2008年7月17日木曜日

第3ステージ報告の批評

A.目標と狙い
イ)出発点αは子ども達の既有の経験、知識からかけ離れていないか
ロ)より広く深い認識(究極的には人類が直面している課題)βに至る「次の一歩」に繋がる学習活動の道筋が、無理なく(楽しく)設計されているか。
ハ)その問題を自分たちの問題として取り組む意欲が高まって行くようにデザインされているか?⇒「評価」における態度・姿勢

B.学習単元の構成(略案)
αからβに至る子ども達の学習活動の時間配分
第一:道筋がたっていること
1)問題との出会い:再発見、驚き;
2)子どもなりの疑問、実践的意欲、
3)問いに対する答えの探求:クイズや暗記ではなく、合理的思考・推論、裏付け(問題の解決)、
4)まとめ:分かったこと・達成の確認と残された課題(疑問やより大きな問題)
第二:時間配分、所与の学校環境などから無理なく設計されている
 普通は、45〜50分の1授業時間には1つの活動
第三:楽しい(C*Dのやりとり)

C.取上げた題材の適切性
イ)子ども達に身近か:関心が持てる、疎外感がない
ロ)学級での子ども本位の学習活動で扱えるか
ハ)発展可能性(βに繋がって行く)

D.教員の触媒的活動

αからβへの子ども達自身の展開、飛躍を手助けする。
子ども達自身の展開、飛躍する姿に教員自身が感動し、そこからも学ぶ。
教員自身も学ぶ。
落水型(誘導、説教、恫喝など)は禁物

E.学校・学級という集団的学習環境を活かしているか

F.その他

「教材観」:ここではとりあげる題材が、Aの点で適切であることがメモされればよい。Cについて触れても良い。

「指導観」:ここではDとEの点で適切であることがメモされればよい。

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