2010年6月2日水曜日

第2ステージの報告要領


まず、明日に授業を予定しておきながら休講としたことを謝ります。
僕がインフルエンザ(おそらく旧型)にかかったためです(歳だね)。

第2ステージでの報告では、第1ステージでおおよそ掴まれた教材として取上げる社会事象の
問題の概要と要点をふまえ、子どもたちのおかれている状況や生活経験との関わりに留意しな
がら、社会科の一つの小単元について授業案を創ってもらいます。

とりあえず以下にその要領を記します:

用紙:A4版2枚

内容:以下の2を中心に、4つの部分からなる報告を作ること;
 4つの部分の大凡の割合は丸括弧内に示しました

1.単元についての考察(15〜20%)
   単元で取上げられている社会事象をめぐる問題の要点
   単元の目標(ねらい)
   単元について考えうる構成や計画
 
2.第1ステージで取上げた社会事象を、単元中の一構成部分(小単元)の教材として選び、どのように授業をすすめていくか具体的にわかるように授業案を作る(65〜70%)
 (1)小単元のねらい(目標)
 (2)小単元でとりあげる教材と子どもたちとの関係
 * 子どもたちがおかれている状況と教材として取上げる事象との関係
 * (教材として取上げる事象について)子どもたちが既に知っているか経験していることの限界と発展可能性

 (3)授業案を設計する(55〜60%)
 イ)子どもたちの内発的な興味や関心を呼び起こすための工夫
   ・ 未知のものとの出会い → 「どうして?」(原因)や、「どうなるだろう?」(将来の帰結)についての関心
   ・ 「自分ならどうするか?」「どうすれば良いか?」といった実践的関心 ←  取上げる事象に関わっている人々がやっていること(実践)、努力など
         への共感など
  ロ)子どもたち自身による共同の学習活動の工夫
   ・ 観察、調査、討論、まとめ発表などの共同活動
  ハ)教員の活動
      
3.自分たちの授業案について(10%)
 単元設定の理由(自分たちの社会科観、子ども観とかかわらせて述べる)
 苦心した点、良いと思う点など自分たちの授業案のアピール
 友人の評価

4.参考文献(5%)
    
☆君たちらしい、君たちが考えた授業であること!
☆指導要領、指導書、教科書指導書の類を真似たものは、評価(D)。

<第2ステージ:小単元を設計してみる>
6月10日 第1テーマ:廃棄物処理(ゴミ問題)
6月17日 第2テーマ:販売業(スーパー)
6月24日 第3テーマ:通信業(マス・メディア)
7月01日 第4テーマ
:異文化理解(韓国または中国)

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