【テーマ】
社会科を「学ぶ」ことと「教える」こととの間にあるもの
【目的】
1)社会科教育の意義と目的
2)社会科教育をなりたたせる要素と条件
を学ぶ。
<キーワード>
世の中/世間/社会、討論、協同;地域、公共、農業、歴史
【内容】
小学校3・4年の地域学習、5年の産業学習、6年の歴史のうちの小単元で扱う事項3つを取り上げ、
1)社会問題としてのその事柄の全体像を学び、教材化を検討しつつ、
2)「優れた実践」と評価されている授業案等を手がかりに授業構成に取り組む。
【
方法】
7人の作業グループを12班作り、教材研究や授業案についてのグループ報告と、それにもとづくグループ討論を軸に進める。
【展開】
<第1ステージ:準備>
4月17,24日、5月1日
最初の3回をあて、作業グループ作りと第2・3ステージの報告を分担しつつ、
(イ)「社会科教育はなぜ嫌われるか?」、
(ロ)「社会科教育は必要か?
(ハ)「社会科教育をどう行うか?」
の3つの問いを手がかりに、
(a)社会科教育の意義、
(b)学習主体中心の社会科教育の進め方、
などについて予備的検討を行う。
<第2ステージ:教材研究> 5月8日〜6月19日
とりあげる三つの単元の全体像を学び、その教材化を検討する。
各単元のラウンドには2回ずつをあて、二班ずつの報告にもとづき、およそ次のことを学ぶ:
イ)現行指導要領・教科書の扱いと、問題状況の概括的把握
ロ)問題の原因と今後の課題の検討
第1ラウンド:単元「地域と公共施設」 5月8日、15日
第2ラウンド:単元「日本の農業」 5月22日、29日
第3ラウンド:単元「明治維新」 6月19日、19日
<第3ステージ:授業案の検討> 6月26日〜7月31日
とりあげる三つの単元の授業案を多角的に検討する。
各単元のラウンドには2回ずつをあて、二班ずつの報告にもとづき、およそ次のことを学ぶ:
ハ)「すぐれた実践」の授業案の検討
ニ)小単元と授業案作り
第1ラウンド:単元「地域と公共施設」 6月26日、7月3日
第2ラウンド:単元「日本の農業」 7月10日、17日
第3ラウンド:単元「明治維新」 7月24日、31日
【成績評価方法】
(イ)グループ報告、
(ロ)グループとしての授業まとめ、
(ハ)報告した際の(ロ)に対するグループとしての応答、
(
ニ)個人報告
この4つの部分での得点から総合評価する。
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