2010年4月15日木曜日

改訂版シラバス 4月15日現在


今日の授業を踏まえて大学のサイト、およびこのブログの載せていた「シラバス」を部分改訂します:

授業の内容:小学校社会科で取上げられる4つの単元領域から、各1つずつの学習テーマを選び、
(1)その対象領域の今日的問題状況を概括的に学ぶことを前提として、
(2)これを社会科学習の小単元として構想すること、
そして(3)導入部分の授業展開を組み立てることに取り組む。

とりあげる小単元としては、
3〜4年生で「地域の人々の生活にとって必要な」として取上げられる廃棄物処理(ゴミ問題)、販売業(スーパー、コンビニ)
5年生で取上げられる「通信などの産業」、
6年生で取上げられる「我が国と経済や文化などの面でつながりが深い国の人々の生活の様子」(異文化理解、国際交流)
を扱う。

授業の方法:
3〜4人の作業グループ(班)を作り、上記(1)〜(3)を各4回ずつからなる3つのステージに分け、毎回2〜3班が分担して集団作業による報告(文章化は全員が順に担当する)をし、班を単位とした討論および教員による批評と指導を行う。報告をした班は、その担当回の討論などで出された意見などを踏まえて「応答報告」(文章化は全員が順に担当する)を提出する。
各ステージを通して、「応答報告」を踏まえて教員からそのステージの全般的なまとめと問題提起を行い、全体討論したうえで、次のステージの作業課題を明確にする。

授業展開(スケジュール)
第1回 授業全体の構想説明と作業グループ作り、第1ステージの準備打ち合わせ。
作業グループは、a) 廃棄物処理(ゴミ問題)、b) 販売業(スーパー、コンビニ)、c) 通信業(マス・メディア)、d ) 異文化理解、国際交流 の4つのテーマを選び、各テーマに6グループずつ作る予定。

4月22日 1)学校でなぜ社会科か? 
      2)社会科の授業作りのツボ
      3)報告分担決定
      4)第1ステージ準備について

<第一ステージ:問題の概要と要点をつかみ、子どもたちの生活経験との関わりを見つけ出す>
5月06日 第1テーマ:廃棄物処理(ゴミ問題)
5月13日 第2テーマ:販売業(スーパー、コンビニ)
5月20日 第3テーマ:通信業(マス・メディア
5月27日 第4テーマ:異文化理解、国際交流

以下は、6月3日の授業が教育実習研究授業のため休講になった場合の日程。
この日が休講にならなかったら1週間ずつ繰り上げます。

<第2ステージ:小単元を設計してみる>
6月10日 第1テーマ
6月17日 第2テーマ
6月24日 第3テーマ
7月01日 第4テーマ

<第3ステージ:導入部分の授業を作ってみる>
7月08日 第1テーマ
7月15日 第2テーマ
7月22日 第3テーマ
7月29日 第4テーマ

全体まとめ:6月3日の授業が教育実習研究授業のため休講になった場合には、補講日程で適宜に行います。

介護実習による欠席者には別の課題を出す。

学生へのメッセージ:すぐに役に立つものは、直ぐに役に立たなくなる。
 自分が関心をもつ社会問題を追いかけていき、ネタの集め方に習熟しよう。

オフィスアワー:木曜 6時限

連絡先 電話番号:048.858.3200
連絡先(メールアドレス):takm(at)mail.saitama-u.ac.jp
連絡先(ホームページ、その他):http://gobuno.blogspot.com/
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* なお以下の事項については、4月15日に調査をし忘れたので、次回に調査して対応を指示します:

他との関連(関連科目):社会科概説
履修条件(授業に必要な既修得科目または前提知識):高校「現代社会」、「地理」、「日本史」、「世界史」を既習であること。
未履修の者には、別に課題を課す。また、高校「政治・経済」を履修してあることが望ましい。

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