2010年8月13日金曜日

「国際理解」導入部授業案批評*家政3班

<しゃもじ班>

発表班:ミュシャ班
・導入時のクイズに関して、子どもたちの関心を引き出していくのにもってこいの教材だと思う。食材を次々出していくなど、工夫されていた。
・インドカレーを作る際、生の肉や魚は取り扱えないので、インドカレーを選ぶ時気を付けなければならない。そもそも、カレーを食べることが目的となっており、作ること自体に目的はないようなので、家庭科の授業を削ってまでカレーを作ることはないと思う。事前に教師の方で用意しておくべきであると考える。もしどうしてもカレー作りを授業に入れるのならば、調べ学習の途中に調理実習を入れるのではなく、発表後にまとめてすべきだと思う。また、調理の計画を立てる時間も考える必要がある。

発表班:ダリ班
・「今まで疑問だったことがイメージマップに表されるので~」とあるが、イメージマップから疑問は出てくるのだろうか。疑問だったことは分からないわけだから、マップには書かないというか、書けないと思う。イメージマップから子どもの疑問を引き出すのは難しいと思う。
・イメージマップは導入としてよいと思う。「書けない」ことで、子どもたちはその国について何も知らない、ということを知ることができる。知っている、または知らないということを再認識する教材として用いればよいと思う。ただイメージマップに多くの時間を費やさなくてよいと思う。
・近所の中国人にインタビューする、としているが、インタビューをする中国人の方の地方・地域に考慮した質問内容を考えさせるべきである。中国は地域によって、料理も習慣も言語も全然違う。「私四川省の人間なんでそこまでは・・・」というようになってしまうかもしれない。なので、教師から生徒の調べ学習のテーマを絞っておくとよいと思う。また、インタビューを授業に入れているのはいいと思うが、実際に調べ学習をした後に分からなかったこと、疑問に思うことを聞く方がよい。
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<フライパン>班

[ダリ班]
○積極的に評価できる点
今までのステージを踏まえて題材・目標を設定してあり、内容もこれまでのことを生かしてしっかりしているものだった。
各時間の盛り込みかたも多すぎず少なすぎず、充分だと感じた。
授業全体の構造がこどもが興味をもちやすそうなやり方でよかった。(個人→班→インタビュー)

○消極的に評価する点
授業でも言われていたが、近所の中国人というのが抽象的である。そのため、近所と限らずとも文化を広めるための活動をしている方などでも良いと思う。
イメージマップ6人では多い気がしました。


[ミュシャ班]
○積極的に評価できる点
こちらも今までのステージを踏まえている。
内発的問いを生み出せるようにつながった授業で、発問が書いてあることによって具体性があった。
家庭科の視点からしてだが、生徒につくりたいものを少しでも選ばせる余地があると積極的に実習に参加するようになると思う。

○消極的に評価する点
2時間目の内容は導入としては濃いと考える。
カレーについてが主になっているため、導入でインドの文化いnふれたのであろうが、その後調べ学習があるならあえて導入で調べ学習をしなくてもよいのではないか。 
予想される発問はあくまで予想であるため、ひとつひとつの発言に重きを置きすぎであると感じた。
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<ペクチン>班

ダリ班
 ・イメージマップ作りから入って子どもたちのイメージや興味を引き出すという方法はとてもよいのではないかと思った。しかし、最初の黒板についての投げかけは別にいらないのではないか。黒板に対する問いかけとイメージマップづくりとの関連性があまりないように感じた。また、イメージマップ作りからいきなり疑問を考えていくのではなく、そこから班で調べたいテーマを決め、その中から疑問点などを掘り起こしていくなどという様にして、もう少し十分な時間を確保した方がいいのではないかと思う。
 ・教材や学校に限った授業だけではなく、地域の人々にその学習対象を広げていくという構想はとてもよいのではないかと思った。しかし、中国人の方を招いてインタビューする前に、もう少しクラス全体で中国の事についての下調べの時間を設けておく必要があるのではないかと思う。また、イメージマップで子どもたちの自由な発想を望むのであれば、発表もいろいろ工夫した方が良いのではないかと思う。それぞれ疑問を持って調べたことをよりよく伝えるすべというものを考えるきっかけともなるのではないかと思う。

ミュシャ班
 ・インドを扱うにあたり、子どもたちの興味・関心の引きやすさなどからカレーという食文化からアプローチしたのは良かったと思う。しかし、導入の1時間目でカレーについて考えていこうとしたのに、2時間目になり結局教師側が7つのテーマを提示してしまってはせっかく食文化から入ってアプローチしようとした意味がなくなってしまうと思う。子どもたちの自発的な学習を促し、今後の発展を考えていった場合、教師から具体的なテーマを提示するのはあまり良くないのではないかと思う。テーマを教師があげて調べ学習をさせるのではなく、子どもたちがカレーの違いを知り、そこから最終的にこの7つのテーマのいずれかに結び付けていくという形態でいいのではないかと思う。また、記念にインドカレーを作って食べよ
うと提示しているのであれば、なおさら、カレーという一つの食文化からさまざまな観点へとアプローチしていく方が良いと思う。また、最後の学習のまとめにカレーを実際に作り食べるという方法はいいかもしれないが、調べ学習の前に提示すると、子どもたちの学習意図がずれることも考えられるので、調べ学習前ではなく、調べ学習後にした方が良いのではないかと思う。
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<ビタミンA>班

ダリ班

イメージマップを2度作るのは時間も手間もかかるので、インタビュー前に作ったものを後で振り返って、赤字などで書き加えて訂正して行くのはどうか。そうすると、どの程度学習で身に付いたのかが分かりやすいと思う。漢字のことをせっかく出すのなら、漢字からひらがな・カタカナが生まれるなど、国語の要素も入れると、より知識・関心が広がるだろう。
 これからの展開のイメージマップで変化がなかったところは、こだわりとしてこれから調べていく課題とするについて「こだわり」という部分がよくわからなかった。
2度目に描くイメージマップについて、増加という変化なので、同じことを指していることになるが、「変化」という言葉でなく「増加」という言葉にすれば分かりやすくなると思う。「変化のないところ」というのが、イメージマップに始めから書かれていることを指すのであれば、それはその子どもがすでに、授業で扱われる前から正しい知識や理解を備えていたことを示しているのではないか。

ミュシャ班
1時間目で「カレーについての知識を深める」とあるが、深めるまでしなくてよい。あくまで子どもの食いつきのためであるから、カレーの相違が何によるものか、考えさせるほうがよい。それだと、2時間目のテーマ調べへとすんなりつながると思う。また、テーマ選びからカレー作りにつなぐには飛躍がありすぎないか。
導入の2時間目で7つのテーマについて調べるのは良いと思うが、そのあとのカレー作りにどのように関連しているのかつかめない。
 調理計画もあるので家庭科の時間を2時間設定では少ないと思う。
 子どもの視覚だけでなく、香辛料を回すことによって「嗅覚」に、カレーを作ることによって「味覚」にうったえるような内容である点は、興味・関心をひきだすことになるのでとてもよいと思う。「触覚」については、カレーを調理するさいに材料に触れることを指しているのかどうか疑問に感じた。

「国際理解」導入部授業案批評*理科

<アンモニア>班
○ミュシャ班
・カレーについての知識を深めて(1時間目)、突然インドについて調べる(2~4時間目)ということについて、流れがない。また、調べる分野について、宗教・民族・農業・水産業・畜産・気候風土・貿易などあるが、カレーとのつながりが無いわけではないが、かなり薄く導入でカレーを扱った意味が薄いのではないか。
・カレーを作りモチベーションを高めると書いてあるが、カレーを作ることが主目的になってしまい、進む方向が家庭科中心になってしまうのではないか。本来の目的は社会科の中でのインドを調べるということなので、主目的がずれてしまうのはおかしい。それ故に、うまく子どもたちが本来の目的通りに進めるように舵取りを教師がしなければならないと思うが、その点について書かれていないため、修正すると良い。
・結局はインドの多様な文化や民族性、国際的なインドの立ち位置を調べるのが目的なのか、カレーを調べたり作ったりすることが目的なのかはっきりしていない。


○ダリ班
・近所の中国人を招いて話を聞くとあるが、そもそも近所に必ず中国人がいるのだろうか。更には、その中国人の方は日本語が分かるのか、分からないなら誰が通訳を行うのか、非常に不明瞭である。また、昨今のメディアによる中国についての報道で、日本から見た中国のイメージというのは相当に悪くなっている(この班も毒入り餃子問題や、中国製品について触れているが)。そのような状況で、一般の中国人の方を呼んでインタビューをした場合、その方に対して児童が失礼な発言や行動をとってしまう可能性すらあるのではないだろうか(もちろん、児童にそのような気がなかったとしても)。留意点の欄に、失礼のないように注意するという項目もないので、追加すべきではないだろうか。
・イメージマップについて、班ごとに最初から作ってしまうと何も発言しない生徒が出てしまうのではないか。それぞれの考えを引き出すためにも、まずは個人でイメージマップを描き、それを元に班で話し合いをしてはどうだろうか。
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<ミジンコ班>

ミュシャ班
カレーという子供たちに身近な食材を用いた導入で、私たちが生徒なら喜んで授業に参加すると思う。また日本でも初めて作る料理といえばカレーと言われるくらいカレーは一般的な料理になっていることを考えれば、子供の目で見ても日本とインドのカレーの違いは他の料理よりもよりわかりやすいだろうと思う。ただ、授業中にも指摘があったように2時間目で班でテーマを決めて調べるという導入は設定された7つのテーマでは難しいと思う。カレーから何とかそれぞれのテーマに繋げられるよう、かなりの教師の努力が必要だろう。また、単元のテーマでは“外国と日本との関わりに気付き…”とあるが、この授業案を見る限りでは“インドという国の理解”までに留まっているように思える。インドについて考えた事の発表をゴー
ルにするのではなく、日本との関わりについて考えるところを最終目標にすべきではないか。単元のテーマに沿った授業案に変える必要があると思う。

ダリ班
こんなに積極的にイメージマップを使った授業案を見たのは初めてだったのでインパクトがあった。
イメージマップはある事柄について何か関連する事柄を見つける際、非常に有効的な手段であると思う。したがって授業で導入として使うには子供たちの理解レベルもわかるし、黒板でイメージマップを作ればそれをクラスで共有することも出来るし、なかなか良いアイディアだと思う。しかし、イメージマップを展開以降も使う必要があるかどうかに疑問を持つ。イメージマップは発想を広げる事に意味があり、学習した内容を発表する場としては内容が浅くなるから適してないと思う。発表には新聞や紙芝居など、どのような内容を調べたのかがわかりやすい方が良いのではないか。また、最初に書いたイメージマップと学習後に書いたイメージマップを比較してその違いを実感するとあったが、それにはどのような意味があるのだろ
うか。教師側が子供たちの学習したレベルを判断するには便利かもしれないが、子供たちには多少イメージマップが大きくなる程度の違いに気付いたところで感動は薄いのではないか。また、最初から中国に関する知識があり、あまり広がらなかった子供は学習
活動に不真面目であったのか。プレゼンの中身だけではそのフォローの中身もよくわからなかった。

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<ニュートン>

ダリ班
・子どもたちの既有の知識をよく考え、それを利用した授業作りを考えてあり、良いと思う。
・授業をスムーズに進めるための予想される質問や、教師の留意点が細かく書かれていて、非常に良いと思う。
・ただ子どもたち自身が知っていることからイメージマップを作っていったとしても、それは内発的意欲の引き出し方として少々力不足のように感じる。ただ自分たちが知っていることだからといってそれがこの単元への興味に繋がとは限らないと思う。
・身近な中国人の人にインタビューをするというのは、もし行えれば、実際の中国の様子を聞くことができて非常に良い体験になると思うが、もし身近に中国人の人がいない場合にはこの計画はできないので、この授業案をできる学校は限られてしまうと思う。
・子どもたちが一時間の間にできることをきちんと考え、子供たちが十分こなせる授業名用になっていると思う。

ミュシャ班
・予想される発問、教師の留意点が細かく記載されていて、非常によいと思う。
・カレーは大半の子どもたちが好きな献立のひとつであると思うので、カレーについてのクイズからインドでのカレーの違いなどに繋げインドという国に興味を持たせるというやり方は良いとおもう。しかし、カレーという話題からインドという国に興味を持たせたため、テーマ別にインドについて調べてもらうという作業は、カレーとあまり関係が無いテーマでは意欲があまり引き出されない可能性があると思う。
・導入の部分でインドカレーを作ることと、テーマ別の調べ学習をすることを同時に言ってしまうと、どうしてもカレー作りに意欲が強く向いてしまい、調べ学習に対する意欲が持っていかれてしまうのではないかと感じた。
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ボルボックス班

〈ミュシャ班への批評〉
まず、テーマに「インドについて調べ学習を通して外国と日本の関わりに気づき、世界に対する関心をも促す」とあるが、展開以降の授業の進め方をみてもインド以外の国に対する関心を持つことができるのか疑問である。また、最初の導入で、インドカレーからインドについて学ぶ入り口にするのはいいと思うが、1時間目でインドカレーのことを触れているのに対して、2時間目ではいきなりインドの宗教・民族・農業・水産業・畜産・気候風土・貿易について班ごとにテーマを決めて調べようとなっている。これは、インドカレーの話からいきなり飛びすぎで、ぎこちない指導案になっている。1時間目と2時間目の間にワンクッションを置いた指導案にした方がよりよいものになると思う。また、2時間目の班決めの仕方についてだが、
班決めの方法は児童が決めるようになっているが、これだと、仲の良い児童同士でくっついてしまう可能性があり、不平等な班決めになってしまう可能性があるし、班決めだけで相当な時間をとってしまう。小学校のクラスではだいたい給食当番や掃除などの都合で班が決められていると思われるから、その班を利用するなどすると、不平等ではないし、時間もかからないと思う。

〈ダリ班への批評〉
 班ごとにイメージマップをつくることは、児童にとっても楽しそうだし中国から様々なものに発展できる可能性を秘めていると思われるのでよいと思う。だが、イメージマップは、想像力がある限り無限に続くものと思われる。ゆえに、イメージマップには完成がないので、「2時間目の完成したイメージマップを~」と言うのはできない。イメージマップを作るのを時間で締め切るのが最善だと思われる。また、グループでイメージマップを作るのであるから、それを見て個人で疑問を考えるのではなくて、班でも疑問を考えて意見を出しあった方がよりよいものになるのではないかと思う。近所中国人にインタビューする発想はよいが、中国は土地が広く日本よりも遥かに国内での文化の違いがある国家であるから、その点に留意して
インタビューを行うべきではないかと思う。
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<ミカヅキモ>班

ダリ班
・実際に中国人をよんでお話を聞くのはいいと思ったが、よぶことはやはり大変なのではないかと思われる。児童の親に中国人の方がいれば頼みやすいと考えられる。
・最初にイメージマップを班で作っているのに、それを見ながら個人で疑問を考えるというのはどうなのかなと思われた。どうせなら、議論しながら質問を出し合った方が発展的な質問もでるだろうと思われる。
・導入の時点では、中国人の方をお呼びして開くのは質問会であるように思われる。しかし、これからの展開で、触れ合ったりしてとあるが他にも何か行うのか疑問に思った。
・新聞形式にまとめ、冊子にして配ることで、子供たちだけでなく親にも興味を持たせることができるかもしれないので、それはとてもいいと思う。
・これからの展開で、再びイメージマップを作成し変化がないところはこだわりとして調べるとあるが、おそらくイメージマップは変わるというより前に出た物を前提として増えていく形になると思うので、変化のないところがほとんどになってしまうと考える。また、イメージマップは抽象的な言葉も多く出てくると思うのでそこから疑問をだすのは難しいと考える。

ミュシャ班
・テーマに、外国と日本のかかわりに気付きとあるが、この授業では違いは見いだせても二国のかかわりに気付くことは難しいのではないかと思われる。
・導入の1時間目から2時間目が少し飛びすぎではないかという印象を受けた。1時間目でカレーについて意見を出しているのに2時間目で7つのテーマについて取り扱うのはすこしもったいない気がした。
・インドのカレーについての子供たちの知識がどの程度あるのかわからないが、あまり知識がない時点で話し合いは難しいのではないか。また、教師自身もあまりよく知らないだろうから、材料はわかっても子供の味覚にあうカレーを見つけるのは難しい気がした。
・どのインドカレーを食べたいか決めるのなら、そのカレーを食べる地方について調べたりしてもいいのかなと考える。
・まとめの段階が班ごとに発表して終わってしまっているため、発表を聞いておわりではなく、各班の発表を聞いてさらに他の班のテーマも分析・検討していけたら良いと考える。
・違いを知るということが国際理解なのかというそもそもの疑問を感じた。
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<T2ファージ>
『ダリ班』への批評
まず、国際理解として、中国を取り扱う理由がいまいち、はっきりしていなく、小学生がなぜ中国について学んでいくのかが明確ではなかった。小学生に説明するとき、もう少し詳しく説明をしていくべきではないかと感じた。また、発表では文化という言葉を多用していたがただ文化という言葉を使うのでは、小学生はよく主旨が解からりづらいので、具体的に何についてを調べるのかをもっと明確にするほうが良いと感じた。また、その他として、「近所の中国人を招く」とあるが現実問題、それは難しいのではないだろうか。私の周りには小学校から大学まで外国人はいたが中国人はいなかった。近所に中国人がいる環境はある意味ではとても限られている環境だと考えられ、小学生全員には当てはまらないのでもう少し具体的に例
を示すべきではないか。例えば海外交流センターや市役所などに協力してもらい中国人を確保しておく必要があると思う。


『ミュシャ班』への批評
授業の展開としてクイズ形式を取り入れるのは生徒には無理なく参加でき、とても良い授業形式であると思う。今回の、テーマが『カレーの故郷を知ろう』ということでインドについて調べさせるという点はとても良いと思う。しかし、国際理解というテーマからはずれてはいないが、調査の主旨がインド(海外・国)ではなく、カレーという食物に中心が行ってしまい、国際理解とはなかなか言いにくくなってしまうのではないかと感じた。もし、カレーを通してこの授業を展開していくのであれば、教師が生徒の調査の対象がカレーやスパイスなどの食物ばかりに行き、国についての調査がおろそかにならないように、教師の誘導も必要になって行くのではないかと思う。このまま授業を進めてしまうと、社会科というよりは家庭科と
して扱っても問題無くなってしまい、わざわざ社会科として扱う理由が薄れていってしまうのではないかと感じた。
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『国際理解』導入部授業案批評*美術3班

横尾班

ミュシャ班についての批評
はじめはカレーから関連して考えていたのに、いきなり二時間目で宗教や民族、農業などの新しいテーマが提示されていて、これでは小学生は分かりづらいのではないだろうか。「カレーを調べたのはなんのため?」となってしまうのではないかと感じた。しかも「カレー→宗教・民族など→カレー作り」と、授業を進める上での流れが悪く感じる。なので、宗教などのテーマを扱いたいのであれば、せっかくカレーについて調べたのでカレーと絡めて扱い、テーマが途切れないようにするべきであると思う。
カレー料理を作るのなら、もう少しカレーについて調べる時間をとってもいいのではないだろうか。時間配分にもう少し工夫が欲しいと思った。
最初のクイズの時間で、日本のカレーについてのクイズを出すのではなく、香辛料の写真を子どもたちに見せ、「この材料でどんな料理ができるのか」という問いのほうが子どもたちも驚くし、日本とインドのカレーの違いに気づけるのではないだろうか。
インドのまとめで国際理解とは何か、と子どもたちに問いかけたり、あるいは投げかけたりするのは早いのではないか。インドのことだけで国際理解の結論を出すのは早い。

ダリ班についての批評
「人からの学び」というのは「地域との関わり」との関連もみられ、工夫されていてよいと思う。他の班にはあまりなかったので、面白いと感じた。
イメージマップを2時間続きでやるのはよくないと思う。途中で終わらせて2時間目にやるとなると、集中力が切れてしまうのではないか。子供たちの関心も逸れてしまうおそれもある。イメージマップという方法自体は良いと思うので、さらに何かしらの工夫が必要である。
授業中の質疑応答にもあったが、「中国人を連れてくる」のは意外と大変だと思われる。近所に住んでいたとしてもインタビューをOKしてくれるかわからない。(日本語が達者なら構わないが、そうでない場合通訳などの手配も難しいのでは?)
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<吉岡班>

●ダリ班
<積極的評価>
・全体の流れはとてもスムーズである。起承転結が出来ている。
・イメージマップは新しいアイデアであり、とても面白いと思った。これを作成することにより、子ども自身が何を考えているのかがとても分かりやすくなると思われる。
・質問会を設け、そのために準備の時間をしっかりと設けているところがとてもよい。役割分担を明確にすることで、生徒一人一人に責任感を持たせることができるし、よい訓練になると思う。
・また、お礼の手紙やインタビューを冊子にしてまとめるのも、クラスの記録として形に残せて良い。

<消極的評価>
・中国の人を招くことは、その地域の状況に左右される。良い案だとは思うが実用性に少し欠ける。近くにそういった機関がない場合の対処の記述もレジュメに加えてあるとバリエーションが増えて良いと思う。
・インタビュー形式で行われるが、子供が中国のことを知る上で本当に必要な内容が得られるのかが不安。ただ子どもの興味のあることのみの質問になってしまっては、多方面から中国という国を知ることは出来ないように思える。


●ミュシャ班
<積極的評価>
・クイズ形式から入ることによって、子どもの興味を引きやすい。レジュメをつくるなどの工夫がなされており、分かりやすい。
・実際にインドカレーを作ってみるという工程によって、子どもの授業への印象づけができているように思う。子どもはカレーが好きであるし、単元に対する食いつきも良いと予想される。
・単元名が簡潔でありわかりやすい。全体的な内容も、カレーからインドの地理・地域に発展し、インドと日本の関わりを学ぶという流れであり、理にかなっている。
・インドについての発表の際も、子どものチャレンジ精神を潰さないという配慮のもと、あえて形式を決めなかったのは面白いと思った。

<消極的評価>
・インドカレーと日本のカレーを子どもに比較させる事項があったが、子どもの知っているインドカレーに関する知識はあまりないように思える。実際、一口にインドカレーと言っても様々なものがあり、また私たち大学生でもそれに関する知識は豊富とは言い難い。前情報をきちんと入手させてから検討させたほうが、発展させやすいように思われる。
・講義中にも指摘があったが、二時間目のグレープ活動のテーマが一時間目と離れすぎていることに違和感を感じる。しかし、インドのカレーからこのような内容に発展するのは望ましいと思うので、二時間目の内容を発展へと回し、インドカレーの実習は流れを見て、一時間目の続きに行うのが良いと思う。
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<ロラン班>

【ダリ班】
積極面
・「イメージマップ」は新しい感じがして良いアイディアだと思った。生徒も作る過程を楽しむことができるはずだし、視覚的なものなので、関係性(関連性?)も生徒が理解する上で役に立つと感じた。

・イメージマップに関して、二回イメージマップを作る作業があるが、一枚作るのに30分程度はかかると思われるので、二回目(生徒が自身の変化に気づく材料となる重要な作業であると思われる)の際に、飽きてしまい、内容の伴わないイメージマップになってしまうのではないか、と考えた。
消極面
・ダリ班の人に質問の時間に答えてもらったが、中国人の方はどこからきていただくのか、ある程度具体的に(「例えば埼玉県の○○市なら△△センター」くらいは)記述しておくとよかったと考える。
代案
・上記に書いた「例えば」くらいでもプリントに記述しておくとよかったと思う。

【ミュシャ班】
積極面
・「カレー」という生徒が興味を持ちやすそうな観点からインドについて触れていくやり方は良いと思った。
消極面
・1時間目で「カレー」2時間目で「宗教・民族・農業・水産業・畜産・気候風土・貿易」「カレー」という流れはちぐはぐしているという印象を受けた。折角「カレーから発展してインド全体へ興味を持たせる」という意図があるのにうまく機能していないと思われる。
・メモをしながら発表を聞くということをぼんやりと計画していたが、あいまいなものにならないためにも、「メモを授業が終わった後に先生に提出してもらいます」などといって、生徒にメモの質を高める意識を与えておいたほうが、発表を聞く姿勢を育てるためのメモとしてうまく機能してくれるのではないか、と考えた。

・生徒の発表に関して、自由な発表をとらせるということであったが、恐らく多くの生徒は自由な発表に関して漠然としすぎていて、発表をまとめることが出来なくなったり、発表の手段を考えることだけに意識がいってしまう可能性が考えられる。そうならないためにも、発表形式は教員が基本的なものを示し、もしも何か変わった手段で発表を行ってみたい、という児童がいた場合は、その発表を教員が手伝って実現する、ということ最もよい手段ではないか。
代案
・授業の流れを変えてみる、授業の内容を一部変えてみる、等々、生徒の頭の中が「インド=カレー」とならないように工夫する必要があると感じた。

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<ミュシャ班>

■ダリ班への批評
・イメージマップを作るというのは児童が自分の中国に対するイメージを、視覚的に確認できてよいと思いました。
・自分たちでただ「調べる」だけの授業ではなく、実際の中国人の方々との交流をもつ機会を取り入れているところが良いと思いました。
・中国の方から話を聞くというのは、その人の年齢などによってお話が全く変わってくると思います。児童がどんなことを聞きたいかを明確にして、それに対して解答のできる人を選んで来る必要があるように思います。
・一時間目のはじめのなぞなぞは難しすぎて児童が戸惑う可能性があるため、導入としては「漢字はどの国で生まれたでしょう?」などのシンプルな質問のほうが適切だと考えられます。
・児童の知識はダリ班自身がプリントで挙げていることぐらいだと思われるので、マップ制作にそこまで多くの時間をかける必要はないと考えられます。
・在日中国人と交流するのであれば、形式的なインタビューで終わってしまってはもったいないので、深い交流の場にするため、児童側からも日本の伝統文化を紹介するなど、児童主体のなんらかの「もてなし」を企画するとなお良いと考えられます。

■ミュシャ班の自己批評
・やはり調べ学習のテーマに関してもっと前回の授業との関連性を明確にし、授業の流れを見直したいと思います。
・この導入部には配慮に欠ける点が多いので、直したいと思います。特に、カレーからいきなり宗教等の難しいテーマでのグループ学習を始めることに児童が困惑する可能性が高いので注意したいです。
・調理実習に対する配慮も足りなかったように思います。特に家庭科の調理実習で生の肉や魚が使えないということを初めて知ったので、今後は気をつけたいと思います。
・この導入案には3時間程度必要という意見をきいてなるほどと思いました。
・教師が児童の感想をうまく引き出すことも大切だと分かりました。
・魅力的な授業を作っていくことは大変だと感じました。常に自分が社会の出来事に興味を持ち、アンテナをはっていかないと魅力的な授業にはならないことを実感しました。

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ダリ班(自己批評)
・イメージマップの内容だけで変化を感じるのではなく、広がり方や作業時間の長さなどを通して変化を感じる。
(また、その変化は子ども自身だけでは気付かないので、教師からの支援をしっかりと行うように配慮したい。)

・導入は導入であるべきという考えで、その後の展開への繋がりを強く意識した授業案にしたが、時間配分についての配慮が感じられない。そのために子ども任せになっている部分がある。その後の学習の内容の質に大きな差が出ると思う。
・どこから中国人を連れてくるのかということは、指摘されるまで意識するほどの考えが無かったと言える。学校と地域の関係も考えた上で計画を立てるべきだと思う。
例えば、留学生のように一時的に日本にいる中国人なのか、生まれも育ちも日本である中国人なのかというのは大きな違いである。
・宿題にする、ということをあまりしたくなかったが、意識させるという点では宿題(授業時間外の課題)があっても良かったかもしれない。


ミュシャ班
・視覚だけでなく、味覚・嗅覚・触覚でもインドと日本の違いを感じさせ…という観点は良いと思う。

・特に1時間目の導入に見られるが、対象学年に比べて内容(発問)が幼いような印象を受ける。発問が先行しているためにそう感じるのだと思われる。
・誘導するのは疑問である。誘導せずとも、自然に流れが出来ると思う。
・インドカレーを作る際に子どもの味覚に合うカレー、とあるがそれではインドカレーを作る意味がない。既知とのギャップによって、印象がより強く残るのではないか。
・上の事から感じることは、子どもに寄り過ぎている(子どもが不自由ないように、というような過剰な配慮)からだと考える。
・カレー→調べ→カレーという流れは、前後の繋がりが断ち切られるようで、それぞれの良いところがうまく生かせない気がする。
・日本とインドのカレー比較→インド内のカレーの比較について、日本のカレーはインドのカレーを受けてのものであるから、同列に扱うのは違う気がする。途中で分かりやすくするための比較として提示し、日本の文化について理解を深めるという扱いの方がいいと思う。
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2010年8月5日木曜日

「マスコミ」導入部分授業案批評*家政

<3LDK班>

・ミカヅキモ班に対する批評

児童の1番身近に存在するメディアである「テレビ」から導入に入るアイディアは良いと思うが、導入でテレビやCMのことばかり触れてしまっており、そこから他のメディアであるインターネットや新聞など、マスコミ全体につなげるのは大変であり、展開へのつながりが少し無理やりである印象を受けました。この授業を展開していく意図や理由があやふやで、この導入から教師が児童に学ばせたいことが理解できませんでした。

この指導案に書いていないだけで、皆さんが考えていることがあるのかも知れないのですが、児童の身近なメディアから触れるというアイディアはそのままで、そこからどんどん話題を広げ、マスコミ全体への興味を引きだすような導入を展開すると、より良い指導案になると思われます。

また、あ、児童にとって知識が少ないと思われるなら、この導入の最後の時間に、今まで学んだテレビ報道の特徴・目的を、教師がまとめることを盛り込み、児童が得た知識を再確認し、整理するという活動を入れると、児童もわかりやすいと思います。

・プリズム班に対する批評

マスコミという単元は、小学生である児童にとってはあまり身近とはいえないことを十分考慮しており、1時間目で、教師がマスコミとしてあげられるものの例をあげているのは良いと思いました。マスコミでもっとも児童の身近な場所にあるテレビやCMだけではなく、他のメディアにも触れることで、幅広く無理なく、展開につなげていけるのではないかと思いました。しかし、全体的に調べ学習を多く取り入れた導入となっており、これは児童の積極性・意欲が求められる活動です。だからこそ、難しいことだとは思われますが、導入の1時間目でもう少し児童に「マスコミについて調べたい!知りたい!」と思わせる活動を取り入れられたらもっと良い指導案になるのではないかと思いました。

全体的によくまとめられていたと思いました。

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<しゃもじ>

ミカヅキモ
授業の<展開>に「マスコミ全体について考える」とあるが、「マスコミ」とはどのようなものなのかを大まかに知っていたほうが、CMに関して学ぶ時も、CMがマスコミのどのような位置にあるのかが分かりやすく良いのではないかと思う。
授業計画の1時間目の学習活動がやりたい事の羅列になっていて、授業の流れがないように見えてしまった。ただの羅列ではなく、導入から展開まで1つのことを軸に、そこからうまくつなぐと、スムーズな授業展開になるのではないかと思った。
ワークシートの「CMを調べよう!」や「提供を調べよう」では、CMやスポンサーを表示する短い時間の中で、回数や、スポンサー名・会社名、商品名などを記入するのは大変だと思う。また、書くスペースが狭かったり、ごちゃごちゃしていたりして、使いにくいと思った。もう少し調べる内容を減らして、ワークシートをすっきりさせると良くなると思う。それと、私の友達にはテレビ全く見させてもらえない子がいた。そのような子どもたちにはどのようにして対応していくかが知りたい。
全体的に見て子どもたちを中心とした活動、特にグループワークが充実しており、最後にまとめも入っていたのは良かったと思う。

プリズム
ミカヅキモ班同様、CMを調べてくる宿題を出していたが、テレビを見させてもらえない子どもに対する指導はどのように行われるのか知りたい。もしかすると、教師側から1班は4チャンネルとか決めて調べさせたほうが、そういった子どもたちへの対応もできるし、班作業をやるときも共通点などを見つけやすいのではないかと思う。
「お父さんお母さんが最近気になるニュースを1つ聞いてみよう」というのは、保護者の協力も得ていて、学校での学習活動が家庭にも伝わるので良いと思った。ただ、私の小学校では、朝の会に日直が「今日のニュース」ということで自分の気になったニュースを発表していたので、ニュースを調べてくることはそこまで難しくないのかなとも思った。ニュースに興味を持たせたいなら、自分で1つ気になったニュースをテレビや新聞、インターネットで調べても良いと思う。そこでテレビや新聞、インターネットにふれることで<展開>の部分で情報の比較や、信憑性にもつなげられるのではないかと思う。

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<フライパン>
【プリズム班】
―積極的に評価すべき点―
・マスコミという難しい単元であるが、導入部の内容に無理がなく、児童もスムーズに授業に入っていけると思った。
・身近な例をあげることでより楽しくて興味を持てる導入ができると思った。
・次の時間にやる内容をふまえてしっかり宿題を指定している。
・生徒のよく知るCMから授業を展開させる=興味関心を得る。
・予想される児童の反応と留意点が生徒目線で書かれている。
・CMからニュースへという展開の順序が適切だと思った。
・どんな内発的問いを挙げることをめざすかが定まっていて、授業展開がしやすいと思った。
―改善すべき点―
・宿題をしっかりと考えて用意してあるのは良いが、CMを取りあう際に宿題で、「どの時間帯に見たのか・会社はどこか」を調査する必要性がいまいちわからない。
・CMとニュースの展開授業を計画したのはいいが、まとまりがなく生徒は何のために調べたのかを理解しにくいと思う。


【ミカヅキモ班】
―積極的に評価すべき点―
・身近な話題から授業に入ることで生徒も理解しやすい。
・グループ活動をたくさんとりいれ、意見を気軽に共有できる。
・ワークシートを作成してくれてあり、授業の展開が頭にスムーズに入ってきた。

―改善すべき点―
・テーマが難しそうで、何を学ぶのかが理解しにくいと思う。
・理解しやすいのは分かるがCM・テレビにかたよりがあると思う。
・導入の1時間ごとにやる内容を詰め込み過ぎていて、生徒がすべてをこなせるかに不安が残る。
・その後の展開の一つ一つが大きくて、つながりがみられない。
・ワークシートに記入する内容が非常に細かいので3種類を調査するのは大変だと思う。
またワークシートの意図を理解して記録することは難しいのではないか。
・マスコミのデメリットをしっかり理解させた上で取捨選択することの重要性を教えた方が良いのではないか。
・1時間ごとの計画の流れをきっちりと決めてあるのはいいが、無理やりその流れをつくったり型にはめてしまうのはよくないと思う。
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<ペクチン班>

・ミカヅキモ班
 メディアの情報操作についてという着眼点はとてもよかったのではないかと思う。
 しかし、単元の目標やテーマが情報の取捨選択ということであるのに対し、その導入部分として取り上げたCMに関する目標やテーマとの関連性があまり感じられず、結局ニュース番組などの番組本体の話に移ってしまい、そこで情報の操作などについての話をするのであれば、3時間もかけてCMについて取り上げていく必要性はあまりないのではないかと思う。しかし、子どもたちが興味・関心をひくものとしてのCMからの導入はとてもよかったと思う。もしやるとするならば、第一回と第二回の授業のテーマと宿題をもっとコンパクトにまとめ、グループの中で見る番組の種類や時間帯を決めて提供会社とCMの放送回数などについて調べていけばよいのではないかと思う。そして、興味を引くために番組はどんなことを工夫(=操作)しているのか、という点に焦点を当てて子どもたちが考えるための時間を多く確保し、展開へとつなげていけばいいのではないかと思う。

・プリズム班
 メディアの導入についてCMなどの身近なものから取り上げていくという方法は良かったと思う。
しかし、授業の導入部分がまず3時間確保されているが、その3時間のつながりがあまり見えなかった。授業のつながりにもう少し工夫があるといいのではないかと思う。特に2時間目と3時間目においてCMとニュースについて軽く触れ、展開で取り扱っていくとあったが、ここで2つのつながりが記述されてなく全く分からない。2つの項目を何のつながりもなく取り上げていてはあまり意味がないと思う。展開で、メディアの役割や工夫などについて触れていくのであれば、まず子どもたち自身がみんなに教えたい事(学校内のおもしろい発見や楽しかった出来事、興味があれば何でも可)を実際に調べ、事実と感想、意見をCMとして短時間にまとめ、デジタル機器を活用し工夫して発表するという方法もいいのではないか。そこか
ら、メディアの工夫や役割などの展開部へとつなげていけばよいのではないかと思う。宿題に対する問いかけなどだけでは受け身の授業となってしまい、子どもたちの自発的な学習に繋がらずあまり良くないと思う。出来る限り、子どもたちが自分の内面から疑問や問題点を感じられていく授業が有効的であり、大切ではないかと考える。
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<ビタミンA>

ミカヅキモ
児童に身近な存在であるTVのCMを教材としていて、児童の興味・関心をしっかりとらえて、さらにそれを引き出そうとしていてよい。また、バラエティ番組だけではなく、その中にニュース番組を取り入れるのは現在の社会問題に関心を向けさせる意味でも有効である。
3時間目のまとめで宿題の共有からCMについて考えていくのは良いと思うが、ニュース番組の内容に踏み込み、「少し大げさに報道する」というのは宿題の意図からずれているように思われる。また、CMを見て気づいたことを考えさせるときに、「NHKはCMないね」などと児童が気づき、疑問を呈することもありうるだろう。そこから授業展開するのも一つの手であると思う。

プリズム
マスコミの中でCMを取り上げるのは児童が最もとっかかりやすく、良いと思う。
各時間が、活動(展開)で終わってしまっていて、まとめがないため、教師が伝えたいことが伝わっていない気がする。⇒「まず先に<マスコミ>とはなにか、を伝えなければいけないと考える」といっていたが、この導入ではマスコミの本質に触れられていない。2時間目でCMは何を伝えたいのか、とあるが、プリズム班がどのような反応を期待しているのか、また、どのようなことを気づかせたいのかがわからないので明確にしてほしい。導入をもとに展開ではどのようにニュースの信憑性を考えていくのか補足があるともっと良かった。
展開の構成だが、情報の選び方からものの買い方にまでつなげて、より実践的な内容にするのはどうだろう。その中でネットのマナーや危険性について指導するのが有効ではないだろうか。

「マスコミ」導入部授業案批評*美術

<ミュシャ班>

■ミカヅキモ班
・CMに着目し、それからテレビ番組の成り立ちを理解させてゆくと言う展開が面白いと思った。しかし、それらのメディアの構造や情報操作についてこの時間だけで興味をひかせるのは難しい。3時間目の授業での教師による発問がとても重要になって来ると思った。また、宿題で番組を2つ3つ見るというのは多すぎる。また提供している会社名を書くというが、テロップでそれらが表示されるのは一瞬のことであり、とても書ききれない。
・1,2時間目に3時間目のようなまとめの時間がないことが気になった。宿題の説明のみで10分もとるのであれば、少しの時間でも良いので今回の授業で行ったことのまとめを教員がするべきである。
・児童らが興味を持てるような授業の導入を考えていて良いと思う。

■プリズム班
・児童の反応が細かく記載され、展開がわかりやすかったのが、よかった。しかし、2時間目のCMについての授業と3時間目のニュースについての授業との間に、もっと関連性をつけたほうがよいと思った。
・1時間目の活動内容が曖昧だと思う。マスコミ全体を紹介するのか、児童の話題に反応し児童の興味のある話題について触れるのかどちらかに絞らなければ授業が進まない。
・2,3時間目の授業の班活動の「かぶるものがでてくるので班長にまとめさせる」という活動が気になった。あらかじめプリントを配ってみんなで意見を出し合って、それぞれのプリントにまとめたほうがあとで見直すことも出来るし良いと思う。(教師がみんなで活動するという環境を作るべきだと思った。班長が活躍しすぎてしまうと、作業分担が偏ってしまう。)また、班の代表者のみに発表させると、発表する児童が限られてくる可能性がある。ランダムに当てるなど工夫した方が、たくさんの児童が発表できる機会が増えると思う。
・マスコミを授業で取り上げた上で、インターネットのマナーを学ばせることは有効だと思った。
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<ムンク>

ミカヅキモ班への批評

・予想される反応が固められすぎていて、柔軟に対応しづらい
抑えるべき反応だけはしっかり抑えるようにして、あとは全体の反応をぼんやりと予想する程度の柔軟性があってもいいと思う
・指導案の作りこみ自体はとても良いと思った
・テレビ関連は子供たちが入り込みやすいので、テーマの設定としてはとてもいいと思った
そこから他のテーマに発展させやすく、導入の形としては理想的だと感じた


プリズム班への批評

・同じ形で違うモノを調べて発表する、という繰り返しの構図で、生徒としては分かりやすくスムーズに調べ学習ができる内容で良いと思った
・ねらい、内発的な問いの立ち上げ等、細かい前提がとてもしっかりしていて、概要がつかみ取りやすい良い授業案だった
・ニュースに興味を持たせることで、他の媒体に発展させやすい形になっているのが良かった


両方の班に言えることなのだが、ラジオがメディアの中に含まれていないのが不思議だった
情報源としては信憑性が比較的高く、AMラジオは特にメディアとしても独立しているためテレビや新聞に比べ特色が強い
スポンサーがつきにくいほど、利潤が第一でない自由な報道をしている番組もあり、情報源として他のメディアと比較するにはうってつけである
小学生にとってはいささか敷居が高いかもしれないが、テレビの無い時代はラジオと新聞が情報源として中心であったはずであり、子供にとって難しすぎるということはないだろう
選択肢のひとつとして考えてみるのは十分面白いはずである
そこらへんはどうなのだろうか
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<横尾班>

ミカズキモ班
・インターネットや新聞の話が今後の展開や児童とマスコミの関わりなどで出てくるが、授業内容にはまったくでてこないので要らないのでは?必要ならばもっと絡めるべき。
・展開からずっとCMの話をしていたのに3時間目の最後でいきなりニュースの話が出てくるのは何故か?
・「CMを流す代わりに資金を提供している」というのは児童自身には難しくすぐには導き出されない問題であると思うので、先生が教えるのか、児童たちに思い立たせたいのならもっと時間をとるべき。
・まとめが「情報を鵜呑みにせず取捨選択をすることの必要性に気付く」とあるが、授業内容と関係があるとは思えない。この授業内容からの発展性が感じられない。(この内容だとただ「みんなでTVをみよう」程度であると思う)
・宿題ではなく授業内でやってもよいのでは。(今はどこの教室でもTVはあると思うので)
・宿題に「CMを調べよう」と「提供を調べよう」の2つがあるが、2回やる意味は何か?提供を調べようでもCMを記録するのなら提供を調べようだけでもいいはず。

プリズム班
・1児童の持っているマスコミについての知識の中の「児童がインターネット・テレビを使用するのは…中略…アニメやお笑い番組を見るときのみだと思われる。」というところが、児童の実態を把握できていていいと思う。
・3どのような内発的な問いを立ち上げることを目指すかの中の「(また実際にインターネットを使用する児童は少ない。)」とあるが、実際多いのではないか。調べ学習で使用したり、自宅へのパソコン普及率も増えているので、普段から利用している児童はいると考えられる。
・4導入部分の指導案で、1時間目と2時間目は一緒にしていいと思う。授業案の提案としては、45分授業と仮定しては以下のようにすればよいと思う。
5分  導入
10分 CMの話題で話を盛り上げる(1時間目の内容)
5分  ワークシート(1時間目に出される宿題)
20分 班で話し合い(2時間目の内容)
5分  まとめ
・第二ステージからあまり発展がない。「授業案があればメールで送ってほしい」と言っていたが、そこを考えるのが第三ステージではないのか。
・導入と発展の間で、ほとんど変化がない。内容が似ている。長い時間をかけてまでやる必要はなく、短い時間で済むと思う。
・内発的な問いが浅い思う。「マスコミの役割とは何だろう?」というのは辞書で調べればわかる。(大衆伝達。不特定多数の大衆(マス)に大量の情報を伝達する社会的伝達手段の一種。転じてマスコミュニケーションにおいて情報を発信する側となる機関。)結局、「マスコミは情報操作をしていて、それがいきすぎるとよくない。私たち大衆はそれに扇動されやすいから気をつけなければいけない。」というようなことを教えるのであれば授業として成立するだろうが、この指導案だと何を教えるのか明確でない。

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<ロラン班>

【ミカヅキモ班】

積極的に評価できる点
・「マスコミ=記者だと思っている」というのは鋭い指摘だと感じた。

・導入として、子どもたちが興味を持っているテレビ番組などの話題から入るのは、子どもたちの関心を持たせることに良い効果が見られると思う。
消極的な評価の点(疑問に感じたところなど)

・宿題の内容が難しいように感じた。一回15秒ほどのCMの制作の会社などを瞬時に書きとめ、回数まで調べられるだろうか。ビデオで撮ったり工夫もあるだろうが、やり方をもう少し工夫する方が良いのではないかと感じた。

・家庭の事情等でテレビなど無い、または禁止されている子どもの対処を考える必要がある。
・経済的に余裕のない家庭の子どもに対する配慮が足りないと思った。(テレビがない等)…代案1へ
・NHKは提供、CMがないことへの指示はしなくて大丈夫なのか疑問に思った。代案2へ
【代案】
1、学校の何かしらの設備を利用させるか、もう一つ別の課題を用意する等、配慮する。
2、ニュースでもNHKは提供、CMがないことを補足説明する。
【プリズム班】
積極的に評価できる点
・児童があまり触れなさそうなニュースに関して、保護者の方の協力を得るというのは良いアイディアだと思った。

・興味を持ったCMから、そのCMが何を伝えたいのか考えるという発展は良いと思う。
消極的な評価の点
・経済的に余裕のない家庭の子どもに対する配慮が足りないと思った。(テレビがない等)…代案1へ
・「児童がインターネット・テレビをメディアの情報源として使用していない」というのは違うと感じた。

・最近気になるニュースを取り上げるのならば、それはテレビではなく形として残っている新聞を持ってきたり、切り抜いた方が授業として効果的ではないだろうか。

【代案】
1、学校の何かしらの設備を利用させるか、もう一つ別の課題を用意する等、配慮する。

2、今後の展開として、同じ事件を、各新聞社の記事や報道番組の内容を比較して、どうして取り扱い方が違うのか、違うのか考えさせるのも良いと思う。

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<吉岡班>

<ミカヅキモ班>
▼積極的意見
・CMは子どもとの繋がりもあり、興味を引きやすい教材であると思う。さらに、マスメディアの特徴が顕著に見られるため、分かりやすい。
・1時間目にテレビに関する話題を取り扱うポイントが的確であると感じた。『おもしろいCM』を聞くことで興味を引くことができ、子どもたちとのCMに対する感想を共有することで子どもの様子を伺いやすい。
・CMおよび提供の調査が、その後のニュースの話題の伏線になっているのは、展開としてとてもなめらかであり、分かりやすいと感じた。また、ワークシートの見本が用意してあるので、授業が具体的に見えてくる。

▼消極的意見
・宿題のCMおよび提供に関する調査には、もう少し工夫が必要であるように見える。宿題が出された翌日に社会の授業がある場合、子どもたちは宿題のために一日に1時間以上もテレビを観なければならない。これは少し無理があると思う。また、テレビをあまり観ない(家庭においてあまりテレビを観ることができない)子どももいると思うので、配慮が必要である。
・最後にニュースの誇大広告性への繋がりが少し甘いように思う。CMの広告の方法から、マスメディア全体の戦略へと繋げるには、CMについてのみの伏線かはられていない。他のメディアに関してももっとアプローチできるはず。たとえばバラエティ番組における効果音(拍手、歓声)などに触れると、もっと分かりやすかったように思える。


<プリズム班>
▼積極的意見
・あまりニュースに興味を持っていないという児童像から、保護者の協力を得て少しずつニュースにふれさせようというのはいい考えだと思う。これによって身近な大人の関心事を知り、子ども自身もそのニュースに興味を持ちやすくなるという効果が期待できる。

▼消極的意見
・単元の導入であるから、内容が紹介という形式になることはうなずけるが、その紹介や調べ学習における実りがない。学習をする際、特に導入では、教師は子どもにある程度の目的や意義を説き、調べ学習を通して何をさせたいのか明確な目標を持たせなければならない。今回の授業案では、児童に思考を促すだけで、結果どのように生徒に考えさせたいのかが不明確であるように思う。
・導入以降具体的にどのように授業を展開していったらよいかがわからない、と授業中に言っていたが、それではなぜこのような授業案を作成したのか。授業案を作るうえで展開以降は考えてほしいなどとはあまりにも無責任であると思う。導入とその後の展開をバラバラのものとして捉えるのではなく、もっと授業全体の流れを意識すべきである。そのためには、導入部分のねらいだけではなく、単元全体の「単元目標」が必要である。
 


ミカヅキモ班

CMという子どもが興味を持ちやすい点に注目したことは、良い点である。

・CMの比較は、バラエティ番組とニュース番組でやるよりもまず、国営放送と民間放送での違いと言う方が分かりやすいと思う。
・今後の展開として、「テレビ報道は経済目的が含まれていることを知り、自分たちの取るべき行動を考える。」とあるが、具体的にはどういうことが挙げられるのか。
・展開において、テレビ番組の工夫に注目するのはテーマと少しずれる気がする。
・CMから提供などを読み取ることは、なかなか難しいことであると思う。
・宿題の番組を見る数が多いと思う。しかも、一本30分という制約があるので最高で90分もテレビを見させることになるが、それは現実的に可能であるか。
・純粋にテレビを楽しめなくなる子どもが出てくる可能性がある。
・提供とCMの会社が同じという点に気付かなかった場合は、こちらで示すのか。

プリズム班

ミカヅキモ班と同様に、CMという子どもが興味を持ちやすい点に注目したことは、良い点である。また、マスコミの役割を知ってから、インターネットに移る段階は良いと思う。

・導入がただのお喋りで終わってしまう可能性がある。盛り上がったまま収拾がつかない場合の想定はしているのか。
・2時間目から3時間目への展開が、無理やりである。宿題がそれまでの学習と関連性がない。
・「CMはわたしたちに何を伝えたいのでしょうか。」という投げかけは、あまり適切でないと思う。問題が広すぎてどこに子どもが着目すべきなのか分からない。
また、展開につなげるというがその疑問に対する考えをそこまで保ち続けられるのか疑問である。ノートなどにまとめたりするのか。

展開の授業案について
・テレビのニュースと新聞記事を比較してみる というのを展開の段階で行ってよいと思う。
・もしくはインターネットも加えてそれぞれのメリットデメリットについて考える という、マスコミの伝達手段に注目していくのも良い。

「マスコミ」授業案導入部批評*理科

T2ファージ

◎ミカヅキモ班への批評
『テレビ報道は経済目的が含まれている』ということを伝えるための導入案であったが、“CM”と“テレビ報道”の扱いを一緒にしてしまうのは問題があるように感じる。なぜなら、CMはそもそも経済目的として作られたものであり、テレビ報道は経済目的が主ではないと思うからである。子どもたちに最も身近なマスコミとして、一番初めにCMに目を向けたのはよい視点であると思うが、先ほども述べたようにCMはマスコミの中では特殊な存在であるので、ここからマスコミについての授業を展開していくのは困難である気がする。そのため、マスコミについての授業に入る前に宿題でワークシートに記述させ、CMについて触れるのは1時間に抑えるべきではないかと思う。また、この班の授業計画だと子供たちはCMとテレ
ビ報道を一緒のものとして捉える可能性があると思うので、其の違いについての説明も行なうべきであるように感じる。
さらに、『経済目的があるから情報操作が行なわれている危険性がある』ということに気づかせることが単元の目標となっているが、これだとインターネットは危険性がないということになってしまうのではないかと思う。確かに経済目的と情報操作の危険性は関連があると考えられるが、それがすべてではないので、単元の目標としては不適切であるだろう。

◎プリズム班への批評
全体的を通して、この授業案は子どもたちが楽しく参加できるということを念頭に置いて作成されたのではないかということが伺える。これは導入部分として非常に大切なことでありよいと思う。しかし一方で、この導入を行なうことによってねらいである内発的問いの「マスコミの役割とはなんだろうという疑問を抱かせること」が可能であるのか少し疑問に思う。たしかに、CMやニュースを注意して見るようにはなるだろうが、目にとまる回数や内容の面白さだけでCM・ニュースの役割を判断させるのは誤解をも招く可能性があると考える。
ここでCMやニュースを取り扱う授業案として、たとえば子どもにも身近なお菓子について,そのとき頻繁に目にするCMの商品と、そうでない商品の写真を見せ、その商品を知っている人数や買ったことがある人数・おいしそうだと思う方といったことを聞き、CMによって自分たちも影響されているということを体感させるというものも面白いように思う。この方法であれば、子どもたち自身に「他にもマスコミによってだまされていることがあるのかもしれない」と思わせることができるのではないだろうか。

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〈ミカヅキモ班〉
まず、マスコミによる報道の選択の必要性について、CMを入り口として、そこから経済目的の経済報道に展開している点について、CMは児童にとっても身近な内容で導入としてはとてもよいと思う。単元の目標が、「マスコミの報道には経済操作があることを知り、情報の取捨選択の必要性に気づく」である。だが、そもそもなぜ取捨選択しなくてはならないのかは、テレビ報道自体、生放送を除いて編集されているという加工のしやすさから起因するものであると考える。なので、まとめを「テレビ局は番組の多くを興味は番組の多くの内容を多くの人が興味を持つように工夫(操作)している」だけでなく、テレビ放送は加工・編集されているものがほとんどであるという、もっとテレビ報道の本質に迫った内容にも言及しているとよりよ
い授業案になると思われる。また、テレビをつくるためには資金が必要であり、番組制作の目的が、よいテレビ番組をつくるのではなく、資金を得るためのテレビ番組をつくるということに陥りやすいことにも触れることができれば尚更よいと思う。


<プリズム班の発表に対して>

マスコミを取り上げる上で、児童に取り組みやすくなるために、導入でCMからはいるという工夫が今までの第一、第二ステージで発表をおこなったグループになかった発想でよかったと思う。さらに、教師が一方的に授業をするのではなく、児童からマスコミについてひきだし、CMをみて調べさせて、それを班ごとに話あい、まとめ発表させるという、児童中心の授業を展開していてよいと思う。ただ、テレビを中心に考えていこうとすると、どうしても決まった時間に見なければならないので、時間的制限がなかったり保存したりすることがたやすい新聞を中心にかんがえていくのもよいと思う。そうすることで新聞の一部を切って紙などに貼ってこさせるなどすると、宿題をちゃんとやってきているかもわかるし、自分が調べた事ではな
い、ともだちが調べたニュースについても文章があるのでよむことができ、広がりをもつことができると思う。
ーーーーーーーーーーーーーー
<ミジンコ班>

ミカヅキモ班
最も身近にあるマスコミはテレビであり、その導入としてCMを取り上げるのはとてもよいと思う。授業計画がとてもよくできていて感心した。まず、児童が考えるであろうことがよくあげられていると思う。教師の支援に関しても具体的に示してあってよい。
気になる点としては、宿題についてである。ワークシートはとてもよくできていると思うが、テレビに30分以上は集中していなければならないということになる。CM中も気が抜けず、児童の目の健康が心配である。しかし、見る番組の1つはニュースにするという指定をしている点はとてもよいと思う。おそらく、このように指定されなければアニメばっかりになってしまうだろう。いろんな番組を比べたほうがいいと思うので、児童が見る番組がかぶらないように、教師が働きかけるとよいと思う。
最後の展開とまとめに関しては、もう少し内容を濃くしてもよかったのではないかと思う。特に、まとめに書いてある事は、単元の目標を少し変えただけになってしまっている点が気になる。授業計画のクオリティが高いだけに、最後が気になってしまう。

プリズム班
導入について良く考察されており、それがそのあとの授業計画にも反映されていると思う。まず1時間目において、教師が「マスコミとはテレビ・新聞・CM・インターネットです。」と児童に教えることでマスコミが身近であるということに気づくだろう。その週の宿題としてCMを調べてくるというのはミカヅキモ班と同じであった。2時間目ではその宿題を取り上げ、班ごとにまとめるというのは知識の共有になり良いと思う。宿題としてお父さん・お母さんが気になるニュースを聞いてくるということだが、2時間目でニュースについて触れていないので突然すぎるように感じる。宿題の内容に関しては、保護者の協力を得るということなので家族の会話ができて、保護者も学校での様子が少しは見られると思う。3時間目ではその宿題
について取り上げるとしていて、2時間目と同様、少しまとめる程度にしておき、展開について考えられている。展開の授業のポイントとしてまず導入で扱ったCM・ニュースについて述べられていて、発展として同じニュースの取り扱い方を比較するというのは面白いと思った。
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<ピペット班>

第3ステージのマスコミの発表について、まずミカヅキモ班はマスコミの導入として子どもたちに1番近いと思われるテレビを取り上げている点がとても良いと思った。テレビの中でも導入部分としてコマーシャルを調べてくるという宿題を出し、それをもとに授業中にグループで話し合い、コマーシャルから子どもたちに興味・関心を持たせ、コマーシャルを流している会社がその時間帯の番組の提供会社と一緒ということを知るなど、テレビが無料で見ることのできるしくみがわかるようになっていく導入の授業内容であり、良いと思った。しかし、導入の3時間目では、今までコマーシャルについて授業を行ってきたにもかかわらず、いきなりニュースの報道は視聴者の興味を引くために大げさに報道していることを気付かせるという内
容になっていて、内容がかなり飛躍していると感じた。宿題でコマーシャルを調べる際にニュース番組中のコマーシャルも調べるという条件を出していたが、そこからもその大げさなニュース報道になっているということは見えてこないと思うので、番組ごとのコマーシャルの違いを考えさせることのみを導入部分に取り入れたらいいのではないかと思った。

プリズム班もマスコミの授業の導入部分もテレビを取り上げていた。この指導案で気になったのは、導入の2時間目に生徒に出す宿題内容が「お母さんやお父さんが最近気になるニュースを1つ聞いてみよう」とあったが、せっかく宿題で出しているのに生徒自身ではなく、その生徒の両親が関心を持っているニュースを聞いてくるのではもったいないと思った。この授業を機会に生徒たち自身が興味を持ったニュースを調べてこさせたほうがいいのではないかと思った。またこの宿題でマスコミに慣れてきたところで少し難しいニュースを保護者の協力を得て取り上げるとあるが、やはりその前に簡単なニュースであっても生徒自身に興味を持たせることが大切であると思った。

「スーパー」導入授業案改訂版*ニュートン

第3ステージ 《スーパー・コンビニ》  2010715日   発表者:ニュートン

1、テーマ:製品の流通の仕組みと、スーパーと地域との問題

2、単元の目標

  物の流通の仕組みや流れを知る。また、スーパーと商店街など地域での問題を知る。

3、導入部分のねらい

   身近なスーパーから、ものの流通の仕組みなどスーパー単体としてでは無く社会全体としてのスーパーの位置を知ろうとする意欲を引き出す。そのために、普段の生活の中で子どもたちが経験している各店舗で商品の値段に違いがでるという疑問から、展開部分で行う流通経路の違い、仕組み・工夫へとつなげていく。なので、導入部分では主に商品の価格の違いについて考えてもらい、なぜ違うのだろうという気持ちを強く持ってもらうように進めていく。また、身近なスーパーの問題としても、地元でのスーパーに関わる問題を値段の違いや品ぞろえなどの内容からつなげていく。

4、子どもたちの既有の知識と思われること

  ○流通経路のについて

  ・お店により値段に違いがあること    ・物の質や貴重さにより値段が違うこと。

  ・外国など遠くからお店に来ている商品があること。 

  ○地元での問題について

  ・商店街というものについて(都会の学校では知らない子もいるかも知れない)

5、授業計画(導入部分3時間)

・1時間目:コンビニやスーパーなどの店舗による価格の違いや、同じ店舗の同じ商品(野菜等)でも価格に違いがあることを改めて疑問として持たせる。

教師の発問

活動内容

予想される発問と留意点

○まず子どもたちがスーパーやコンビニを日ごろどれくらい利用するのか、そこに何をしに行くのか等を聞く。(15)

○発表してもらったようなスーパーやコンビニに行くという体験を通して、何か感じたこと、不思議に思ったことを聞く。(25)

○宿題として、スーパーやコンビニで同じ商品なのに価格が違うものを何個か見つけてきてもらう

◇一人一人どれくらいスーパーなどを利用するか、そこでどんなことをしたか(どんなものを買ったか)等の体験を発表する。

56人のグループに分かれ、感じたことを出し合い話し合ってもらい、何点かにしぼり班ごとに発表する。

◆スーパーというものについて日常的なことからまずは軽く触れていく。

あまりスーパーに行かないような子でもこの発表により、どんな体験ができるのかを知れるようにする。

◆品ぞろえの違いやお店の大きさの違い、お店の数など様々な意見が出ることが予想されるが、最終的にその中から価格の違いをピックアップする。

・2時間目:価格の差というものが、店舗による違いもあれば、同じ店舗の同じ商品でも違いがあるということ等、様々な価格の差があるということを理解させる。

教師の発問

活動内容

予想される発問と留意点

○宿題として見つけてきてもらったものでも、改めて考えついたものでもいいので、価格が違ったものを発表してもらう。(15)

○この価格の違いを見て感じたことを聞く。(25)

◇どんどん価格の違いを発見した商品を発表する。

覚えていたならば値段やどの店舗かも発表する。

◇前回と同じグループに分かれ、その中で個人が感じたことを各自発表し討論する。

最終的にどんな意見がでたのかを班ごとに発表する。

◆発表してもらいながら、店舗による違いなのか、商品による違いなのかを整理して意見を黒板に板書していく。値段や店舗なども子どもたちが覚えていたら板書しておく。

◆価格の差が大きいと感じる子もいれば小さい感じる子もいる等、感じ方は個人によりそれぞれだと思うので、班に分かれ友達の意見と討論させる。

・3時間目:価格の差が1つ1つの商品でみた場合と複数でみた場合とでは大きく違う事を分からせ、このような商品や店舗による価格の違いに興味を持たせる。

教師による発問

活動内容

予想される発問と留意点

○まず好きな、あるいは良く食べる献立を聞く。(5)

○児童が食事として食べる献立(カレー等)の材料の価格を安いものと高いものとで二種類事前に調べておき、その値段で料理を作った場合での価格の差の合計を計算して出させる。

また、それが一カ月(30)続いたとしたらどれぐらいの差になるのかも出させる。(20)

○算出された値段の差をみてどう感じたかを聞く。(15)

◇発問のような献立をどんどん発表する。

◇教師が提示した二種類の材料の値段により、合計の値段を計算し出していく。これは教師と同時進行で行う。

一か月の合計も教師と一緒に計算する。

◇またグループごとにこの価格の差をみた思った事を討論してもらい、発表する。

◆まずは好きな献立という簡単なものから入り授業の始まりをよくする。

◆最初に様々な献立が出るであると予想されるが、教師は事前に特定の献立の材料の値段を二種類調べておく。献立は計算後差が出やすく、生徒たちの好きな献立として上がりそうなものに工夫する。価格も実際のお店の値段を用いるように注意する。

計算は一人一人にやらせると時間もばらつき計算ミスによる結果の違いも生じてしまう可能性があるため1つ1つの計算を教師と一緒に行う。

◆ここで大部分の生徒に価格の差が大きいと感じてもらえるようにする。それにより、なぜこんなにも大きな差が生じたのかの原因について関心を持たせるように授業をまとめる。

6、展開とまとめの部分について

  展開:ここまで導入で行ってきた価格の違いの原因という関心から、流通経路の店舗

     や商品による違い、工夫などにつなげていく。そして、ものの流通の仕組みを

     と勉強していく。また、品ぞろえや価格の違いからスーパーと商店街など地域

     の問題にもつなげ、どんなことが起こっているのか勉強させていく。

  まとめ:流通の仕組みにより社会全体で見た時のスーパーの立ち位置を、地域の問題

      により身近なスーパーの問題を理解させていく。

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