2010年6月27日日曜日

報告批評の要点など


前々回の6月17日に、「毎回の班報告に対する各班からの批評の要領については、近日中に改めて指示を授業用ブログで出します」との趣旨の予告をしておいて、すっかり怠ってしまた。ご免なさい。混乱させて申し訳なかった。

第2ステージ授業案「スーパー」にたいして送られてきた批評が少なかったので、不思議に思っていたが、何のことはない授業での僕の言葉を良く聞いていた諸君が多かったためだと安心し、かつまた自分のポカを反省しました。僕がミスをしたことを謝り、改めて各班からの批評の要領についてコメントすると共に、僕のミスのために提出が遅れた班批評に対する評価基準について伝えます。

<各班からの批評の要領>

* 第2ステージの授業案作りについての2度にわたるミワのコメント(6月17日:授業案作りで注意すべきこと・その1、6月2日:第2ステージの報告要領)を踏まえて、各班の授業案・報告・質疑応答の内容を中心に批評すること。
* とりわけ、①単元で取上げる社会事象をめぐる問題点全体に対する目配り、②小単元で取上げる教材の適切さや、将来の発展的学習・他の学習との関連;③子どもたちの内発的な興味関心を立ち上げるところから出発しているかどうか;④学習活動が子どもたち本位の学校ならではの集団的なものになっているか;⑤(たとえ実際に行う上での困難が予想されるものでも)若者らしい挑戦的な構想になっているか
に着目すると良いと思います。
* 発表のperformanceについてばかり批評するものが少なくありません。発表の技法については、必要があれば第3ステージなどで別にコメントします。しかし、この授業の中心目的はあくまでも社会科の授業作りであり、授業における様々な技法についてではありません。先ずは授業の内容であり、教員のパフォーマンスはその内容を実現するための形式や器でしかありません。中身のない器や形式は虚しいものです。

発表班に対する批評及び(発表班の)自己批評の締切り変更>

* 第2ステージ「スーパー」と「マスコミ」の授業案に対する批評は、締切りを遅らせて6月29日14時までとします。

* また、第2ステージ授業案「スーパー」に対する批評を既に出している班で、改めて批評を出しなおしたい班についても、上記の日限で改訂版批評を受け付けます。

* 上記のことに伴う配点上の不利益扱いはしません。

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