中国と日本の関係について調べ、自分の意見をもつことで、国際人としての自覚の基礎を築く。そのような理念をもとに、我々はこの授業案を作成した。

 国際交流という範囲の広い単元の中から、どのようなポイントにしぼって授業案を作成するのに苦心した。

 他国について自分で調べることで理解を深め、また、調べたことを発表することで、自分の意見だけでなく他の人の意見を踏まえて考えさせるような授業構成にした。

 3.自分たちの授業案について(10%)
        単元設定の理由(自分たちの社会科観、子ども観とかかわらせて述べる)
        苦心した点、良いと思う点など自分たちの授業案のアピール
        友人の評価
   

4.参考文献

 小学校学習指導要領解説社会編 東洋館出版社 2008.8.31

 財務省貿易統計 http://www.customs.go.jp/toukei/suii/html/time_latest.htm

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