第1ステージ マスコミについて
ピペット班
① 小学校学習指導要領では
マスコミについての内容は第5学年で学習します。
(小学校学習指導要領解説 社会編 p66~69)
② 取り上げる対象の全体像
今の日本は急速的に情報化社会となってきている。その中で携帯電話を持っている小学生が増えてきた。携帯電話は親の目が届かないところで子どもが自由に情報を得られる道具である。もし、使い方を誤ると大きな事件に巻き込まれてしまうこともある。
その一方で、インターネットから得られた情報を有効活用していることもある。例えば、教育の面からだと、教師たちのために「理科ネットワーク」というのが公開されている。ここに登録すれば、授業ではなかなかできない実験や、実際に見ることが難しい現象の映像がたくさんあるので、これを利用して授業をすることができる。これは子どもの知識理解を深めるのにおおいに役立つ教材である。
このように、情報化社会によってプラスになった面とマイナスになった面があり、それがどう私たちと関わっているのかを子どもたちに学習させることが大切である。
③ 問題点と解決策
(1)携帯電話からインターネットを利用する機会が多くなってきたことにより、子どもたちが危険にさらされる可能性が高くなっている。
(2)マスコミから流れる情報を、信憑性を確かめもせず鵜呑みにしてしまう。
(3)子どもたちがインターネット上の情報を鵜呑みにしてしまう。
解決策
(1)子どもたちに、有害サイトにアクセスするとどのような危険が待っているのかを指導する。
(2)得た情報を鵜呑みにするのではなく、その情報をうけてどう思うのかを考えさせる。
(3)インターネットの情報を使って調べ学習をさせる。その時に一つのサイトから得た情報だけでなく、たくさんのサイトから得た情報をまとめさせるようにする。
図1 インターネット利用端末の種類
④ 子どもたちの生活との関わり
子どもたちの生活に関わりのある事柄を題材として取り上げる。そのための導入として
*家から新聞を持ってきてもらう
*今日あったニュースをメモしてもらう
*インターネットをどのような機会に使うのか考えてもらう
*携帯電話で何ができるのか考えてもらうなど、身近にある情報や情報器具にまずは目を向けさせるようにする。
参考文献
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/05/19/009.html
0 件のコメント:
コメントを投稿