2010年5月19日水曜日

第2テーマ「スーパー」批評/美術5班

<ダリ班>

ビタミンA班

・先入観で見方が偏っているように感じる。
・「商品がお店に並ぶまで」とあるが、その流れも重要なのではないか。
・例えば、小売店=高い・スーパー=安いとしているが、本当にそうなのか。
・また、問題点として新聞記事から考えるとなっているが、新聞記事のいうことがすべて正しい訳ではない。
・着眼点が、値段や売り上げという点にあるように感じる。
・ネットスーパーに焦点を当てているが、関心度についてもネットの利用者のアンケートなのでスーパーの利用者全体の意見とすると信頼性は低い。高齢者にもネットをどう普及させていくかなどの問題も出るだろう。
・論点がニュースの解説の域を出ていないように感じる。折角多くの記事を読んだのにもったいない。
・レジュメがスライドのままであること、またスライド自体の文字、グラフや表が小さくて見づらい。
・論点で扱った問題と子どもたちの生活経験の関わりがうまく繋がっていないように感じる。それまで提示されたことが活かされていない印象を受ける。

三畳班

・問題点を多く挙げればいいという訳ではないが、販売の面にばかり注目しており、全体的ではないように感じた。
・「取り上げる対象の全体像」から何をくみ取るべきなのかが分かりづらい。
・スーパーの定義など口頭だけでなく、簡潔にレジュメに記すべき。記載すべき情報の取捨選択があまり適切でないと思う。
・「消費者である自分たちにも何かできることはないか?」との問いかけがあるが、そこを具体的に聞きたかった。
・比喩として「風呂桶○○杯分」と表されても現実味がない。分かりづらい。
・グラフの調査元が不明で信頼できない。%だけでなく、人数なども示すべき。
・「子どもたちと生活経験の関わり」は、関わり方の方法しか示されておらず、どういうことを学ばせたいかなどの内容面にもっと踏み込んでほしかった。
・生産や流通などについてほとんど触れていないように感じた。例で仕入れ先などが挙げられているが、どのように仕入れ先を知るのかなども知りたかった。

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三畳班への批評
レジ袋削減に焦点が当てられていたが、エコバッグを持つことが良いと言われているのは今だけであり、何年かした後は、どうなっているかわからないのではないか。エコバッグとして売られている商品がかなり沢山生産されているが、その生産には当然CO2が排出されているように思う。エコと言いながらバッグを買わせられている我々は消費社会に踊らされているだけであるという考え方が主流になる可能性が無いとは言い切れない。未来を生きる子供たちにその時代で流行している考え方を押しつけるような指導はどうであろうか。

ビタミンA班
「ネットスーパー」という新しいものや、プライベートブランドといったものを取り上げているところが良い。それが良いか悪いかではなく、それらを紹介しているに限っているところが良いと思う。もし、将来それらが廃れてなくなってしまっても、そういったものがあったことを知っておくのは良いことである。

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<ミュシャ>

三畳半への批評・感想

スーパーの全体像を捉えて問題点を述べていて良かった。
また、子ども達と生活経験との関わりも自分たちなりに考えていて良かったと思う。
ただ、レジ袋に関して長々と述べていたが、果たしてスーパーの問題を考えるときにそのことが重要なのであるのかが疑問であった。
エコバッグを持つことが良いと言われているのは今だけであり、何年かした後は、どうなっているかわからないのではないか。エコバッグとして売られている商品がかなり沢山生産されているが、その生産には当然CO2が排出されているように思う。エコと言いながらバッグを買わせられている我々は消費社会に踊らされているだけであるという考え方が主流になる可能性が無いとは言い切れない。未来を生きる子供たちにその時代で流行している考え方を押しつけるような指導はどうであろうか。

内容はどちらかというとごみ問題が中心になっていたが、実際の授業ではごみとスーパーの関連性を取り上げ、相互関係を明らかにしながら、ごみ問題からスーパーの現状というテーマへと移行すれば、よりよいと思う。そうすれば、互いに地続きとなった授業ができる。


ビタミンA班への批評・感想

「ネットスーパー」という新しいものや、プライベートブランド、コンビニ値引きなどの最近の問題を取り上げ、より現在社会と密接な、子供たちにとっても身近な問題定義ができていた。
それが良いか悪いかではなく、それらを紹介しているに限っているところが良い。もし、将来それらが廃れてなくなってしまっても、そういったものがあったことを知っておくのは良いことである。
ただ、とりあげた問題についてのデータが少なく、それがどの程度の問題であるのかや、それによって今どのような状態になっているのかがいまいち分からない。
また、スーパー・コンビニの問題点として、賞味期限偽装や産地偽装や衛生管理など、品質に関わる問題にもふれてほしかった。

発表については、レジュメ(スライド)の文字が見にくい箇所があり、分かりづらかった。
また、スムーズに発表出来ていない部分があった。

良かった点としては、班員全員で協力して課題を取り組んでいるのが好印象であった。
各論点を担当者がしっかりと調べ述べられていて、わかりやすかった。
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<ムンク> 

ビタミンA班は、スーパー・コンビニについてでした。スーパー・コンビニが現状として直面している事実と、それに関する店側の対策や周囲への影響、そして更にはそれらが子供達とどのように関わっているかといったように論点が展開していました。現状についてとても詳しく説明されており、配布資料にも載っていないデータを交えていてとても分かりやすくて良かったです。スーパー・コンビニ側が社会の中でどのような立場にあるかという、社会全体の中での一要素として捉えようという意思のもとだったと思います。アプローチとしてはとても良かったと思います。それらが、周囲にどのように影響しているか、という事になんの抵抗もなく考えることが出来ました。

総合的に本当に良くできたプレゼンだったと思います。しかし、より良くする事を考え、欲を言うならば、影響については、もう少し悪影響についても挙げて頂ければ、より深く考える事が出来たと思います。それと、班としての答えも少し欲しかったです。どちらかというと問いかけで終わってしまった感じがします。もう少しでも答えを出してくれれば、より綺麗にまとまっていて良かったと思います。

三畳班については、スーパー・コンビニについてというよりは、ゴミの問題に近かったように思います。これについては、もう一度テーマから考えたほうが良かったと思います。子供達との関わりについて考えたのは良かったと思いますが、しかし、社会の中でスーパー・コンビニとどう関わっているかではなく、ゴミ問題の対策としてスーパー・コンビニとどのように関わっていくかという色が濃くて、ここは改善すべき点だと思います。学習指導要領を抜粋しているならば、それらとどのような現状がどのように関わっているか、また私達がそれらをどのように指導していくかという事も考える必要があると思います。そして、配布の資料についてですが、文章が長くて分かり辛かったので、箇条書きにする等して、もう少し簡潔にまとめた方が良かったと思います。テーマの関連性もあまり感じられなかったので、その辺りも改善するとより良いプレゼンになったと思います。
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<吉岡班>

○三畳班

・今回の課題はスーパーの問題について全体的にとらえることであるので、レジ袋について詳しく取り上げたのは不適切であったと思う。さらに、スーパーに関するたくさんの問題の中でなぜレジ袋の問題を取り上げたのかが不明である。課題の主旨のそぐわなかったとしても、何故調べたのか、その目的と効果を示す必要がある。そうすることによって、説得力が増し、主張の主旨が明確に伝わりやすくなると思う。またその際に、子供とレジ袋との関連付けも必要である。

・スーパーを通して子供達に何を学んで欲しいのか、その主張が見当たらない。学習指導要領を定義し、その枠組みに沿った内容となっているが、学習指導要領はあくまでも指導の概要であり、まず、教師が何を学ばせたいかを明確にすることが大切であると考える。

・口頭で説明していた「特に調べた内容」について、資料がなかった。

○ビタミンA班

・内容が深く、よく調べられていると感じた。なるべく全体をとらえようとする姿勢が見られ、レジュメもよくまとまっていたと思う。

・特に、朝日新聞を一年間追うということで、問題の確実さが出ている。

・全体像として、まず物流について簡潔にまとまっており、次に世の中の問題に焦点をあて、それぞれしっかりと調べられていた。特に論点4では要点が簡潔にまとめられており、それにともなう説明が深く、また理解しやすい話し方だった。また、「子どもたちの生活経験との関わり」では、子ども達の反応を予測した、具体的な指導方法が考えられており、さらに全体の内容として、発展の先を見通し、今何をすべきかをしっかりと考えている。

・レジュメの文字を追うだけの説明ではなく、発表者側が自分の言葉で伝えようとしており、好感が持てた。

・しかし、コンビニ問題のまとめとして、コンビニの持ち味について私たちが考えることが何の問題解決に繋がるのかが分からなかった。
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<ロラン>

【三畳班】
・具体的な数字を出した後、それに対しひとつひとつ例を挙げていたところが良いと思った(ただ少し数字ばかりの印象も受けた)。
・前半は視野が広く、いろいろの事柄に触れていて良かったが、後半はビニール袋に集中しすぎてしまっていた。最後のまとめの部分をもう少し視野を広くしたらいいと思った。
・資料は細かくていいと思ったがもう少しまとめられなかっただろうか。
・発表についていえば、もう少し自分たちで資料に読み慣れておくといいのではないかと思いました。
・もう少し図やグラフなどを取り込んだらよりいいと思う。
・発表の形式は、一人一人が資料を口頭で補ってゆく形式であったが、ときどき資料の文字をそのまま読み上げるような場合もあったので、そうはしないで、資料はあくまで発表の軸にして、口頭でわかりやすく述べるのがよいと思う。
・資料が簡潔に述べられていたのは見やすくてよかったが、もう少し資料を細かく書くと、口頭の説明に助けられながら資料を読み進めることができるので、資料の情報をもっと多く増やしてもよかったかもしれない。

【ビタミンA班】
・パワーポイントとレジュメが微妙に変えてあって、それぞれにとって見やすいレイアウトになっていたところが良いと思った。
・グラフの見づらさの訂正を促したのは良かったが、事前にチェックをするともっと良かったと思う
・パワーポイントでページを分けた方がよいのでは?と思えるページがあった。
・論点1、2、3の間に質問時間を設けたのは良かった。
・論点3「高騰野菜大放出」のレジュメは何故ないのか。
・「沢山詰め込んだ発表になってしまった」と言っていたが、その分内容が濃かったし勉強にもなったので良かったと思う。
・質問に対しての答えがしっかりしていた。
・もう少し前を向いてしゃべったほうがよかったと思う。
・プリント資料は見にくいとだめだと思う。
・論点が多くありすぎるように感じた。4まで論点があり、それぞれ興味深いものがあったが、時間に限りがある中では考察が深まりきれなかったので、もう少し絞ってもよかったのでは、と考えた。「論点」と名づけたのにも関わらず、既存の結論を出してしまい、考察が進まない点も感じた。
・資料がパワーポインタの印刷であり、発表の口頭を書き込みやすいという利点は感じられたが、欲をいうならば別な資料も欲しかった。パワーポインタの資料だけでは、口頭を聞き漏らしてしまったときに理解するのが難しいことがあると思う。

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