第2ステージ ≪ゴミ問題≫改訂版
発表: ミジンコ班
1.単元についての考察
・テーマ:ゴミ問題と環境破壊
・単元の最終目標:身近なゴミと環境破壊についての関連を学び、自分に出来ることは何かを考えて行動できるようになる。
・目標の達成のために(構想・計画・授業方針)
ゴミの種類の認識→ゴミの出し方→自治体のゴミへの対応→ゴミの処理→ゴミの行方→ゴミ処理における問題点(埋立地問題、地球温暖化など)→どうしたら良いか→アイディアの共有
2.授業案
(1)小単元のねらい
子ども達一人ひとりにおいて、ごみ処理が自分たちの生活環境の維持と向上に役立っていること、これらの対策や事業が計画的・協力的に行われていることを具体的に調べ、そこに従事する人々がごみの処理だけでなく環境保全のためにも努力や工夫をしていることを考えることができる。
(2)小単元でとりあげる教材と子ども達との関係
*子ども達のおかれている状況とゴミ問題の関係
ゴミ問題に焦点を当て、日々生活しているであろう子どもは少なく、日常のなかでつい素通りしてしまい,自分の生活をじっくりふり返ることもあまりない現状。
*子ども達がすでに知っているか経験していることの限界と発展可能性
知っているか経験しているだろうこと
・燃やすゴミと燃やせないゴミ
・リサイクルという言葉
・ごみを出す日、場所が決まっている
・ごみはきれいなものではないということ
発展の可能性
・牛乳パックで出来る簡単な紙すき
・生ごみを肥料として活用する
・ノートが再生紙でできていることを知る
・プルタブを集めることで車いすを寄贈できることを知る
(3)授業案の設計
3.授業案について
単元設定の理由
身近なゴミと環境破壊について学び、自分に出来ることは何かを考えて行動できるようにするため。
苦心した点
・子ども達に身近な話題を取り上げることによって自分達により関係の深い問題であることを認識してもらえるような導入を使った
・体験学習や調べ学習を多く入れることによって興味関心を抱けるようにした
・チャレンジ25等、リアルタイムの話題を授業に取り入れた
(4)参考文献
・小学校学習指導要領解説 社会科
・新しい社会 4上(東京書籍)
(5)評価を受けての改善点
・3Rで十分であり5Rも教えなくてよいのでは。
→5Rでなく3Rにした。まとめから展開部分に移し、軽く触れる程 度とした。
・物知りになることが重要ではない。
→埋立地の部分をリサイクル体験にし、より体験活動に重点を置いた。埋立地については、ごみ問題のまとめの際に教員が「こういう問題もあるのだよ。」述べる。
・まとめの時間が少ないのでは。
→ごみ問題のまとめを展開からまとめの部分に移し、時間を取れるようにした。
・5Rがあいまい
→授業案では3Rまでとしたが、具体的にはReduce,Reuse,Recycle, Reasonable management (適正処分),Reconvert to energy(熱回収)である。
・展開が盛りだくさん過ぎる
→環境のことを考える分野でもあるし、子どもたちがいっぱいいっぱいにならないくらい余裕を持って時間数を設定したらよいのではないか。
・知っているか経験しているだろうことの内容が薄い
→リサイクルに関して3つも述べていたので、内2つの内容を変えた。
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