第2ステージでは、前回に各班から出された希望を踏まえ、a) 廃棄物処理(ゴミ問題)、c) 販売業(スーパー、コンビニ)、e) 通信業(マス・メディア)、g ) 異文化理解、国際交流 の4つのテーマを取上げることにします。
第2ステージでは、取上げるテーマの概要と要点をつかみ、子どもたちの生活経験との関わりを見つけ出すことが課題です。
第2ステージでは、取上げるテーマの概要と要点をつかみ、子どもたちの生活経験との関わりを見つけ出すことが課題です。
授業の内容:小学校社会科で取上げられる4つの単元領域から、各1つずつの学習テーマを選び、
(1)その対象領域の今日的問題状況を概括的に学ぶ(ステージ2)ことを前提として、
(2)これを社会科学習の小単元として構想する(ステージ3)こと、
そして(3)導入部分の授業展開を組み立てる(ステージ4:最終レポート)ことに取り組む。
とりあげる小単元としては、
3〜4年生で「地域の人々の生活にとって必要な」として取上げられる廃棄物処理(ゴミ問題)または上下水道(水問題)、販売業(スーパー、コンビニ)
5年生で取上げられる「通信などの産業」(農水林業、工業、運輸通信業)、
6年生で取上げられる「我が国と経済や文化などの面でつながりが深い国の人々の生活の様子」(異文化理解、国際交流)、あるいは歴史(現代社会の変貌、維新改革など)
を扱う。
授業の方法:
6〜7人の作業グループ(班)を作り、上記(1)〜(3)を各4回ずつからなる2つのステージに分け、毎回4〜5班が分担して集団作業による報告(文章化は全員が順に担当する)をし、班を単位とした討論および教員による批評と指導を行う。報告をした班は、その担当回の討論などで出された意見などを踏まえて「応答報告」(文章化は全員が順に担当する)を提出する。
各ステージを通して、「応答報告」を踏まえて教員からそのステージの全般的なまとめと問題提起を行い、全体討論したうえで、次のステージの作業課題を明確にする。
授業展開(スケジュール)
第1回 授業全体の構想説明と作業グループ作り、第1ステージの準備打ち合わせ。
作業グループは、a) 廃棄物処理(ゴミ問題)、b) 水道(水問題)、c) 販売業(スーパー、コンビニ)、d) 生産業(農水林業か工業)e) 通信業(マス・メディア)、f) 歴史(現代社会の変貌、維新改革など)、g ) 異文化理解、国際交流 等から4つのテーマを選び、各テーマに4〜5グループずつ作る予定。
4月14日 1)学校でなぜ社会科か?
21日 2)社会科で何を取上げるのか? 対象と系統
28日 3)面白い社会科の授業とは?
5月12日 4)授業作りのツボ and 第2ステージ準備について
<第2ステージ:問題の概要と要点をつかみ、子どもたちの生活経験との関わりを見つけ出す>
<第3ステージ:小単元を設計してみる>
全体まとめ:6月2日の授業が教育実習研究授業のため休講になった場合には、補講日程で適宜に行います。
介護実習による欠席者には別の課題を課します。
学生へのメッセージ:すぐに役に立つものは、直ぐに役に立たなくなる。
自分が関心をもつ社会問題を追いかけていき、ネタの集め方に習熟しよう。
オフィスアワー:木曜 3時限
連絡先 電話番号:048.858.3200
連絡先(メールアドレス):takm(at)mail.saitama-u.ac.jp
連絡先(ホームページ、その他):http://giov3-4.blogspot.com